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2008年8月 9日 (土)

AM放送でステレオ音楽を聴く

ラジオで音楽を聴く,と言えば普通には FM(ステレオ)放送のことを考えると思います。

FMステレオ放送は昭和39年(1964年,東京オリンピック開催の年)に全国放送されるようになりました。 FMチューナー,アンプ,スピーカーをそれなりに揃えれば レコードを聴くのと同じようにラジオ放送でステレオ音楽を楽しむことが出来るようになりました。 私が装置を持ったのは 就職して2年目,昭和48年(1973年)のことでした。当時はレコードは値段が高かかったので, 自分で聴くために FM放送の音楽をテープに録音する,所謂,エアーチェックが盛んでした。カセット・テープ・デッキが当然必要でこれもそれなりに高価でした。(私が持っていたデッキの値段は ほぼ当時の月収と同じでした。)

エア・チェックのためには新聞掲載の番組表だけでは不足のため,放送予定曲名,曲毎の時間などを示した番組表を掲載した週刊誌(例えば 「FMレコパル」や「週刊FM 」など)が発行されていました。

ここで本題です。

FM放送が始まる前,ラジオ(AM)でステレオ音楽を聴くことができる番組がありました。調べると昭和29年(1954年)から昭和39年(1964年)まで続いていました。

NHKの その名も 『立体音楽堂』(当時はステレオ放送を立体放送と言ったようです。)といって NHK第一とNHK第二を左右のスピーカーにして放送する番組でした。つまり 2台のラジオを準備して 左のラジオを第一,右のラジオを第二に合わせて音楽を聴くわけです。 音楽開始前に ボリューム調整のための試験音が流れ,「今,右から左に音が流れます。」とか「この音が中央から聞こえるように調整して下さい。」などとやっていました。 如何せん,当時のラジオのスピーカーですから出力も小さいし 音質は満足できるものではありませんでしたが,それなりに楽しんでいました。

又,私が育った福岡では二つの民放(「RKB毎日放送」と 「KBC九州朝日放送」)が共同してステレオ番組を流していた記憶があります。

最近は(と言っても1992年から)民放で 単独局によるAMのステレオ放送が実施されるようになり,専用のラジオが売られているようですが,私は聞いたことがありません。

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