36,7年前の mont blanc 万年筆
就職して数年経った頃(1970年代),忙しくて 月間残業リミット75時間を月半ばで超え,後の2週間は 5時になるとタイムカード(当時存在した)を打って,更に同じペースで仕事を続けて 超過分を別の月の残業時間とし,残業手当と給料が同額になる月があるような生活で(今なら問題になる勤務),遊ぶ暇もなかったので 残るものをと買ったモンブランの万年筆でした。
当時,最先端(?)の細身のデザインに魅せられ,敢えて mont blanc の代表的製品である 149 などの重厚なタイプとはせず(値段も関係した?),これを選びました。名前は分りません。
ボールペンに較べて軽い筆圧で,かすれず,疲れず,速く書けるので,学生時代の4年間, ノートは全て万年筆で録っており,万年筆は身近な筆記具でした。
買ってしばらくは使っていたと思いますが,そのうち 使わなくなりました。
書くこと自体が少なくなり,常にそばに置いておく必要がなくなったせいかもしれません。
最近,家人が机の引き出しにあったのを見つけて ペン先を洗い,復活させたようです。
今更,「もどせ」とは言えないので,4年前 定年退職時に,後輩諸氏から贈られた パイロットの太目の万年筆を使うことにします。
並べると どちらが新しいか分りません。
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