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2011年8月12日 (金)

「兵士」と「識字率」など。

「日本海を 東海(East Sea)と表記してほしい,せめて 併記を。」と 国際的な常識を覆す,呆れる提案を,韓国が20年近く前からしているようで,最近,アメリカとイギリスがそれを公式に否定したとの報道がありました。
それに関連して「日本海」についての資料を見ていて,日露戦争で バルチック艦隊を帝国海軍が破って世界を驚かせた「日本海海戦」の記述を読みました。

「日本海海戦」は 現在でも(あるいは 少し前?) 世界の海軍士官学校の講義で,必ず教えられるという有名な海戦です。

この海戦で 帝国海軍が勝った理由は 色々ありますが,その中に 兵士の教育レベルの差も考えられるとありました。
当時の ロシアの識字率:20% に対し,日本:75%。日本の兵士:100% でした。
この海戦で捕虜になったロシア兵士で自分の名前を書けない者が 半分以上いたとのことです。
他方,捕虜になった日本の兵士(士官ではなく)の中には 捕虜中に論文を書く者がいて ロシア人は驚いたそうです。
この差は 兵器の取り扱い方法を読んで覚えることができるか,など兵士の訓練の効率性に大きく影響します。

昔,父親から聞いた話です。

病み上がりで徴兵検査を受けたためか,父は 丙種合格でした。
丙種合格にして 20歳代後半だったため 召集令状は 外地がほぼ連合国に抑えられた頃に来ました。
この時期に召集がかかった対象者は 文字通り 「丙種」レベルでした。
新兵訓練で,まず 銃の各部名称を覚えさせられます。

多くの新兵が 名称をなかなか覚えらず苦労しているのを,父は 不思議に思いました。
が,この理由が すぐに分かりました。彼らは 漢字を読めなかったのです。
「照準」,「照門」,「照星」,「排莢孔」,「銃床」,「撃鉄」などの名称を漢字で,その目的・意味を知って覚えれば 何でもないものを,音だけで 意味も分からず覚えるとすると苦労しそうです。

韓国が 漢字教育を止めて 何年になるでしょうか。
もともと漢字であった単語を 音だけで理解するのは大変そうで,その頃,発展途上国だった国が 先進国に後一歩か二歩(?)のところまで よくぞ発展できたものだと感心すると同時に,真の意味を知らなくて コピーだけでもある程度のところまでは いけることを実証した例になりました。

ひとつ,母親から聞いた話を思い出しました。
軍隊に入った父からの手紙に 「次の面会時に下駄を持ってくるように・・・」とありました。
その通り 下駄を持って行き,「いつ使うんですか?」 と尋ねると,父は答えました。
「風呂上りに履く。」

終戦間近の余裕ある二等兵だったようです。

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コメント

ほーぉ、風呂上がりに。

投稿: yoko | 2011年9月 3日 (土) 21時26分

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