子供の頃に覚えたこと。
概ね 50~45年前の中学生から高校生の頃,試験のために覚えたことを,覚えたままに,まだ覚えているものがあります。
例えばー
・「ブス は アト」 技術家庭科です。
「ブリキ は錫メッキ で 亜鉛メッキは トタン」 の意味です。
他意はありません。
最近(?)は(当時はなかった),「アルミ・亜鉛合金メッキ」の「ガルバリウム鋼板」があるので 覚えるのも大変です。
・「ハミネ」 これだけでは 何のことか分りません。これも 技術家庭科です。
この後に 「窒素・リン酸・カリ」 と続きます。
「窒素肥料」は 「葉」,「リン酸肥料」は 「実」,「カリ肥料」は 「根」に必要,の意味です。
よって 大根を栽培するなら 「カリ肥料」,トマトなら「リン酸肥料」,白菜なら「窒素肥料」が重要,ということですね。
・「コウコウハクシダン」 これは 普通の一般教養ですね。
「公・侯・伯・子・男」 で 爵位の序列です。
・「ジュウゴノヨサ(銃後の良さ)」 1543年,種子島にポルトガルから鉄砲伝来。
あとは 「イシクニ(石国)」で 1492年,コロンブスのアメリカ大陸発見,くらいでしょうか。
歴史モノは 余り興味がなく 覚えませんでした。
・しかし 中国の王朝は覚えました。
今でも,何とか言えます。
「カ・イン・シュウ・シン・ゼンカン・シン・ゴカン・サンゴク・セイシン・トウシン・ナンボクチョウ・ズイ・トウ・ゴダイ・ソウ・ゲン・ミン・シン・チュウカミンコク・チュウカジンンミンキョウワコク」
5歳上の兄が中国で仕事をした後の宴会で これを披露して 中国人に感心されて 酒を飲まされた(?)と言っていました。正しく(?)世界史を勉強したなら言えるはずです,かな?
これは 勢いをもって 一気に言う必要があります。途中で息継ぎをすると忘れます。
重要なのは 「シン」の順番です。「秦」,「新」,「晋」,「清」 の順番を間違ってはいけません。
「宋」と 同時期に並立した 契丹族の「遼」が 出てきませんが,いいのでしょうか?
最初の王朝 「夏」は伝説と教わりました。現在の考古学で どうなっているかは知りません。「殷」も 「殷墟」が発見されるまでは伝説でした。
「中国四千年の歴史」には 「夏」王朝が必要です。
・「ドーリア・イオニア・コリント」 は中学の美術です。
ギリシャ建築の建築(柱)様式ですね。順に シンプルから装飾が多くなります。
「エンタシス,アルカイック・スマイル」 なども中学の美術で覚えました。
-等々
これらを覚えていて 何の役に立ったのかと考えると・・・・。
まあ,一般教養ということにしておきましょう。
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