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2013年5月 9日 (木)

英語と日本語では意味が違うのはー

  • 日本語になっている言葉で,日本では本来の意味とは違う意味に捉えられている外来語があります。
  • 外国で これらを英語として遣うときは注意が必要です。
  • 例えば 『ナイーブ』という言葉は 日本語として遣うとき,それほど悪い意味には感じません。
  • これを 和英辞典で引くとー
    pure-hearted’が出てきます。日本人の感覚では悪くはありません。

  • さらに これを 英和辞典で 日本語にするとー
    「心の純粋な/きれいな,心優しい,純情な,ナイーブな」 となって褒め言葉になります。
  • 「ナイーブな人」の英語訳はー
    fragile person’となり,‘fragile’=「壊れやすい」,従って 日本語にするとー
    「繊細な,ナイーブな・デリケートな・傷つきやすい人」で 悪い意味には感じません。
  • ところが 「ナイーブ」を 英語 ‘naive’として英和辞典で引くとー

    【名】
      うぶな人,だまされやすい人
    【形】
      1.
    経験不足であまりにうぶな,ばか正直な,考えが甘い
      2. How can you be so naive? : よくそんなに単純でいられるなー。
      3. 子どものように純真な,天真らんまんな,あどけない
      4. In spite of her appearance, she has a naive side. : ああ見えても彼女は純真なところがある。
      5. 繊細さがない,鋭さに欠ける,批判的な見方ができない
      6. 美術の素朴派の,素朴な
    ・・・・・

    と出てきて,「大人でありながら単純な」,簡単に言えば 「子供っぽい」という意味で使われるようです。
    中には 「繊細さがない」という,日本語で使われる意味とは逆になることもあります。

    You are so naive.’ と言うのは 大人に対しては 決して褒め言葉にはならないようです。

    ここで 別の見方をしてみましょう。

    日本の風土,あるいは国民性に関係している可能性があります。
    すなわち,日本では 大人でありながら 子供のような純粋さを持っていることを それなりに評価する風潮があり,欧米では そのような大人は大人として認められない,ということなのかも知れません。

    ‘naive’はフランス語から英語に取り入れられた言葉で,元々はラテン語であり,意味は ‘native’あるいは ‘natural’だと思われます。

    欧米においては ‘natural’のままの大人は一人前の大人と認められない文化があると考えると納得がいきます。

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