定年退職記念旅行(その25)番外編:禍転じて・・・
2009年3月16日から20日にかけて シンガポールに出かけ,その帰路,Singapore Changi Airportの土産物店で ワイフが “Thousand Layer Cake” という名前のケーキを3本を買いました。1本が自宅用,2本が知人への土産用だったようです。
帰宅後,1本が不良品であることがわかりました。そうなると 他の2本を人に渡すことができなくなり,確認の為,開封しました。2本は大丈夫でした。
すぐに 「不良の状態 + 賞味期限(2009年11月)の書いている箱」 の写真に加えて 「領収書」の写真を添付して 土産物店の“Customer Service” 宛にMailしました。
“What can you do for this inconvenience?”
3日後,返事がありました。
- 今までに このようなことはなかった。今後,製造者を厳しく指導する。
- 今後,数週間以内に シンガポール空港に あなた もしくは親類,知人が来ることがあれば Cake 1本分の代金 S$18.5 を返金する。
という内容でした。
日本の常識とは違ってお粗末な対応だなあ,と思いながら 「返金はいらない。シンガポールの衛生局に報せておく。」と 営業停止になるかも知れないような大人気ない返事の案を書いて ワイフに見せると 「それはやめて。マーライオン近くで寄付を募っていた慈善団体の名刺をもらっているので そこに寄付するように書き換える。」とのことで そのままになりました。
それから1週間ほど経って シンガポールからの Mailを受信しました。土産物店に商品を卸している Supplierからでした。
彼(ひょっとすると彼女,中国名の英語表記なので性別不明)の提案は replacementとして 3本のCake(ここまでは 普通),これに謝罪の意で(Mailでは “as a goodwill”) 別の種類のCake 3本と “Merlion Mango and Pineapple Cookies”をそれぞれ1箱加えて送りたい,とのことでした。
その後も 「Fedex や DHL では食品は送れないので 国際郵便となるが問題ないか。」などのMailがきました。結局,「OCSで 今日発送する。」と 4月6日に連絡があり,今日 10日に約束どおり 総重量4.1kg 分が届きました。
受領の連絡とともに感謝の意を表してMailを送りました。
“Thank you very much for your sincere response.
We will be able to have a trip again to Singapore with affection due to your proper action and kindness.”
ついでに マレーシアのMakerでの 品質管理について 少し アドバイスを加えました。「具体性のない “special care” では不十分。想定原因を明確にし, それに対する 具体的対策を立てること。および その対策が確実に実施されていることを確認すること。」
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