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2010年6月 4日 (金)

擦り切れても 捨てない。

家人の穿いていた 紺色のチノパンのポケットの縁が 白っぽくなり,繊維が擦り切れているのを見て 「そろそろ 寿命じゃないの?」 と言うと 「買ったときから こうなっているのよ。」 と 怒られました。

流行の(?) “used” 感覚のパンツだったようです。

と,なると ポケットが擦り切れたので そろそろ処分しようと考えていた私のチノパンを捨てるわけにはいかなくなりました。

そういえば 表参道の Ralph Lauren で 「襟のエッジが破れて,その破れた箇所を 出来の悪い小学生が赤や黄色の糸で縫ったような」ポロシャツを 初めて見たときは 「分からない時代」になったと思ったものでした。

しかし,程度の差はありますが,子供の頃,新品の衣類を始めて着るのは気恥ずかしいものがあって躊躇したものです。(大人になってからは 気にしなくなり,むしろ 古い衣類を恥ずかしく感じるようになりました。)
そういう 感覚の延長なのでしょうか。

昭和30年代終わり頃,「丸刈り・学生帽着用」が校則の高校に入るとき,白線の白さで 一目で新入生と分かる学生帽を買わず,5歳上の兄が被った “used” を更に 3年間 使うことにしました。
「弊衣破帽」の時代では既にありませんでしたが,新入生のときから ラシャの起毛部が擦り切れた学生帽を被っていたのは私だけでした。

とは言え,経年による自然劣化は止むを得ませんが,人為的・作為的に新品を劣化させた商品には 未だに 抵抗があります。

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