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2012年6月 7日 (木)

ついに 新日鐵が-

4月19日付で,新日鐵が 韓国のポスコ,ポスコジャパン および 元社員(元研究開発部門所属)を相手取り, 「新日鐵が保有する『方向性電磁鋼板』の製造技術を不正に取得・使用された」として,不正競争防止法に基づく民事訴訟を東京地裁に起こしました。

「営業秘密の不正取得行為」として 約1,000億円の損害賠償と,『方向性電磁鋼板』の製造・販売の差し止めを求めています。

多額の開発費用と長い開発期間をかけて開発し,特許申請もしてない最高機密の技術によって製造される新日鐵の『電磁鋼板』に匹敵する品質の製品を 7,8年前から ポスコが突然 製造し始め,現在 新日鐵のシェア 30% に迫る 20% を占めるようになっているそうです。

新日鐵は 当然,技術の漏洩を疑って ポスコに確認したそうですが,正直に白状するはずもなく 「独自開発技術による」との回答だったとのことです。

提訴のきっかけとなったのは 2007年,ポスコから中国メーカーに問題の鋼板製造技術が流出し,ポスコの元社員が逮捕された事件でした。
その裁判で ポスコ元社員が 「流出した技術は ポスコの技術ではなく 新日鐵の技術。」と証言,さらに 新日鐵の元社員の名前も登場したことから,新日鐵は 元社員保有の資料を 証拠保全手続きで抑えたことから 今回の提訴になったそうです。

多くの分野で 日本の技術を韓国が合法,違法を問わない手段を通じて入手,模倣していることは誰もが知っていることです。
今回の 新日鐵の提訴が,韓国の違法行為に対する日本企業の対応の緒になってほしいものです。

いずれにせよ,韓国の企業(人)にモラルを期待することが 所詮 無理なことが,今更ながら公になりました。

因みに ‘World Steel Association’によると 去年(2011年)の粗鋼生産量は ポスコ:3,910万トンで 世界4位,新日鐵:3,340万トンで 6位 です。
40年前に 前身の国営 浦項製鉄所を新日鐵,日本鋼管が指導して設立し,数度の技術導入を経て,2000年に完全民営のポスコとなり,今や 巨大製鉄会社に成長していますが,恩を感じていることは 残念ながら なさそうです。

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