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2013年6月の30件の記事

2013年6月30日 (日)

海外旅行先の選び方

海外旅行に,「軽く」行く環境と,性格と,経済力と,・・・を持ち合わせていませんが,時には気分転換に日本とは全く違う景色を眺めてみたいものです。

-ということで,BSでよく放送されている海外紀行番組をよく観ます。

先日,BSの民放で リスボンを紹介する番組が放映されていました。

36年前,初めての海外出張(旅行)で行ったことがあり,ロンドン経由の British Airways の機窓から リスボン空港着陸前にオレンジ色の屋根と白い壁のリスボン市街を見て 初めての外国を実感したことを今も覚えています。
リスボンから50kmほど離れた 大西洋に面する町に3週間滞在して,単独出張の気楽さ(携帯電話も,インターネットも,FAXもない時代,糸の切れた凧のように)で リスボンにも遊びに行き,観光バスで主な観光スポットを回ったので,風景については全く変わってないと思いながら観ていました。

今回の番組では 風景と同じ比重で 料理が紹介されていました。
ポルトガル料理は原則シンプルです。

その中で紹介された 「‘干し鱈’のフライ」を見て,家人が 「これ食べたい。」と声を挙げました。子供の頃,よく食べたけど 最近は 「干し鱈」を見かけることがなくなって 食べたいと思っていたとのことでした。

私は 少し前,同じくBSの旅行番組で ハンガリーはフォアグラが安い,1kgが 1000~2000円程度という信じられない値段を知って ブタペストに行きたい,と思っていました。
(子供の頃,食べたことはありません。)

これで,ヨーロッパ行きプランが出来ました。

「リスボン」で‘干し鱈’を(ついでに「蛸雑炊」と「鰯の炭火焼き」も)食べつくし, 「ブタペスト」で ‘フォアグラ’を堪能する二都十日間,違いの分かる大人の旅(ビジネスクラス使用,ラグジュアリーホテル確約,最少催行人員2名,添乗員同行せず,現地係員案内なし,出発地・航空会社未定)

このプランを選択をする日本人夫婦は,どう考えても 他にいそうもないので,自分でアレンジしなければならないでしょうね。

いつか 行けるでしょうか?

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2013年6月29日 (土)

MOLコンテナ船,船体後半部沈没,事故原因は?

インド洋で6月17日に船体中央部で前後に破断した後,漂流し 曳航準備が進められていた 8,110TEU コンテナ船 ‘MOL COMFORT’の船体後半部が 6月27日16時48分(ドバイ時間 11時48分)に沈んだことが公表されました。

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Molcomfort2破断してしばらくは水平を保って浮いていたようですが,荒天のため ローリングが激しくなり,破断したホールドの次のホールド(ひょっとすると機関室?)に浸水し 右舷・船首側に傾いて 沈んだようです。

破断部から機関室前端壁までの間に水密の壁が配置されていたかどうかは分りません。

写真中の時刻は ドバイ時間で,沈み初めて 約5分で姿を消し,積載していた 1,700個のコンテナの一部が海面に浮いています。

Molcomfort_tow1_224日(?)から開始した船体前半部の曳航は,ペルシャ湾に向かって継続しているようです。
船体は安定した状態と伝えられています。

船体は 船首側に 約3mのTrim(傾斜)があると 外国の報道にありました。

積載コンテナの確保と,この事故の原因究明のために無事に港に着いてもらいたいものです。

ところで,今回の事故の原因は明らかになっていませんが,建造造船所の三菱重工とMOL,船級協会の日本海事協会の3者は,可及的速やかに 就航中の同型船 6隻に対して 補強工事(三菱重工のホームページでは「船体構造強化などの対策」)を実施すると言っています。
原因が不明なので どの部分の,どの構造の,どのような力に対する強度をアップさせるのかよくわかりませんが,取りあえず 今回の事故で想定されうる力に対して 相対的に弱い構造部分を,ある安全率になるように補強することになるのでしょう。勿論,現構造は 現規則を満足していることは間違いないでしょうが。

更に,三菱重工は 準同型船(MOLではないそう)4隻に対しても 補強工事を実施すると言っています。

現在の規則・基準に基づいて設計して就航している大型コンテナ船は 何十隻もあるでしょうから,規則に不備があったことになると大変です。

今回の事故の可能性がある原因として,次の4つ(およびそれらの複合)を考えました。
(荒天は あって当たり前なので原因とはしない。)

