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2012年8月13日 (月)

何を,どこから,どう守る。

終戦記念日が近づいてきました。

日本国憲法は,その前文で 「・・・ 平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して,われらの安全と生存を保持しようと決意した。・・・
われらは,いづれの国家も,自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであって,政治道徳の法則は,普遍的なものであり,この法則に従ふことは,自国の主権を維持し,他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる。・・・」 と示しています。

子供の頃,暗記しました。
50年経って 読み返すと,当時 全ては理解できてなかったことに 気が付きます。

又,現在,この崇高な前文の記述に近隣国が当てはまるのかと考えると,かなり疑問です。

中国の最近の南シナ海(南沙諸島,西沙諸島)や尖閣諸島に対する,領土侵略宣言に等しい言動(防衛白書にいう「高圧的対応」?)は,彼らが, 「国家が生存・発展するために必要な資源を獲得するための行動は,他国に無関係で,国家の正当な権利である。」 と,19世紀から20世紀にかけての帝国主義列強と同じ考えをしているとしか思えないもので,日本国憲法の前文に示す,期待する「諸国(民)」の姿とは異なります。
更に 過去の諸々の事件からすると,外交における中国の,日本との決定的違いとして,自国の核心的利益のためなら 「嘘」と 「衝突」を辞さないことがあります。

-となれば,一方的 あるいは 盲目的に他国の公正と信義を信頼し,他国の政治道徳を期待する前文を持つ憲法を維持することは,領土と主権を守ることに対して 高いリスクがありそうです。
尖閣諸島への侵略野望を排除し,国家主権を守るには,外交力の強化は勿論ですが,地理的事情からして 日本が空母を持つのもやむを得ない,と発言する人が そのうち出てきても不思議ではありません。(考えている人は いるでしょうから・・・)

今のところ,中国は 自国の海軍力で 日本の海上保安庁と海上自衛隊に太刀打ちできるとは思ってないでしょうが,ソ連-ウクライナ を経由して入手した空母 ‘ヴァリャーグ’の今年中の就役を目指すなど, 無視できない海軍力を備えつつあります。
(ロシアが,中国に提供することを拒否した,着艦時の ‘arresting wire’は スウェーデンから調達したらしいし・・・)

韓国も大なり小なり同様で,日本にとって 鬱陶しい国ですが,中国は 恐い国に思えます。

武力衝突は避けなければなりませんが,米国が 主権問題に対しては 中立の立場をとっていることを思うと,衝突を避けて逃げるのではなく,「怒り」を,相手に,冷静にして確実に伝わるように表明することが,主権を守るために有効な手段と考えます。

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