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2008年8月19日 (火)

“シンダイ” って 何大?

世の中には 所属するグループや生活する地域内で使用・通用する略称や符丁があります。それらの中にはそのグループや地域の外で通用するものも稀にはありますが,外の世界では使わないのが常識です。

仕事の世界で 社外組織を交えての会議の席や議事録で 自社内で決めている略称や符丁を使う人が 時々います。このような間違いを犯す人の意識,自分が どこにいて どのような立場なのかの認識がどうなっているのか 理解し難いところです。

最初にこのことを感じたのは 30余年前の就職試験のときでした。試験は初日に筆記試験があり,数日後に筆記試験の合否結果の発表,合格者は面接試験に臨む,というスケジュールで行われ 地方から出てきた学生は 少なくとも筆記試験の発表までは東京に滞在する必要がありました。

いくつかのホテルや旅館を会社が準備し,私は10人ほどの地方から出てきた学生と一緒に旅館に泊まりました。一同に会した夕食のとき 全員の自己紹介(といっても 大学名と名前のみ)を行いました。

そのとき 所属大学を “シンダイ” と言った学生がいました。 東大,京大,阪大などの旧制帝国大学クラスなら判りますが(それでも 彼らは普通,フルに大学名を名乗る。),例え日本にひとつしかない略称でも それが通用するのは せいぜい県内と考えるべきで,県外に出て このような場所で言ってもらっては困ります。少し驚き,少し腹が立って 思わず 「“シンダイ”ってどこですか?」と聞いてしまいました。地元ではそれなりのステータスがあって「どうだ!」と思って暮らしているのかも知れませんが 全国の大学から学生が集まっている場で通用すると思っている,もしくは 通用するかどうかを疑う意識がない無神経な学生と同じ就職試験を受けると考えると少し憂鬱になりました。

何大学だったかは 忘れました。

調べると 「新潟大学」,「信州大学」,「神戸大学」など(他にあるかも知れません。)が “シンダイ” と呼ばれるようです。

地元を離れれば 判別しようがありませんね。

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