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2012年11月 8日 (木)

「うどん」に『コシ』はいるか?

「『コシ』がありますね~。」が,「うどん」の褒め言葉として 世の中で 一般的になっているような気がします。
所謂,「讃岐うどん」の 特徴(敢えて 「特長」とせず)のようです。
「コシ」とは 小麦粉をこねて,タンパク質からグルテンを生成させているわけで,「麩」になる一歩手前(?)のようなものでしょう。

これに,どうどうと反論するのは タモリ氏で 「うどんにコシはいらない。うどんは,つるっと飲み込む(?)もので,コシは邪道だ。」(厳密な聞き取りではなく,雰囲気として-)が持論のようです。
福岡県のうどんに「コシ」はありません。

福岡県生まれの私も タモリ氏と同意見です。
と,言っても 年数回しか食べませんが。

40年ほど前,五木寛之さんが 「食に関する贅沢」について書いていたのを読んだ記憶があります。

朝,羽田を発って福岡に向かう。
行先は 博多大丸の横(裏)にある「うどん屋
(名前は失念。現在 天神にある大丸ではなく 呉服町にあったときの大丸)で,ここで うどんを食べて 福岡空港から羽田に戻る。 

更に,羽田から札幌に飛び,ここで 「ラーメン」を食べて その日のうちに帰京する。」

概略,こんな内容だったと思います。
当時,一杯 高々 100円~200円程度の 「うどん」と「ラーメン」を食べるため,飛行機で それぞれの本場に行くことの贅沢を書いていました。

ラーメンの本場が札幌か,という疑問はさておき,当時,五木寛之さんにとって 「うどん」の本場は 福岡だったことは間違いありません。

氏も 福岡の出身だから?

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コメント

kazさん

情報 ありがとうございました。

投稿: pink-sloth | 2012年11月 9日 (金) 22時55分

失念されていた店は、みやけうどんです。

投稿: kaz | 2012年11月 9日 (金) 22時22分

福岡のあったかいつゆの中に入ったうどん、あとは稲庭うどんが好きです。

福岡のごぼ天うどんを食べたい!

投稿: yoko | 2012年11月 9日 (金) 01時36分

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