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2010年5月 7日 (金)

ポール・ニューマンに再会

4月30日に NHK BShi で 『再会  ロバート・レッドフォード と ポール・ニューマン』 という番組が放映されました。

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ICONOCLASTS’ という対談(トーク)番組で 原題では ‘Robert Redford on Paul Newman’,‘and’ではなく ‘on’になっています。何となく 感じは分かります。
iconoclast’は 馴染みのない言葉で 辞書には 「聖像破壊者」,「因習打破主義者」と載っています。かなり極端な表現ですが,要するに 出演者の,世間が知らない 「素を見せよう。」という番組なのでしょう。

因みに ‘icon’は ギリシャ語を語源とする 宗教用語で「イコン=偶像」と訳され,「ダヴィンチ・コード」風で おどろおどろしい雰囲気です。最近は 「アイコン」で馴染みのある言葉になりました。
clast’を調べると 地学用語で 「砕屑岩」と出てきます。

この番組は ‘Grey Goose Entertainment’ と ‘Sundance Channel’ の2005年の共同制作とのことでした。
Paul Newman は1925年生まれなので 80歳(没前3年),Robert Redford は1936年生まれなので 69歳時点に撮られた作品です。

Robert Redford が New Yorkから Paul Newman の私邸がある Westport (New York の北46mile,Long Island海峡に面するコネティカット州の町)に向かう車のなかで Paul Newman邸に 電話するところから番組が始まります。
ハリウッドに全く住んでなかった(?)ところからも 彼の生きかたが偲ばれます。
舞台俳優からスタートしたところに由来するかも知れませんが・・・。

二人は 「明日に向って撃て!」(‘Butch Cassidy and the Sundance Kid’,1969) と 「スティング」(‘The Sting’,1973) の2本で共演し,二人の親密な関係は 演技に反映されたと番組内で語られます。
この2本の映画を 私は20歳代前半に観て どちらも 「最高の映画!」と思いました。
今にして思えば 二人の関係が 映画での台詞の掛け合いに表れていたのでしょう。

この二つの映画のシーンをはさみながら 二人が 真剣に,時に joke を交えながら 俳優としてトップを極めた立場と 生き方について語り合います。

Paul Newman の私生活については 「サラダ・ドレッシング会社のオーナーにして レーサー」くらいしか 知りませんでしたが,「社会への富の還元」の活動が詳しく説明されました。
それも単に寄付をするのではなく 自らが顔を出し,身体を動かして 誠意とユーモアをもって社会に貢献している様が よく分かる内容でした。

Paul Newmanの 声だけの出演は 2006年 ‘Cars’,2008年 ‘The Meerkats’(遺作)が ありますが,映画は 2002年の ‘Road to Perdition’が最後のようなので,この2005年の映像は貴重です。

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