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2013年1月19日 (土)

4年後に 月軌道船?

打ち上げ延期を繰り返した韓国初の宇宙ロケット「羅老(ナロ)号」が1月30日に3度目の打ち上げに臨むそうです。
「三度目の正直」となることを期待しましょう。

それとは別に,2013年1月15日付け 韓国・中央日報日本語版に 『2017年に韓国初の月軌道船の打ち上げ推進』 の見出しで 短い記事がありました。

曰くー

2017年に韓国初の月軌道船が試験打ち上げされる見通しだ。

科学技術界などによると教育科学技術部は15日の大統領職引き継ぎ委員会にこのような内容の月探査計画を報告する予定だ。朴槿恵(パク・クンヘ)次期大統領が昨年12月の大統領候補3次テレビ討論で,『2025年までに月着陸船を送るという計画があるがこれを操り上げたい。2020年に月に太極旗がはためくだろう』と公約したのを後押しするためだ。教育科学技術部は2020年の月着陸を実現するため今年から関連技術研究を始めることにした。

これを基に2017年までに月の周囲を回る軌道船を試験発射し,2020年に軌道船と着陸船で構成された探査船を打ち上げる計画だ。

2017年までの1次月探査に必要な予算は4000億ウォンと推算された。

冗談ではないようです。
しかし,2020年に月で太極旗がはためくのは 常識的には 難しいでしょう。
月面には大気がなく,従って風がないので,はためくのはーという物理的な話ではなく,太極旗が立てられること自体が夢のような話です。


まずは,ロシア製の1段目ロケットの力を借りて,1月30日に自国から打ち上げる初の人工衛星を軌道に乗せるところから始め,
一歩一歩,着実に 自国の技術を積み上げ,確かなものとして,自力で人工衛星を打ち上げる技術を獲得することが先決です。
この目標をいつとするのでしょうか。

現時点で 他国の力を借りても,況や,自国の技術による人工衛星の打ち上げが不確実 もしくは不可能な国が,「月面着陸の見通し」や その「予算」を推算することは,見よう見まね,他国技術者の引き抜き,他国技術のコピーなどの特技を精一杯繰り出しても,無謀なことで, ほとんど意味のないことに思えます。
フォン・ブラウン博士がドイツから米国に移住した(連れて来られた?)時代ではありません。

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