パン屋のセルフサービス販売はいつ,どこから?
tray と tong で客がパンを選んでレジに運ぶ セルフサービス販売のパン屋は 今では普通ですが,私が子供のころ(昭和30年代)にはありませんでした。
日本で この方式を初めて採用したのは 「いつで,どこで」 だったのか,テレビを見て知りました。
広島ホームテレビの土曜日・朝のローカル番組の 「昭和の地図シリーズ/広島市・本通編」で 『広島アンデルセン』((株)タカキ・ベーカリー)が紹介されていて,現相談役で 創業者の高木夫人が出演されていました。
1948年(昭和23年) 高木夫妻は従業員2名でパン屋を開業,1952年に 広島市本通に「パンホール」開店,1967年(昭和42年)に現「広島アンデルセン」をオープンさせました。
現「広島アンデルセン」は,1925年に 三井銀行・広島支店として竣工し,被爆しながら残っていた2階建て構造をベースに改装した旧館と,1978年に増改築した新館(8階)が違和感なく一体化した建物です。
この建物を購入したとき,高木社長には 「これをどうしよう。」という明確な考えがなかったそうで,全ての処置を夫人に任せました。
高木夫人は ヨーロッパに行き,イタリアなどで 重厚な古い建物内で モダンな食品を販売しているのを見て 銀行の建物を活かすことを決めました。
問題は 建物の柱が太く,数が多いため 販売用のショーケースがうまく置けず,売り場の配置ができないことでした。
従業員と一緒に考えた 窮余の策が 「セルフサービス」で,柱をそのままに 陳列台をその間に配置する,というものでした。
1967年(昭和42年),「広島アンデルセン」で 『パンのセルフサービス販売』が 始まりました。
1970年に開店した「青山アンデルセン」でも この方式が採用され 全国に広まった,ということのようです。
因みに 「ダークチェリー」の デニッシュ・ペストリーは 「青山アンデルセン」開店時用に開発されたそうです。
私の好物です。
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