« 春一番が吹く中,広島から羽田へ | トップページ | “Barnsby” の Weekend Traveller 又は “Jabez Cliff”のFlight Bag »

2009年2月14日 (土)

‘Jabez Cliff’の ‘Weekend Traveller’購入顛末

遊びの旅行用でショルダーバッグとキャスター付きのスーツケースの中間の大きさの鞄,手で提げられる所謂,ボストン・バッグと言われるくらいの適当な大きさの鞄で気に入ったものがなく,歳相応のデザインの鞄を探していました。

Weeked_traveller_3去年,あるサイトで見かけた鞄が気に入りました。「デザイン」,「色」,「素材」 のいずれも完全に好みに一致しました。写真だけでは不安なので 売っている店を探して,密かに実物の確認に行ってきました。

英国の,鞍など馬具の専門メーカー “Jabez Cliff & Co Ltd”(サイト名は “Barnsby”)で 作っている “Weekend Traveller”という名前の鞄で £299.5でした。(英国では “traveller”,米国では “traveler”ですね。私は 無意識には “traveller”と書きます。)

ポンド安で \140/£以下になっているので 送料を考慮しても \50,000 くらいで買えるだろうと 12月半ばに 英国のメーカーに直接注文しました。

メーカーとのやりとりが何回かありました。注文から入手までの顛末を紹介します。

12月14日Barnsbyのサイトから発注。

12月18日BarnsbyからMail受信。“We do apologise but this item is currently out of stock. We could deliver your holdall middle of January 2009 if this is acceptable to youWe are sorry for the incovenience but delivery is due to festive holidays

Yes,I do accept it..” の返事をして待ちました。メーカーで品切れということは クリスマス休暇をはさんで 私のために製作するということでしょうか。Mailの送付元は “Barnsby Saddlery,Jabez Cliff & Co Ltd” になっていました。

鞄を “Holdall” と呼ぶことを初めて知りました。勉強になります。

*その直後,Credit Cardのサイトを調べると 既に12月17日付けで 2月引き落とし予定として 鞄代金が請求されていました。請求金額 £306.5,為替 \135.6/£ で \41,547。定価より £7 増えているのは 送料を間違えて加えているためでしょう。かなり杜撰です。£7では日本まで届きません。

1月14日BarnsbyからMail受信。「発送の準備ができた。但し,送料が £150 かかるので Credit CardDetailを連絡してくれ。」 → 予想より かなり高いが,即日 返信。この会社が 英国王室御用達馬具メーカーなので 信用してレスポンスしています。

1月15日BarnsbyからMail受信。「Credit CardSecurity Codeを知らせてくれ。」 → 即日,連絡。(前日のMailに書いていたんだけど?)

1月20日】その後,音沙汰無いので 督促のMail発信。 “Could you confirm my security code? And when did/will you dispatch it?

2月2日】更に2週間経過しても音沙汰無しのため 督促のMail発信。 “Would you please advise of the situations regarding ・・・・?” 。 感情を抑えて 丁寧に尋ねました。

2月9日BarnsbyからMail受信。 “I am sorry to trouble you again,however our carrier service have asked if we can supply them with your telephone number so that they can contact you regarding the parcel.Please let us have this as soon as possible” → 目的が よく判らないし,3週間以上 ほおっておいて “・・・as soon as possible”はないだろうと思いながら,この際,言われるままにしようと 電話番号を連絡。「電話するなら 時差を考えてするように運送屋さんに言っといてよ。」と注記。電話を待っていましたが 電話はありませんでした。

Credit Card会社のサイトを調べると 2月9日付けで 送料の請求が入っていました。£143,為替 \138.2/£ で \19,762。送料としては高いですね。鞄代金で間違えて加えられていた送料 £7 は引かれていました。VAT(英国消費税)は もともと定価に入ってなかったと信用するしかありません。

2月14日】佐川急便で 鞄が配達されました。梱包箱に貼られた配送状から 運送会社は “Interlink Express” と“SKY NET(Worldwide Express)” -両者の関係はわかりません。日本での 佐川急便への依頼主は “Hubnet Express” でした。

結局,払った金額は 鞄本体に \41,547,送料に \19,762 で合計 \61,309 でした。関税は かからなかったようです。通関の判断,手続きなど よく判りません。正規輸入販売店の税込み定価 \155,400 の約40%でした。

(-と,思っていたら 2月20日に 関税等の請求書が “Hubnet Express”から届きました。

  • 関税:\2,200(商品 £299.5×0.6=£179.5:通関金額,通貨レート:\126.14/£→申告金額:\22,667,関税率:10%  \100未満切捨てで 関税:\2,200 でした。商品価格の60%に税率 10%を乗じているので 見かけの税率は 6% ということですね)。
  • 消費税:\900(課税標準額:\22,667+\2,200=\24,867,税率:4%  \100未満切捨てで 消費税:\900)
  • 地方消費税:\200(課税標準額:\900,税率:25% \100未満切捨てで 地方消費税:\200)

合計 \3,300,これに運送会社のHandling Charge(税込み):\525 を加えて 請求額:\3,825 でした。これまでに請求された金額に加えると 総合計 \65,134 となり 日本での税込み定価の 42%でした。よしとしましょう。)

発注から入手まで 2ヶ月かかりました。品切れ,クリスマス休暇の事情があったとはいえ レスポンスが遅く,船便で運ぶのと変わらない時間がかかりました。ISO9001Quality Management System”発祥の地で 「顧客満足」が 品質システムの最重要要求項目と思いますが,あまり意識してないようです。サイトには ISO9001の認証を取得しているとは書いていませんが。

個人輸入では 注文時だけ formatを英語で埋めれば済む場合もありますが,時には 英語のやりとりが必要になることを覚悟しておいた方がいいですね。

(追伸-2月18日。現在,Barnsbyのサイトには
Please note that we cannot deliver goods to Japan. For help with purchasing Barnsby products in Japan, please contact our Japansese distributor: xxxx
とあり,日本の代理店名と電話番号を示しています。日本の消費者だけ 例外的に排除されている理由は示されていません。是非,理由が知りたいものです。代理店さん。)

(追伸)2014年6月,“Jabez Cliff & Co Ltd”は倒産しました。残念です。

|

« 春一番が吹く中,広島から羽田へ | トップページ | “Barnsby” の Weekend Traveller 又は “Jabez Cliff”のFlight Bag »

鞄(Hartmann Luggage,その他)」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 春一番が吹く中,広島から羽田へ | トップページ | “Barnsby” の Weekend Traveller 又は “Jabez Cliff”のFlight Bag »