1.設計欠陥(規則不備を含めて)
2.工作欠陥(例えば 溶接欠陥など)
3.積み付け「曲げモーメント」過大
        ← ‘荷主申告のコンテナ重量誤りによる
4.積み付け「曲げモーメント」過大
        ← ‘バラスト水を含む積み付け計算/Loading Planの誤りによる
   * 「過大」はいずれも設計値に対して。
  *「過大」は 決して過積載の意味ではなく,積み付けによって発生する曲げモーメント値が過大の意味。申告重量が真の重量と異なれば(小さくても),実際に発生する曲げモーメントが申告重量を用いる計算値より大きくなる可能性がある。

船体前半部構造破断部の状況を含め,残されたデータから 想定原因の可能性を検証する計画が立てられ,実行に移されていることでしょう。

(追記)
ペルシャ湾に向かって曳航中だった前半部は 7月6日 出火,消火活動も虚しく 7月11日に沈没しました。
これにより 折損原因は 現物による調査が不可能になって,今後 検討して得られる原因もあくまで推定となります。

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2013年6月28日 (金)

中国ネットユーザーのコメント(その17)

世界の電子掲示板(BBS)を日本語に訳して紹介するサイトがあり,中でも中国のネット・ユーザーの各テーマに対する皮肉がきいたコメントに感心します。(その17)です。

‘民度について言えば,インド人のほうが中国人よりずっと低いのに,なぜ世界はインドを批判しないのか?’ に対してー
    「自己反省もせずに,他人が批判されていないと主張するのはどういうことだ。」
    「インドは西側の陣営だから。」
    「インドは民主国家だけど,俺達は共産国だから。」
    「インドの旅行客は民度が低くないから。」
    「インド人は外国では規則を守るけど,中国人は違う。」
    「中国には成金が多い。でも民度がついてきていない。外国に行く中国人のほとんどがそう。インドには成金がいない。」
    「外国に行く中国人のほとんどが成金だからだ。間違えたとしても死んでも非を認めず,言い訳を探す連中。」

    → 成金に対する目は厳しいようです。

‘中国と台湾では,日本に対する態度が大きく異なるのはなぜなのか?’ に対してー
(中国人と台湾人とでは,日本に対する接し方が大きく異なる。その理由として「政府によるプロパガンダと関係があるはず」と述べた。「国民党だって抗日で多くの死者を出し,台湾は日本に占領されていたのだから,台湾人は日本人をもっと憎んでも良いはず」と考えているようだ。)
    「プロパガンダは理由の1つにすぎない。主な理由は日本人の戦争に対する態度と,考え方がわれわれと違うから。」
    「(台湾は)10年間の親日教育のおかげ。」
    「1980年代は日本のドラマや映画がずいぶん流行し,日中関係も良好だった。でもなぜか90年代から急に悪くなった。」
    「世界中の国と中国とでは,日本に対する接し方が全然違うことに気が付かないのかい? どうしてなのか,よく考えた方が良い。」

   
→ 最後の方の様に,賢明な考えを持つ中国人が増えるといいですね。

‘わが国はなぜ諸外国から嫌われるのか?’ に対してー
    「もしかして,中国人が優秀すぎて妬まれているからなのか?」
    「優秀だからじゃないって。政府が無能だからだ。」
    「政府が弱すぎるからだ!」
    「政府が弱いからじゃないって。オレ達の民度に問題があるんだって。」
    「中国人の民度というのが結局のところの問題だ。あんまり口達者にならないほうが良いと思うよ。そうでないと尚更バカにされる。」
    「他人の就業機会を奪っているからねぇ。西側諸国の工業が衰退しているのは,中国の工業が大規模に発展していることの結果だ。」
    「世界中の国から嫌われているわけではない。パキスタンという友がいる。」

   
→ 否定するのは パキスタンを推す一人だけでした。

‘冷静になって考えてみよう。オレ達の民度は本当にそんなに低いのか?’ に対してー
    「各地で暴力事件というのは起きるからな。別に珍しいことでもあるまい。」
    「何を争うというのだ? 地球人は民度が低いということだ。」
    「どこにでも破壊活動が好きな輩はいる。国籍とは関係ない。」
    「他人の民度が低いからオレ達も同じで良いというのか? 民度が低いことは事実なのだから,他国の民度が低いからと言ってわが国の民度が低くなくなるわけではない。」
    「五十歩百歩だな。他人の民度が高いとしてもそれはよそ様の話。オレ達は自分たちの民度を高めなければ!」
    「上が悪ければ下も悪くなる。国民の民度と国の環境は関係がある。」
    「中国人は比較的善良だな。攻撃性に欠ける。」

