ドアを開けて待つ
欧米では ドアを押して入るとき,振り返って 後から人が来ないことを確かめて手を離す,人が来ていたら押さえて待ち,後から来た人がドアを押さえることを確認して手を離す,これは 極めて当たり前のマナーで そうしない人を見つけることが難しいくらいです。後から来た人は“ありがとう。”と言い,押さえていた人は “ちっとも。”などの声を掛け合います。
決して 後から来る人を無視して手を離し,それが原因で怪我をさせたら訴えられるからそうしている訳ではないでしょう。
日本では これをする人が 半分いるか,と考えると疑問です。
ときには ドアを押さえて待っていると,ドアに手を触れず私の横を すり抜けて通る こそドロのような人もいます。私を ドア・ボーイと思っているわけではないでしょうに。
このマナーが行き渡らない理由は何でしょうか?
○日本にドアのある建物が出来て間がない? 明治時代からある。
○ドアのある家屋に住むようになって間がなく 親の教育が普及してない?そうかも知れない。
○学校の教室の出入り口が 引き戸なので 学校で教えられない? なるほど。
○「敵であれ,味方であれ,中立であれ,後から来る人のことには無頓着」の国民性?これかな?
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