川村記念美術館にて
8月1日,佐倉市の川村記念美術館(1990~ )を訪ねました。敷地内の自然散策をした後,館内に入りました。
「4つの物語|コレクションと日本近代美術」という企画展(6/27~9/23)が開催中でした。
西洋と日本の絵画を比較し,その相違を明らかにして 日本絵画独自の表現に至る背景を示すことを企図した展示です。
パンフレットは レンブラントの「広つば帽を被った男」(1635)と 高島野十郎の「りんごを手にした自画像」(1923)を掲載しています。
このレンブラントの絵は 同美術館所蔵です。
1,000点を超える所蔵作品からの展示は 年数回 変更しているようです。
コレクションは 20世紀の作品を中心に 前述の レンブラント,ルノアールの作品もあります。現在 展示中のコレクションから 印象的だった作品を思い出すまま並べると-
- 藤田嗣治:アンナ・ド・ノアイユの肖像
- マリー・ローランサン:ピクニック
- パブロ・ピカソ:シルヴェット
- オーギュスト・ルノアール:水浴する女
抽象/前衛絵画が多く展示されていましたが,夜中に猿が迷い込んで絵の上に落書きしても 初めて見る人には それと分からないと思えるような絵もあって,私には高尚過ぎて 感じるものはありませんでした,残念。
屋外に 端正な佐藤忠良の彫刻「緑」が展示されています。写真を撮り忘れました。
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