門司港へ,Tyrell FXで-
北九州市で育ちながら 門司には ほとんど行ったことがなかったので, ‘門司港レトロ’と言われて久しい 門司港に Tyrell FX で行ってみることにしました。
4月30日,朝から あいにくの雨。
実家から 最寄の駅までは レインコート着用で走り,門司港駅までは 輪行としました。
門司港駅の プラットフォームに立つ黄色の防雨対策で身を固めた家人。
二階堂酒造のCMの最後のシーンに出てくるプラットフォームです。
終着駅のプラットフォームには 不思議な雰囲気があります。
国の重要文化財である門司港駅舎は 1914年(大正3年)に竣工した 鹿児島本線の起点駅の駅舎です。
当時は 「門司港駅」ではなく 「門司駅」であり,港の存在と相まって 九州の玄関口として確固とした地位を長く保っていました。
門司港で荷揚げされたバナナはこの駅から九州全域に運ばれたのです。(?)
1942年(昭和17年)に関門鉄道トンネルが開通したとき,下関へは 旧「大里(だいり)駅」から下関へ鉄道が繋がり,旧「大里駅」が 「門司駅」となって 山陽本線の終点駅となり,旧「門司駅」は 「門司港駅」に改称されました。
門司港駅には門司駅だった頃の施設が残されています。
乗客用には使われてない改札口 と,プラットフォームと駅舎との間のスペース。
駅舎2階には 貴賓室(おそらく 皇族,政府高官用)や 駅舎の模型がありました。
懐かしさを感じる洗面所も残っています。
トイレとは関係ないところにあります。
かつては プラットフォーム上に 必ず洗面所がありましたが,いつの頃からか 見えなくなりました。
蒸気機関車による長旅の後や,夜行列車から降りた朝など 顔を洗うのに使われました。
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コメント
カラシ色、いいですね。
投稿: yoko | 2012年5月 2日 (水) 20時37分