河内貯水池に Tyrell FXで-
北九州に Tyrell FX を持ち込んで 八幡西区の河内貯水池まで走りました。
NHK BS 「ふるさと縦断 こころ旅」の火野正平さんを思い出しながら,1歳しか年上ではない,と呟きながら 息を切らして坂道を登って なんとか到着しました。
河内貯水池は 官営・八幡製鉄所が 工業用水を確保するため 1919年(大正8年)に 板櫃川上流に ダム建設を開始し,1927年(昭和2年)に完成したもので,立札によれば 有効貯水量 約700万トンだそうです。
現在も 新日鐵の保有ですが,北九州が水不足のときは ここの水も供出されます。
着いて サイクリング・ロードを一周。
貸自転車をおいているサイクリングセンターのスタッフに 「スピードが出ない自転車ですね。」と注意されました。
子供が走るので 危険予防のための注意のようですが,「スピードを出さないでください。」もしくは 「子供に注意してください。」が 正しい注意と思われます。
貯水池の南側にある 「南河内橋」です。
完成は 1926年(大正15年),長さ:133m,径間長:66m(真ん中に橋台あり),幅員:4.1m。
凝った造りです。
構造的には 「2連‘Lenticular Truss’橋」で,日本は元より 世界でも珍しい橋とのことです。
その左右対称の形から 「めがね橋」と呼ばれています。
ダムの頂部の通路です。
表面をコンクリートむき出しにせず,小さく割った石を貼っています。
この時代の施設・構造物を見ると,日本を一流の国にしようとする志と百年の計の存在を感じます。
| 固定リンク | 0
「自転車」カテゴリの記事
- 「広島快走 Cycling Map」があった。(2018.11.27)
- 「しまなみ海道サイクリングマップ」があった。(2018.11.23)
- 「下蒲刈島」のサイクリングMAPがあった。(2018.06.27)
- “ONOMICHI U2” のパンフレット(2017.12.03)
- 安芸灘とびししま海道 Cycling Map (第6版)(2017.11.15)
コメント