« See's のチョコレート(その2) | トップページ | 映画のスティーブ・マックィーンを真似て »

2008年10月 8日 (水)

セシル・カットは今,いずこ。

Jean_seberga

昭和30年代前半,セシル・カットと呼ばれるショート・カットのヘア・スタイルがありました。私は 名前は知っていますが まだ小学生だったので 興味がなく,それが流行ったのかどうか覚えていません。

セシル・カットは サガンの小説「悲しみよ こんにちは」(“Bonjour tristesse”)が映画化されたとき(昭和32年,1957年)に主役のセシルを演じた ジーン・セバーグ(Jean Seberg,1938-1979)の髪型から そう呼ばれました。もし,流行に乗って セシル・カットにした女性がいたとしても 今や もう70歳でしょうね。

ジーン・セバーグは 同年(1957年),オットー・プレミンジャー監督の「聖女ジャンヌ・ダーク」(“Saint Joan”)でデビューしました。1959年には ゴダールの初作品「勝手にしやがれ」(“À bout de souffle ”)で ジャン・ポール・ベルモントと共演しました。

いずれも 小学生だったので 映画館では観ていません。

初めて 映画館で観たのは おそらく高校生になってから  「その日その時」(“Moment to Moment”,1965)だったと思いますが ストーリーなど全く記憶がありません。ただ そのときはショートカットではなかった気がします。

その後も大学生にかけて 何本かの映画を観ましたが 今となっては 好きな女優だったというだけで 作品の記憶はほとんどありません。

ただ 彼女の影響なのか 今もって 女性の髪は 短かければ短いほどよいと思っています。

ジーン・セバーグは 昭和54年(1979年),パリ郊外で遺体となっで車の中で発見されました。享年40歳,自殺と言われています。

| |

« See's のチョコレート(その2) | トップページ | 映画のスティーブ・マックィーンを真似て »

昭和時代」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« See's のチョコレート(その2) | トップページ | 映画のスティーブ・マックィーンを真似て »