「門司港ホテル」に一泊。
「門司港ホテル」は 1989年に 福岡の「ホテル・イル・パラッツォ」 をデザインした アルド・ロッシ によるデザインで,15年前に 関門海峡に面して作られました。
「イル・パラッツォ」と同様に特徴的な正面デザインです。
海岸側の両面から。
中央客室棟の曲面がわかります。
統一された 窓枠の大きさが 落ち着いた雰囲気を作っています。
配色も落ち着きがあります。
玄関からの階段を上がったロビーフロアーと 船溜まりの反対側にある高層ビルの展望階からのホテル全景です。
折り畳んだ Tyrell FX 2台を 部屋に持ち込みました。
特徴的な二層吹き抜けの丸窓のある スィート・ルームに泊まりたかったのですが,禁煙室なので やむを得ずスタンダード・ルームにしました。
ジュニア・スィートも 禁煙です。
フロアで禁煙・喫煙を決めているようで,スィートも ジュニア・スィートも禁煙フロアにしかなく,非喫煙者にのみ思いやりある設定です。
「門司港に来て,部屋から関門海峡を眺めながら 紫煙を燻らすことが出来ずして何の‘門司港レトロ’か。」 などとは 今どき言ってはいけません。
1泊した次の日は 雨が上がり,玄関前で自転車を拡げました。
初めて泊まったこのホテルの感想を一言でいえば 「ホテルの評価はハードだけでは決まらない。」 というところでしょうか。
著名なデザイナーと同様に 無名でも プロのマネージャーの存在の重要さが実感できるホテルです。
家人が前回 泊まったときに見たという,不思議な英語(マガイ)による朝食の案内が無くなっていたのは 評価できます。
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コメント
煙草についての言葉は、どちらかの作家のようですね。
英語の間違いについては、ひとこと伝えておいた記憶があります。提言があったのに変更しなければ、どんな商売であれ、よい経営者とは言えませんね。
投稿: yoko | 2012年5月 4日 (金) 13時28分