“Water” を 日本語では?
学校で,もしくは その前に 誰かに “Water” を 単純に 「水」 と教わりました。そして 普通の日本人の感覚では この 「水」は あくまで 「湯」ではない 「水」ですが, “Water”の正しい意味は 「水」でもあり,「湯」でもあります。すなわち, “Water” は ‘H2O’です。 と言っても “Water” を教わる時には まだ ‘H2O’を習ってないので そのように教えるのは無理ですね。
その結果,「湯」の場合,“Hot Water” と言わなければ,と思い込んでしまいます。
しかし,少なくとも英語圏で 紅茶を Tea Bag で淹れる「湯」を頼む時,“Hot water” と言う必要はなく,“Can I have some water?” と言えば その場の状況で 「湯」とわかります。決して,「水」が 運ばれてくることはないでしょう。
結局のところ,異なる環境(風土・生活・文化など)で形成された異なる言語においては 言葉の意味が 厳密に一対一で 対応することの方が珍しいという 当たり前のことを認識しておくことが,外国語学習には必要ということでしょう。
ということが分かっていても 私にとって この類は 苦手です。
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