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2009年7月 1日 (水)

話を聴きたくなくなる時

話の冒頭で 「・・・の説明を させていただきます。」と言わない人の方が珍しくなっています。 さらに ご丁寧に 「・・・の説明をさせていただきたいというふうに思います。」 と想像を絶する言い方をする人までいます。させてやっているわけではないし,「思う」か「思わない」かなど宣言するのは余計なことです。

いかがわしい言い回しで,これだけで 話を聴く気が失くなります。

15分で済む説明を 60分かけてやりそうです。まともな 説明を聴くことができるのかと不安になります。

社内なら 「・・・を説明します。」,お客さんに対してなら 「・・・を説明致します。」 で 必要十分でしょう。

口語だけかと思っていたら,お客さんへの技術報告書の前書きで 「・・・ご迷惑をおかけしました。・・・不具合の原因と再発防止対策について検討させていただいた結果をご報告させていただきたいと思います。・・・」と 絶句する文章を書く人間も現れています。私が客なら 「させてないよ!」と言いたくなりますね。

最近は あまり気にならなくなりましたが,「語尾あげ」が急に蔓延した頃,管理職向けの 「メンタル・ヘルス」 社内講習会を受講した時,社外の講師(50歳代男性)の話に「語尾あげ」が多く 耳障りで とても話を聴く気になれませんでした。こんな講師の「メンタル・ヘルス」の講義を受けるのは落ち目だと思いました。部下のメンタル・ヘルスを心配する前に 神経を侵されそうです。

講義後の 人事部からのアンケートに 「話を聴く気になれる,まともな日本語を話す講師を選んでほしい。」 と 講義の内容以前の感想を書いておきました。それだけで 何のことか理解できるスタッフが人事部にいれば まだ希望が持てます。

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