原因は 「教育」,もしくは 「教育以前」。
ロンドン五輪サッカー男子の3位決定戦後に,韓国選手が 韓国語で書かれた 「独島はわれわれの領土」と書かれたプラカードを示したことが,オリンピック憲章の「いかなる政治・宗教的,または人種差別的宣伝も禁じる」に抵触するとして問題になりました。
IOCが 懲戒レベルを検討すると伝えられています。
韓国の日本語報道では,この行為を, 「独島セレモニー」 と表現しています。
IOCが問題とする前,韓国の一部の報道では,その様子の写真と共に 「この日の試合では選手たちのセレモニーも見どころだった。」,「感動のセレモニー」 などと肯定的に紹介,賞賛さえするような表現をしたようです。
IOCが 問題とした後も,大韓サッカー協会は 「同選手が試合終了後,サポーターからプラカードを渡され,偶発的に行ったものと把握している。紙を掲げピッチを走り,直ちに制止したが,その場面が撮影された写真がメディアを通じ配布され,政治的目的を持ったパフォーマンスのように思われている。」 と 不思議な釈明をし,反省のなさが報道されています。
一般の人々にいたっては 「何が問題なの?」と, IOCが問題視している理由が理解できてないようです。
韓国の報道機関に 国際感覚/常識を正しく伝える機能がなさそうので仕方のないことかもしれません。
「選手たちに オリンピック憲章を教えておらず,してはならないことを選手は知らなかった。」 とする韓国の報道機関もあります。
あたかも,オリンピック憲章がなければ,「問題なし」と 韓国の報道機関は捉えているようです。
「あの場所で してはならないことは,オリンピック憲章とは無関係に,わかりそうなもの。」 というのが 日本人の平均的感覚と思います。
韓国の 「国民」は勿論,「選手」も,「サッカー協会」も,驚くことに 「報道機関」さえも この感覚を持ち合わせてないばかりか,ルールを守るという観念を持っていることすら疑わしい状況です。
サッカーの国際試合で,韓国サポーターが通常行っている「セレモニー」 で,今まで 注意されることがなかったのでしょう。
ほぼ 国全体の常識のなさは,教育のせいなのでしょうか,それとも それ以前の,何か他の原因があるのでしょうか。
日本と韓国の間に領土問題が存在することを,自ら世界に知らしめ,ハーグの国際司法裁判所への出廷を拒否できなくなった,というセンスは 当然 持ち合わせてないのでしょうね。
ロイターをはじめ 世界中の報道機関が Web News で,この事件を伝えています。
竹島の不法占拠が二国間だけが知っている問題ではなくなり,来月初旬に計画されている海兵隊の竹島上陸訓練で,更に 日本領土への軍の侵攻を世界に宣伝するとのことです。
彼の国に明るい未来はあるのでしょうか?
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