‘日本は先進国と認めるのになぜ韓国は認めないのか?’ に対してー
    「アジアの3大先進国は,日本,イスラエル,シンガポールだ。」
    「アジアNIEsって言葉を知っているか? 韓国が発展しているのは認めるが,尊大な態度が嫌いだ。」
    「日本にはコア技術がたくさんあるが,韓国には何かあるか?」
    「韓国人は人間的に問題がありすぎる。」
    「先進国であってもなくても,韓国が嫌いなことに変わりはない。」
 
    → 政治的問題を抜きにすれば,中国人の韓国嫌いは 日本に比べホンモノのようです。   

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2013年6月27日 (木)

昔から?(その2)

韓国の衛生状態(食べ物を含む)に関して,「問題あり」 とするコメント・情報を,韓国人自身からのものを含めて度々見かけます。

例えば ー
「食堂で,客の食べ残しを 後の客に出すのは当たり前。」
    (2009年に 「食品接客業者が,客が食べ残した食べ物を再使用,再調理することを禁止する。」と食品衛生法施行規則が改定され,翌 2010年上半期に 違反で87店が摘発。2010/9/28 中央日報。この禁止に反対する動きが飲食業界にあるようで,韓国人にとっての再利用は 普通のことのようです。日本で発覚すれば確実に その店は潰れるでしょうね。)
「1990年代に韓国料理人に日本料理の指導をした日本人が,先ず初めに指導しなければならなかったことは,料理の前に手を洗うことだった。」(出典不明)
「駅のトイレを利用した男女204人(男性100人,女性104人)を観察したところ,手を洗った人は121人だった。」(朝鮮日報,2009/9/2)

朝鮮民族には もともと手を洗う習慣がない,ということを含め,これらの真偽はわかりませんが,とかく そのような情報が流れがちです。

かつて(19世紀),朝鮮に滞在した欧米人の旅行記から 本件に関係する記述を探すとー

朝鮮人は,清潔さの点では多くの非難を浴びそうだ。外国人は,朝鮮人をさかなにジョークを言うことが好きだ。ある英国人は,朝鮮では最も清潔だという人物を,彼がこれまでに見た中で最も汚い人物だったと言ったことがある。すなわち,朝鮮人が地球上で最も汚い人々だということだ。
 

朝鮮の使用人たちは勉強熱心だが,彼らを訓練するには大変な忍耐強さが求められる。まず朝鮮人たちは,風呂に入る必要性を感じないようだ。家庭の暮らしに 絶対に必要な清潔さを彼らに継続させるには,絶え間ない注意が必要である。
   by G・W・ギルモア『ソウル風物誌』
   (1886年,ソウルの育英公院の教師に赴任した。しかし学生たちの向学心のなさに失望し,1889年に帰国した。神学者)

朝鮮の住民は,私の経験から言うと,あまり洗濯をせず,入浴はさらにしない。彼らが手を洗うところを見たことはあるし,顔を洗うところは時々見た。しかし,毎日顔を洗う人は,ごく少数である。清潔を保つための水の使用が,それほど少なく不規則だとしたら,朝鮮人は とんでもなく不潔に見えるだろうと思われるかもしれないが,そうでもない。私がいつも 極めてイライラしたのは,この不潔な人々が,見た目は清潔に見えるということだった!
   by A・H・サヴェジランダー『朝鮮-静かなる朝の国』

   ( イタリア生れの画家・旅行作家。世界中を旅して多くの絵画と旅行記を残した。1889年から日本に滞在。1890年に済物浦(仁川)に上陸した。189112日にソウルに入り,数ヶ月間滞在して高宗にも謁見した。

衣服は,白衣しかないが,それ故 常に清潔さを保っているのはとても労力のいることなので,たいていの場合,こびり付いた垢のため色変わりしている。不潔ということは朝鮮人の大きな欠陥で,富裕な者でも,しばしば虫がついて破れたままの服を着用している。
   by シャルル・ダレ『朝鮮事情』
   ( 1866年にソウルで処刑されたダヴリュイ(1818~1866, 朝鮮名・安敦伊) らが収集した資料をもとに『朝鮮教会史』を書き,1874年に出版した。『朝鮮事情』は,その序論に当たる。ダレ自身はインドやベトナムで布教に当たったが,朝鮮に行ったことはない。)

韓国に旅行に行く人たちのために
これらが 真実でないことをー
真実であったとしても,21世紀になって 民族性が変わっていることを願うだけです。

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2013年6月26日 (水)

昔から?

