「半夏生」を知らなかった。
7月2日(土),スーパーマーケットの壁に 「7月2日は『半夏生』,蛸を食べましょう。」と貼っていました。
『半夏生』?
浅学にして 初めて見る言葉でした。
Wikipedia を見ると-
「半夏生(はんげしょう)は雑節の一つで,半夏(烏柄杓)という薬草が生えるころ(ハンゲショウ(カタシログサ)という草の葉が名前の通り半分白くなって化粧しているようになるころとも)。
七十二候の一つ「半夏生」(はんげしょうず)から作られた暦日で,かつては夏至から数えて11日目としていたが,現在では天球上の黄経100度の点を太陽が通過する日となっている。毎年7月2日頃にあたる。
農家にとっては大事な節目の日で,この日までに農作業を終え,この日から5日間は休みとする地方もある。この日は天から毒気が降ると言われ,井戸に蓋をして毒気を防いだり,この日に採った野菜は食べてはいけないとされたりした。また三重県の熊野地方や志摩地方の沿岸部などでは,ハンゲという妖怪が徘徊するとされ,この時期に農作業を行うことに対する戒めともなっている。」
-とありました。
更に-
「上方ではこの日に蛸を,讃岐では饂飩を,福井県では大野市などで焼き鯖を食べる習慣がある。
この頃に降る雨を『半夏雨』(はんげあめ)といい,大雨になることが多い。」
来年(2012年)は7月1日とのことです。
結局,農耕民族の暦で,「この日までに 田植えを終えて 5日間 休む」 ということのようです。
この説明文の中の『雑節(ざっせつ)』が分からず,調べると-
「二十四節気・五節句などの暦日のほかに,季節の移り変りをより適確に掴むために設けられた,特別な暦日のことである。
一般に雑節と呼ばれるのは、次の9つである。
『節分,彼岸,社日,八十八夜,入梅,半夏生,土用,二百十日,二百二十日』
これに、初午・三元(上元・中元・下元)、盂蘭盆、大祓を加える場合もある。」
還暦を過ぎても まだまだ知ることはたくさんあって 楽しみは尽きません。
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コメント
何をするわけでもありませんが、手帳に自ら半夏生と書き込んでおりました。
投稿: yoko | 2011年7月 6日 (水) 20時53分