« 大理石の乳鉢と乳棒 | トップページ | 春分の日,呉市の桜開花状況。 »

2013年3月20日 (水)

この冬の寒さはー

各地で 例年より早い桜の開花宣言が発表されています。
冬は去りました。

去年の冬は 26年ぶりの寒さでした。

この冬も それなりに寒かったのではないかと思い,気象庁のデータで調べてみました。
比較する気温を 12月~2月,3か月の平均気温とし,観測場所を東京としました。

去年(2011年とする)の冬の平均気温:5.9℃ に対し 今年(2012年とする)の平均気温は 6.3℃ で 若干高い平均気温でした。

参考にこの10年間の冬の平均気温を低い順に並べるとー
  2011年:5.9℃
  2005年:6.1℃
  2012年:6.3℃
  2007年:6.8℃
  2010年:7.3℃
で,最も高かったのは 2006年の8.6℃ でした。

気象庁の記録にある 1876年からの各年の冬(12月~2月)の平均気温の推移をグラフで示したのが下図です。

Temp_graph

この136年間の記録から分ることはー

  ・戦前(1944年以前)の約70年間は 冬の平均気温は 変動はあるものの ほぼ 4℃付近で一定だった。
  ・戦後,概略の傾向として 冬の平均気温は上昇を続けており,戦前の 4℃付近が 最近は 6~7℃で 2~3℃の差がある。
  ・この136年間で もっとも平均気温が低かった冬は1884年の 2.1℃ で,最も平均気温が高かった冬は 2006年の 8.6℃ である。
  ・戦前,もっとも平均気温が高かった冬は 1929年の 5.9℃ で,これは26年ぶりの寒さだった去年(2011年)の冬の平均気温に等しい。
  ・戦後,もっとも平均気温が低かった冬は 終戦の翌年 1946年の 3.6℃である。
  ・この10年間で 平均気温が 8℃を超えた年が3回(2003年,2006年,2008年)あるが,それ以前に8℃を超えたのは 1988年の 8.0℃ 1回のみである。

10y_avetemp 左図は 10年ごとの冬の平均気温の130年間の推移を示したグラフです。

少しの例外がありますが,年々 冬の平均気温が上昇するのが明確に分ります。
特に 1950年代(1953年~1962年)の温度上昇が大きいのが目立ちます。これは 高度経済成長の第一期(設備投資主導型)である 1954年~1961年 の期間にほぼ一致します。

|

« 大理石の乳鉢と乳棒 | トップページ | 春分の日,呉市の桜開花状況。 »

つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 大理石の乳鉢と乳棒 | トップページ | 春分の日,呉市の桜開花状況。 »