日本を訪れた外国人の共通の感想に街の清潔さがあります。
「ゴミ箱の数が少ないし,清掃人の姿もないのに 道にゴミが落ちてない。」と言います。

この清潔さは いつからなのか?いつの記録が残っているのか?
ーと気になります。

かつて(16世紀から19世紀にかけて) 日本を訪れ,滞在した西欧人も 現在とほぼ同様の感想を残しています。

「日本人の家屋は,板や藁で覆われた木造で,はなはだ清潔でゆとりがあり,技術は精巧である。屋内にはどこもコルクのような畳が敷かれているので,きわめて清潔であり,調和が保たれている。」
   
ヴァリニャーノ(松田毅一他訳)『日本巡察記』,イタリアの宣教師で、イエズス会の巡察師として日本を三度(1579,1590,1598)訪れた。

「街路は淸潔にして何人も之を蹈まずと思はるゝ程なり。」
   
ドン・ロドリゴ『日本見聞録』,メキシコの政治家で、江戸初期に日本に漂着し見聞記を残した。(1609~1610)

「この国民は絶えず清潔を心がけており,家でも旅先でも自分の体を洗わずに過ごす日はない。そのため、あらゆる町や村のすべての宿屋や個人の家には,常に小さな風呂小屋が備えられ,旅人その他の便宜をはかっている。」
「その国のきれいさと快適さにおいて,かつてこんなにも気持ち良い旅ができたのはオランダ以外にはなかった。また人口の豊かさ,よく開墾された土地の様子は,言葉では言い尽くせないほどである。国中見渡す限り,道の両側には肥沃な田畑以外の何物もない。」
「清潔さは,彼らの身体や衣服,家,飲食物,容器等から一目瞭然である。彼らが風呂に入って身体を洗うのは,週一回などというものではなく,毎日熱い湯に入るのである。その湯はそれぞれの家に用意されており,また旅人のためにどの宿屋にも安い料金で用意されている。」

   
C・P・ツュンベリー(高橋文訳)『江戸参府随行記』ス,ウェーデンの医学者・植物学者(1775 訪日)

「日本家屋の最上の装飾であり,最も賞賛すべき装飾と認むべきものは,上下を通じて守られてゐる小ざつぱりと清潔なところであらう。」
   
ゴロヴニン(井上満訳)『日本幽囚記』,ロシアの海軍軍人で、1811(文化8)年に国後島で捕虜となり、二年二ヶ月にわたって函館および松前に幽閉された。

「函館はあらゆる日本町と同じやうに著しく淸潔で,街路は排水に適するやうにつくられ,絶えず水を撒いたり掃いたりして何時でもさつぱりと健康によい状態に保たれてある。」
   
土屋喬夫・玉城肇訳『ペルリ提督日本遠征記』,1854年函館視察。

「まづ眼につくのは,中庭や,茣蓙を敷いた木造の階段や,それから當の日本人のなみはづれた淸潔さである。この點は全く感服せざるを得ぬ。彼らは身體も,衣服も,淸潔でこざつぱりとしてゐる。」
   
ゴンチャロフ(井上満訳)『日本渡航記』,ロシアの作家(1852~1955滞在)

「世界のあらゆる國で貧乏に何時も附き物になっている不潔さというものが,少しも見られない。彼らの家屋は,必要なだけの淸潔さを保っている。土地は一吋もあまさず開墾されている。」
「日本人は淸潔な國民である。誰でも毎日沐浴する。職人,日雇の勞働者,あらゆる男女,老若は,自分の勞働を終ってから,毎日入浴する。」

   
ハリス(坂田精一訳)『日本滞在期』,米国の外交官(1856~1858 滞在)

「よく手入れされた街路は,あちこちに乞食がいるということをのぞけば,きわめて清潔であって,汚物が積み重ねられて通行をさまたげるというようなことはない - これはわたしがかつて訪れたアジア各地やヨーロッパの多くの都市と,不思議ではあるが気持ちのよい対照をなしている。」
「すべて清潔ということにかけては,日本人は他の東洋民族より大いにまさっており,とくに中国人にはまさっている。中国の街路といえば,見る目と嗅ぐ鼻をもっている人ならだれでも,悪寒を感じないわけにはゆかない。」
「自分の農地を整然と保っていることにかけては,世界中で日本の農民にかなうものはないであろう。田畑は,念入りに除草されているばかりか,他の点でも目に見えて整然と手入れされていて,まことに気持ちがよい。」

   
オールコック(山口光朔訳)『大君の都-幕末日本滞在記』,英国の外交官 (1859~1862 滞在)

「日本人が世界でいちばん清潔な国民であることは異論の余地がない。どんなに貧しい人でも,少なくとも日に一度は、町のいたるところにある公衆浴場に通っている。」
   
ハインリッヒ・シュリーマン(石井和子訳)『シュリーマン旅行記 清国・日本』,ドイツの考古学者(1865 訪日)

