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2009年6月 3日 (水)

J.D.サリンジャーが訴えた。

6月2日の朝日新聞(Net版)によると 「J.D.サリンジャー氏(90)は1日,自身の小説『ライ麦畑でつかまえて』(“The Catcher in the Rye ”)(1951)の続編と銘打った作品の出版差止めを求め,作者と出版社をニューヨーク連邦地裁に提訴した。」

NY DAILY NEWS(Net版)の見出しは “Salinger suit is Holden up release of ‘Catcher’ sequel ” と 洒落を入れています。(これを 説明するのは下品ですが ‘Holden ’は 主人公の名前。)

60_years_later 問題の作品名は 「60年後 ライ麦畑を通り抜け」(“60 Years Later:Coming Through the Rye ” )。

9月出版の予定で 既に 表紙ができているようです。作者名は “John David California” とかなり おふざけです。

J.D.Salinger氏は 長い間,隠遁生活をしており,一切 公式の場には姿を現していないようです。2001年の米国映画 「ライ麦畑をさがして」(“Chasing Holden ”)は サリンジャー氏に面談に行くという青春モノしでしたが,高い塀と ガードマンに守られて生活している様子を描写していましたね。

40年前の学生時代,「サリンジャーの一冊も読んでなければ 若者ではない。」という風潮があり-といっても 理系の学部にいた私の周りには そう思っている学生はおらず,私が勝手に思っていたようで- ともかく  Penguin Modern Classicsのペーパー・バック で “The Catcher in the Rye ” を買って,しばらくは いつも オフ・ホワイトのジーンズの後ポケットに入れて 暇があれば 少しずつ読んでいました。一冊 読み終わるのに何ヶ月かかったか,記憶にありません。

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残っていました。

懐かしい 一冊です。1970年(昭和45年)印刷の第二版でした。

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