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2009年10月16日 (金)

輸入品が高かった時代

昭和48年(1973年)2月,変動相場制になって 戦後から維持してきた \308/$(昭和46年までは 長く続いた \360/$)の固定相場が崩れました。

その後,1980年頃には \200/$,1990年頃には \150/$ 前後になり,1995年には \80/$ を突破する円高の状態になり,しばらく円安に動いた後,\90/$ 前後となって 現在に至っています。

この変化に伴って 外国製品の日本での価格は安くなっていきました。

学生だった昭和45年前後,ハイライトは おそらく 80円ほどでしたが アメリカの煙草は 現在と あまり変わらない 280円で 学生には とても手に入らないものでした。せいぜい 大学近くの スタンド・バーのホステスが吸っていた LARKを1本もらって吸うくらいのものでした。

昭和47年に就職して 初めて買った CLARKSの Desert Bootは 2万円以上で 絶対額でも 現在よりも 高価でした。

現在の 初任給(物価に連動?)は 当時の 約3.5倍になっています。円の相対価値も 約3.5倍になっているので 輸入品の値段は 当時と変わらないということでしょうか。

昔と比べると 外国製品が 格段に買いやすくなったのは 間違いありません。

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