「日本人は石鹸を表す言葉を知らないし,今日になってもそれを使ったことがない。にもかかわらず,どのアジア人よりも身なりも住居も清潔である。」
   
グリフィス(山下英一訳)『明治日本体験記』,米国の牧師・東洋学者(187074 滞在)

「日本人の清潔さは驚く程である。家は清潔で木の床は磨き込まれ,周囲は綺麗に掃き清められているが,それにも係らず,田舎の下層民の子供達はきたない顔をしている。」
   
E・S・モース(石川欣一訳)『日本その日その日』,米国の動物学者(1877,1878)

欧米人の紀行文には必ずと言っていいほど,日本の,日本人の清潔さに関する記述がありました。
まるで 現在の日本(人)を上回る清潔さであったような印象さえ受けます。
ひょっとすると,彼等は 同時に立ち寄っている東洋の他国のあまりの酷さにショックを受けて,相対的に,極端な表現になったのかもしれません。
ただ,畑の「肥やし」の臭いには閉口した,という記録は何人かが残しているようです。

いずれにせよ,日本人の清潔さは 昨日今日のことではないようです。

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2013年6月25日 (火)

記憶に残った 「ラジー賞」受賞者

ウィル・スミス親子が出演したSF映画「アフター・アース」を観て,「ゴールデン・ラズベリー賞」が,ふと思い浮かびました。これで決まりだ,と思ったわけではありません。

「ゴールデン・ラズベリー賞」(Golden Raspberry Awards’,別名 「ラジー賞」‘Razzies’)は,1981年に創設された米国の映画賞で,前年公開された映画から 「最低作品賞」,「最低男優賞」,「最低女優賞」,「最低助演男優賞」,「最低助演女優賞」,「最低監督賞」,「最低脚本賞」などが選出され,授賞式は 「アカデミー賞授賞式」の前夜に開催されます。

中には それなりの作品,俳優も選出され,「ノーベル賞」に対する 「イグ・ノーベル賞」(‘Ig Nobel Prize’,1991年に創設)と,洒落の意味では近いものがありそうです。
但し,「イグ・ノーベル賞」は ユニークな研究の成果に対するもので,受賞はそれなりに名誉なことなので表彰式に 受賞者は出席するようですが,「ゴールデン・ラズベリー賞」に選ばれて 受け入れる(‘accept’)人は少なく,ましてや 表彰式に出席する俳優は稀とのことです。Wikipedia には ‘List of people who have accepted Golden Raspberry Awards’の項目があります。
Worst Actress’に選出されて 表彰式に出席したのは 2005年の ハル・ベリー(‘Halle Berry’,1966~,‘Catwoman’で受賞)と 2010年のサンドラ・ブロック(‘Sandra Bullock’,1964~,‘All About Steve’,邦題 「ウルトラ I LOVE YOU!」で受賞 )の二人だけのようです。
(「最低外国タイトル賞」で選ばれても不思議ではなかった邦題ですね。「ラジー賞」は その年によって新しい賞が加わることがあります。)

二人とも,女優としての自信があり,かつ,ユーモアが分る大人だったということでしょう。
ハル・ベリーは この時すでに アカデミー主演女優賞を受賞(2001年 「チョコレート」, ‘Monster's Ball’)しており,サンドラ・ブロックは まさしく 翌日開催されるアカデミー賞授賞式で 主演女優賞(「しあわせの隠れ場所」,‘The Blind Side’で )にノミネートされていました。

Sandra5902010年3月9日に開催された第30回 ゴールデン・ラズベリー賞の授賞式でのサンドラ・ブロックをテレビで観て記憶に残っています。

彼女は 問題の映画(‘All About Steve’)のDVD Copyを一杯に積んだ カートのロープを引っ張って 笑顔でステージに上がりました。

DVDは 審査員に配るためのもので,
「あなたたち,本当はこの作品観てないでしょう!来年このトロフィーを返しに来るから,それまでにこのDVDを観ておいてちょうだい。来年は皆で飲みに行きましょ!」と余裕のスピーチで会場を沸かせましたーと報じられています。

Sandra591_2そして,その翌日,アカデミー主演女優賞を受賞して,映画史上初の 「アカデミー賞」 と 「ラジー賞」の同時受賞の名誉(?)に輝いたのです。

映画での俳優のイメージは 演技によるものだとは重々承知していますが,サンドラ・ブロックに関しては,どうしても 「スピード」(‘Speed’,1994)のアニーのような性格ではないかと思ってしまいます。

因みに その夜の 実際の speech は次のサイトに掲載されています。
かなりの長さで,主催者とのやりとりがあって 面白いものです。
上述の日本語訳が正確ではないことが分ります。

http://www.speakup.com.br/index.php/component/content/article/39-2012/213-300-the-queen-of-comedy.html

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2013年6月24日 (月)

ミニ・トマトは元がとれる?

