呉市昭和町辺り,ポタリング。
土曜日,組み立てほぼ完了の「第2音戸大橋」中央部ブロックを見学した後,クロスバイクで 昭和町地区に向かいました。
海上自衛隊教育隊横の道の「こぶし」並木の花が満開です。
昭和町に着きました。
「歴史の見える丘」から (株)アイ・エイチ・アイ マリンユナイテッド(IHIMU) 呉工場昭和地区の造船所が見えます。
呉湾を隔てて対岸に 新宮地区で組み立て中の「第2音戸大橋」のブロックもかすかに見えます。
ドックでは 「ばら積み船」が建造中です。
左の建屋の位置が,海軍工廠時代,戦艦 「大和」を建造した船渠(ドック)があった場所です。現在は 船渠は埋められて 組立場に使われています。
建屋の道路側の 一段高い部分は 「大和」建造時に,機密保持の目的で造られた大屋根で 昭和10年代のものと思われます。
壁や屋根は 張り替えられているでしょうが,骨組みは その構造様式から 当時のままと推定され,約70年が経過しています。
鉄骨は 無塗装で 黒錆に覆われています。
海岸付近の塩分による腐食対策のため,最近は 耐食鋼が開発されていますが,70年前の鋼材に 特殊な合金元素が添加されていたとは思えず,たまたま 含まれていた何かの成分が 幸いして 表面を黒錆が覆って 内部の腐食進行を防いだのでしょう。
この丘に 昭和44年(1969年)に建てられた「 噫戦艦大和塔」があります。
基礎台は 「大和」船体の中央断面区画を模っているようです。
前面 両側に 主砲徹甲弾が置かれ,向かって左は何故か「長門」のものです。写真範囲外の右は「大和」のものです。
最大射程 42km,地球の自転による「コリオリの力」まで 計算して発射したそうです。
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