60年間の梅雨入り/明け
7月初旬だった今年の梅雨明けは 例年に比べ 早いと言われています。
私の感覚では 梅雨明けが 年を重ねるごとに遅くなっていくような気がしています。
少年期を過ごした北九州の町の夏祭りは 7月13~15日でした。
子供の頃の祭りには 梅雨は明けていたような記憶がありました。
最近は 7月20日を過ぎないと梅雨は明けないような気がしています。
本当のところは どうなんだろうと,気象庁のホームページを覗いてみると,
1951年から60年間の,地方別「梅雨入り」,「梅雨明け」の日にちが示されていました。
日にちは あくまで「x月x日ごろ」となっています。
北部九州のデータから梅雨の期間をグラフ化してみました。
ばらつきが大きいので 10年毎の平均日に線を入れています。
ざっと見ると,梅雨明けが遅くなっている傾向は見えません。
10年毎の梅雨明けを見ると,やや遅くなっている傾向はありますが,毎年の変化が大きく 確実とは言えないように思えます。
では 祭りが始まる7月13日までに梅雨が明けていた日数を 10年毎に数えると-
1950年代:3日
1960年代:1日
1970年代:2日
1980年代:1日
1990年代:2日
2000年代:2日
となり,顕著な傾向はありませんでした。
感覚とは違っていました。
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