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2012年1月22日 (日)

中国の賢い泥棒が狙う相手は…

1月13日付け 日経ビジネス ONLINEに 『中国の賢い泥棒は役人の家から盗む』と題する興味深い記事がありました。
世界鑑測 北村豊の「中国・キタムラリポート」です。

これによると-
近頃,“山西焦煤集団有限責任公司”(“焦煤”とは製鉄用コークスの原料)の“董事長(会長)”の家に強盗が入り,その妻は300万元(約3750万円)が奪われたと警察に届け出た。ところが,2人の強盗容疑者が逮捕された後に判明したところでは,強奪された金品の総額は 5000万元(約6億2500万円)近い金額であった。
その内訳は、
  人民元:          600万元 (約7500万円)
  香港ドル:       100万ドル(約1000万円)
  米ドル:           27万ドル(約2100万円)
  ユーロ:       300万ユーロ(約3億2100万円)
  金の延べ棒:7~8キログラム(約2800万~3200万円)
  その他 腕時計,指輪,首飾りなど貴金属多数。

自宅に これだけの金品を置いていたとは,常に「天下国家」を考えることに集中していて,金の出入りなど(些細なこと)は家族同様の秘書に任せきりで自分は何も見ない小沢さんに勝るとも劣らない高額自宅蓄財先生です。
自宅にこれだけあるのだから,銀行預金・株・不動産を加えると…。( いえ,小沢さんの話ではなく-。)

一般的に,中国の国有企業会長の年収は100万元(約1250万円)程度と言われるので-

通常の所得からは考えられない金額であり,誰が見てもその大部分が腐敗・汚職を通じて得た黒いカネであることは疑いのないものだった。
そして,中国共産党山西省委員会が“山西焦煤”の会長並びに党委員会書記の職務を免じることを決定,さらに山西省紀律委員会が会長に対する“双規”(紀律検査部門が決めた時間と場所で汚職関連の取り調べ行うこと。取り調べに期限はなく,対象者はこの期間中完全に拘束される。)を宣告し,同時に山西省検察院が事件の調査を開始したのだった。」

と続きます。

世界中で,格差社会が問題になっていますが,その先端を行く中国では 真っ当に働いても 大きな格差がある上に,さらに汚職で懐を肥やす国有企業のトップがいて 格差に拍車をかけているようです。

記事には-
こうして,強盗による住居不法侵入と強奪事件が大手国有企業のトップの失脚を引き起こし,“小偸反腐(盗人が汚職取り締まりに貢献すること)”に留まらず,重量級の大物の汚職事件の摘発につながったのだった。
庶民は逮捕された2人の犯人を義賊と称え,“反貪局(汚職取り締まり局)”は2人を招聘して重要な任務を委ねるべきだと皮肉った。

とあり,結びに-

中国では賢い泥棒は役人の家から盗むことを好むと言う。それは収穫が多いだけでなく,役人は盗難にあっても往々にして届けを出さないことがあり,捕まるリスクが小さいからである。これ即ち,『低リスク,高収益』。

きっかけと 容疑の犯罪は違いますが,小沢さんを想起した記事でした。
だめですよ,小沢さんちは…。

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