シンプルな西部劇
最近 NHK BSで放映されて録画していた西部劇を2本 観ました。
いずれも古い作品で 観るのは初めてでした。
まずは 「ウィンチェスター銃 ’73」(‘Winchester ’73 ’,1950)。
主演は ジェームズ・ステュアート(‘James Stewart’,1908~1997),共演 シェリー・ウィンタース(‘Shelley Winters’,1920~2006)。
シンプルなストーリーの西部劇です。
アカデミー助演女優賞を2回獲った シェリー・ウィンタースの若い頃の姿を初めて見ました。
「ポセイドン・アドベンチャー」(‘The Poseidon Adventure’,1972)の 元水泳選手の中年婦人役しか記憶にありませんでした。
この映画に意外な二人の俳優が出ていました。
先住民役のロック・ハドソン(‘Rock Hudson’,1925~1985),騎兵隊役の トニー・カーティス(‘Tony Curtis’,1925~2010),どちらも 25歳です。
ロック・ハドソンは エンド・クレジットを見るまで分りませんでした。
トニー・カーティスは すぐに分りましたが,端役のためか エンド・クレジットに名前が出ていませんでした。
もう一本は 「弾丸を噛め」(‘Bite The Bullet’,1975)。
好きな俳優が出ているのに 何故か公開時に観ていません。
鉄道会社が主催する,岩山,砂漠などを 700マイル走る過酷なレースを描いています。
馬の身体が汗の塩で白くなるのを始めて見ました。
写真は やっとの思いでゴールする直前のシーンです。馬が 塩で白くなっているのが分ります。
出演は 「ジーン・ハックマン」(‘Gene Hackman’,1930~ ),「ジェームズ・コバーン」(‘James Coburn’,1928~2002)の大御所。
ジェームズ・コバーンは 「荒野の七人」(1960),「大脱走」(1963)で既に売れていました。
そして 「キャンディス・バーゲン」(‘Candice Bergen’,1946~ ), 1966年に 「グループ」で デビューして 10年近く経ったころで この時期,最も活躍していた女優だったと思われます。
ストーリーに裏切りがなく 心穏やかに観ることができる西部劇も 時には いいですね。
キャンディス・バーゲン主演の,先住民を被害者として描いた 1970年公開の 「ソルジャー・ブルー」(‘Soldier Blue’)が観たくなりました。
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