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2008年7月15日 (火)

教室に照明がない!

地球温暖化防止対策の必要性が叫ばれています。

今まで,文明が進化・発展するということはエネルギー消費量が増大することに等しいことでした。周りを見渡しただけで 自分の子供の頃に比べて 電気製品の多さに驚きます。

この話は なかなか信じてもらえないことですが,私の小学校と中学校の教室には照明器具がありませんでした。昭和30年代(1960年前後)のことです。(先進国の仲間入りの契機となった東京オリンピックが1964年。同年,東京-新大阪間の新幹線が開通。)

今でもそうでしょうが,教室の両側(廊下側と外側)は最大の採光を狙って窓が大きく開いていて,ほとんど屋外と同じです(かな?)。さらに九州なので日没が遅く 蛍光灯を付ける必要がなかったのでしょうか。それでも,1年に何回かは 天気が悪い日に教室内が暗くなり 黒板の字が見えなくなって授業中断がありました。

そもそも 教室に電源がなかったと思われます。教室にはテレビも電動鉛筆削りも 電気を必要とするものがなかったのです。唯一の電線は 校内放送のスピーカー用のものでした。

この事実からだけでも 人類の歴史上,最近の4,50年でエネルギー消費量増大が急速に進んだと想像できます。(無理やりかな?)

因みに,高校の教室の天井には蛍光灯が付いていました。これは 「定時制クラスの授業用だな。」と思っていました。

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