39年前に就職して-
39年前の同期入社で 同じ地区に配属され 同じ独身寮に住んだ男が出張で広島に来るという連絡が,近くに住んでいる同期の男からあって 3人で会いました。
別々には会ったことがありますが,3人が同時に会うのは おそらく30数年ぶりでした。
同じ条件の同期入社が他に5人いて,話は彼らの消息の確認から始まりました。
分かったことは 60歳の定年まで 同じ会社(関係会社を含め)に勤めたのは 私一人だったことで,私を除く7人が55歳までに早期退職し,転職していました。
55歳までの退職に適用された退職金割り増し制度が存在していたことも関係したようです。
私の場合,管理するのも されるのも苦手(もしくは 嫌い)で,教育するのも されるのも苦手な サラリーマン(社会人?)向きではない性格で,興味の有無で 仕事に注ぐエネルギーをコントロールしながら ほどほどで やってきながら,クビにもならず,肩たたきもなく,定年を過ぎて 2年経ち 依然 勤めています。
他人の目を気にせず,処遇に不満を抱くこともなく (抱いても 表さず),若い頃から 人生を達観(あるいは諦観?)したところがあって,「人生,何をやって どう生きても大して変わったものではない。」 という気持ちが 根本にありながら,一つの会社でサラリーマンを39年間 続けてきたのは 我ながら感心します。
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