Img_5210鉢で育てている 「ミニトマト」の実が付きました。

Img_5208家人 曰く 「農協で 100円の苗だったので,20~30個 生れば,元はとれる。」

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2013年6月23日 (日)

「アフター・アース」を観た,が・・・

Waterfallafterearth
6月21日公開のSF映画 「アフター・アース」(‘After Earth’)を公開翌日に観ました。

ジェイデン・スミス(‘Jaden Smith’,1998~ ),ウィル・スミス(‘Will Smith’,1968~ )の親子共演です。

先日 観た トム・クルーズの「オブリビオン」(‘Oblivion’)と共に,この夏,期待のSF映画でしたが・・・。

Afterearthmovietrailer2人類が地球を捨てて 1000年後,ワープした宇宙船が偶々 不時着した地球での出来事の話です。

ストーリーは 極めて単純・ストレートで,「ひねり」も 「どんでん返し」もなく,最近の映画にしては 解り易すぎて拍子抜けでした。

主役の ジェイデン・スミスの英語の台詞(発音)が, 撮影時,14歳の子供だったためか,聴きづらく,かつ 耳障りでした。
(字幕を読んではいますがー)

コスタ・リカで撮影したらしい風景も感動するほどのものはありませんでした。

「ゴールデンラズベリー賞」獲得にならないことを祈りましょう。

【6/26 追記】
脚本・監督の M.ナイト・シャマラン(‘M.Night Shyamalan’,1970~ )の過去 観た作品を並べるとー
   「シックス・センス」(‘The Sixth Sense’,1999)
   「アンブレイカブル」(‘Unbreakable’,2000)
   「サイン」(‘Signs’,2002)
   「ヴィレッジ」(‘The Village’,2004)

世間では評判になった映画もあるようですが,私には 全て「ガッカリ(拍子抜け)」 もしくは 「立腹(脚本にアラが多すぎる,ドンデン返しが浅薄・無理やり)」の映画ばかりで,この監督(脚本)の作品は,私には体質的に合わないことを やっと悟りました。
「おとぎ話」 を 「おとぎ話」ではないように展開する作風が合いません。
そもそも「おとぎ話」に付き合いたくありません。

今後,注意します。

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2013年6月22日 (土)

倉敷・森田酒造の酒 詰め合わせ

かつて 倉敷に住んでいたことがある兄から,倉敷・森田酒造の清酒が直送されてきました。

Img_5202

(右から)
本醸造辛口酒「萬年雪」(本醸辛口)
萬年雪純米酒「幻雪」(幻雪原酒)
萬年雪大吟醸酒「山田錦大吟醸」(森田大吟醸)
萬年雪超辛口「激辛」(激辛原酒)
萬年雪超辛口「激辛」(激辛)

各 500cc です。

私は ほとんど酒を飲まないので ほとんどが家人の胃に納まることになりそうです。
が,せっかくなので それぞれの味見はしましょう。
「激辛」とは何でしょう。

Img_5206森田酒造は 隣に,各地(世界)の「うまいもの」を集めた「平翠軒」も経営しています。

箱に同梱されたカタログなど。

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2013年6月21日 (金)

ジベル薔薇色粃糠疹

「ジベル バラ色ヒコウシン」。
「ヒコウシン」が 「ヒコウセン」だったとしても スタジオ・ジブリの新作アニメのタイトルではありません。

突然,胸と腹に 10~20ヶ所の発疹が出ました。

他の症状は無く,原因は思い当たりません。
痒みはほとんどなく,数日で 治まると考え,ほうっていましたが,2週間経って 変化しません。

内臓に疾患があって,その影響の可能性を考えましたが,まずは皮膚科に行きました。

診断は 「ジベル薔薇色粃糠疹」(ジベルバラ色ヒコウシン, ‘Pityriasis rosea Gibert’)でした。
聞いたことがない名前です。

「原因不明。10~30歳代に多い。ほとんどの場合1~2ヶ月で痕を残さずに自然治癒するため,特別な治療は必要ない場合が多い。まれに痒みが強いなど不快な症状が出ることがあり,その場合には症状を軽減する外用薬や内服薬が処方されることもある。再発は稀とされる。」
とのことでした。

「内臓とは関係なし」,「治療方法なし・自然治癒」 ということで,ひとまず安心しました。

最短であと2週間,最長であと1.5か月で消える,ということのようです。

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2013年6月20日 (木)

MOL コンテナ船事故,原因究明を待つ。(最新情報更新中)

