“L.A.Confidential” を何度見ても
22日の深夜,民放BSで “L.A.Confidential” を放映していたので 録画して観ました。
1997年の公開時,有楽町の映画館(みゆき座?)で並ぶのが嫌で 指定席(\3,000)で観ました。指定席料金が 惜しくないと思える面白い映画で,それ以来,何回か観ており 好きな映画 10本に入ります。
“タイタニック”(私にとっては 1回観て 「もう結構」な映画)と同じ年だったため アカデミー賞の9部門にノミネートされながら Kim Basinger の助演女優賞と 脚色賞の2部門に止まり,作品賞を逃しました。
この映画の私の観方のひとつとして 主役 3人の誰に共感するかという点があります。
ジャック(Kevin Spacey):記者と組んで 逮捕劇をしくんで裏金を稼ぐが 仲間は売らない,ある種 “大人”の刑事。
バド(Russel Crowe):感情に素直な ホットな刑事。
エド(Guy Pearce):たとえ仲間を裏切っても 曲がったことが出来ない(しない)正義感を持ちながら,スマートで うまく出世する刑事。(原作では 明らかに問題あるキャラクターらしい。)
-というように3人のキャラクターを単純に定義するのは早計で,映画全篇を観て判断すべきですがー
何回観ても 私が 共感するのは エド です。どうも違うのではないか,もっともクールなのは ジャックだろうと思いながら観ましたが,今回も エドでした。
イギリス生まれ,オーストラリア育ちの Guy Pearce は この映画が ハリウッド・デビューでした。
1950年代を舞台とする映画です。刑事たちの スポーツ・コート(替え上着)にタイのスタイルが いいですね。男のセンスが分かるスタイルです。
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