6月17日正午頃(現地 7時頃),インド洋を東から西に航行中の商船三井(MOL)のコンテナ船 ‘MOL COMFORT’が 荒天下(風力 7,うねり 6m),浸水し,中央部で前後に破断する事故が発生したと報じられました。
日本の船としては 近年 稀な大事故です。

船種 : コンテナ船(8110TEU)
載貨重量 : 90,613 ton
全長×幅 : 316m×46m
積荷 : コンテナ4,382ユニット(7041TEU)
  (*積載コンテナが20’と40'のみなら,20':1723個,40':2659個)
乗組員 : 26名(ロシア人11名、ウクライナ人1名、フィリピン人14名)
船籍 : バハマ  
就航年 : 2008年
(*TEU は 20'コンテナ換算個数)

乗組員は全員救助され,コロンボに向かったようです。

Molcomfort1
船体中央部が折れ曲がっています。
海面に救命筏が降ろされているのがわかります。

Molcomfort2_2Molcomfort3

完全に前後に分離しました。

Molcomfortinhalf_2船首側が前後を逆転して,船尾側半分の横に並んでいます。

19日時点で 2ktで東北東に流されているもようです。
同日,MOLは 曳航準備のため Jebel Ali(ジュベリアリ、U.A.E)港から監視船を向かわせ,23日に到着する予定とのことです。
(その後,変更されて 24日着。付近は荒天が続き,視界不良のため,前部は確認中。 6/20 MOL発表。

***************************************
●追記:2隻のタグボートも現場海域に向かっており,24日到着予定とのこと。6/22 MOL発表。2隻では不足と思われますが・・・。
●追記:3隻のタグボートが向かっており,2隻が 24日,1隻が25日頃 到着予定。23日 MOL発表
●追記:3隻のタグボート,1隻の監視船 全て 24日に到着する見込み。24日 MOL発表
追記:25日 MOL発表 第9報によると,タグボート3隻と監視船1隻は 現場海域に到着し,26日に到着予定の追加のタグボート1隻と合わせて曳航準備を進めるとのこと。前後の船体を,それぞれ2隻づつのタグボートが曳くようです。前後に就くのでしょうね。
このうちの1隻には 事故の発生状況や,船体の破損状況等の確認のため建造造船所である三菱重工の技術者2名が同乗しているそうです。
合わせて,就航中の同型コンテナ船 6隻に対して,乗組員による点検実施,さらに可能な限り早い機会に三菱重工と船級協会による安全点検を行うとのことです。

追記:26日 MOL発表 第10報によると 「6月24日に現場海域に4隻の曳航船・監視船が到着しております。船体前半部についてはアラビア湾方面に向け曳航を開始しました。船体後半部については引き続き監視を続け曳航の準備を進めております。」とのことです。
●追記:27日 MOL発表 第11報によると,船体前半部は安定した姿勢でアラビア湾方面に向けて曳航が続けられているものの,「船体後半部については荒天の状況下で船体が激しく動揺しており,遺憾ながら貨物倉への浸水と甲板上に積載している貨物の流出が進行しております。曳航作業に着手できておりません。引き続き監視を続けております。(日本時間 26日 午後11時)」
とのことです。
●追記:27日 三菱重工発表(本件 その4)によると 三菱重工,MOL,船級協会(日本海事協会)の3者で 原因調査・究明中。
就航中の同型船 6隻に対して 「
再発予防措置として十分な船体構造の強化対策 (IACS(*)に準拠した船舶検査機関の船体強度基準の約2倍) を可及的速やかに実施致します。」((*) IACS:International Association of Classification Societies(国際船級協会連合))
とのことです。
この記述は 船体構造のどの部分の何を現行強度基準の約2倍にするのか定かではありません。現在の構造強度の約何倍かも分りません。
船体全体のビームとしての強度が問題で壊れたとして,単純に解釈すれば,この強度を2倍にすることになりますが,不可能だと思います。(現在の強度の2倍とは言ってないにしても)
但し,具体的に 破断の起点となった構造部分が明らかで,その部分の強度を2倍にするというのなら分らないではありませんが,既に その部分が分っているのでしょうか?
又,疲労強度(寿命)を2倍にするというのなら 何となく分らないではありませんが,疲労強度の文言はありません。
余り 詳しく述べても 混乱するだけだと,できるだけ簡潔に報告したのでしょうが,やや舌足らずの気がします。何の条件も示さない‘2倍’には 驚きます。

●追記:27日 MOL発表 第12報 「緊急報告」によると 日本時間 6月27日 午後4時48分頃,船体後半部は沈没したそうです。北緯14度26分/東経66度26分付近の公海(水深約4,000メートル)。後半部には 1,700個のコンテナが積載されていたとのことです。
○追記:28日 損傷調査のため タグボートで現場海域に行った三菱重工の技術者二人は 設計部門所属だと想像します。自分が設計した船が沈む現場を観ることになったとしたら,辛い,もしくは それ以上のショックがあったでしょう。
●追記:27日 三菱重工発表(本件 その5) によると,同日の同型就航船6隻に対する「強度up」策の表現が変わり,次のようになりました。「
2013年6月27日付『コンテナ船MOL COMFORT海難事故について(その4)』にて,お知らせ致しましたとおり,株式会社商船三井運航の同型船6隻は,船舶検査機関の構造規則を満足しているものの,株式会社商船三井,船舶検査機関との協力により,再発予防措置としての十分な船体構造の強化対策を実施予定です。」
「現行基準の約2倍」の表現が消えました。

●追記:30日 MOL発表 第15報によると 船体後半部が沈んだ海域に留まって 油の流出と浮遊コンテナの状況を監視している監視船は 海面の油膜は確認してないそうです。
沈んだ後半部(機関室を含む)には燃料等 推定約 1,500tonの油が積まれていたとのことです。水深 約4,000mなので 油タンクに少しでも空間があれば 沈んでいく途中(数百m?)の水圧でタンクは崩壊し,油は漏洩していると思いますが・・・。

○追記:7月1日 Class NK発表 (船級協会として,本船を検査承認した日本海事協会 Class NK が 6月28日付で,事故以来 初めて,そのホームページに 「コンテナ船 MOL COMFORTの海難事故について」と題して報告していました。)
「本会は、“MOL COMFORT”の海難事故を受けて、松井敏友副会長をチームリーダーとする事故調査チームを結成しております。現在、株式会社商船三井,三菱重工業株式会社 及び旗国政府などとも協力して事故原因の究明に全力を尽くしております。」
です。

●追記:7月2日 MOL発表 第17報によると 「西北西に曳航を続けておりました船体前半部の曳航索がはずれ,現在3隻の曳航船で復旧作業を行っています。作業完了次第,西北西に曳航を再開します。(日本時間 7月1日23時 時点)」とのことです。
●追記:7月3日 MOL発表 第18報によると 「7月1日に船体前半部の曳航索がはずれ,救助業者が復旧作業を行っておりましたが,作業は無事完了し曳航を再開しました。(日本時間 7月2日 23時 時点)」 とのことです。
●追記:7月4日 MOL プレスリリース によると,本船事故の原因究明の技術コンサルタントとして,船級協会の「ロイドレジスター」(‘Lloyd's Register of Shipping’,本部 ロンドン)を起用したそうです。
8,000TEU以上の大型コンテナ船の図面承認・建造検査が100隻以上(建造中を含む)の実績ある船級協会とのことですが,本船が船級登録しているNK(日本海事協会)は,やや立場がないですね。
医療で言えば,「セカンド・オピニオン」?
図面承認した船級協会が 「原因究明」するというのも何か割り切れないものがあるので(企業コンプライアンス上?),第三者機関として ロイド船級協会が技術コンサルタントとして調査するのは妥当でしょう。
‘MOL-三菱重工-日本海事協会-ロイド船級協会’,結論としての原因は 4者 合意が必要となるのでしょうか。

●追記:7月6日 MOL発表 第19報によると 「本日(7月6日)午前9時半頃(日本時間),(曳航中の)船体前半部の後部より出火したとの報告が曳航船よりあり,直ちに救助業者に対し消火作業を要請しました。 現在,現場では1隻の曳航船と2隻の救助船が対応にあたっています。」 とのことです。
積載貨物は勿論,船体に影響がなければよいのですが。
港に着くまで あとどのくらいかかるのでしょう。

●追記:7月7日 MOL発表 第20報は,曳航中の船体前半部に発生した火災の7月7日午後1時(日本時間)での状況を伝えています。

Mol_comfort_fire
「7月6日午前9時半頃(日本時間)発生した火災に対し,直ちに救助業者に消火作業を要請し,現場で1隻の曳航船と2隻の救助船の計3隻で対応にあたっておりましたが,荒天により,現時点では火災を制御するに至っておりません。救助業者は6日午後(日本時間),インド沿岸警備隊に支援を要請しました。現在、消火設備を備えた巡視船 “Samudra Prahari” が現場に向かっております。」
心配です。
このまま沈むと 事故原因の究明に支障を来します。
原因究明結果の検証が出来ず,推定でしかなくなります。
(写真は indiatvnews.com より)

○追記:7月8日 Class NK 7月5日 プレスリリースによると, 今回 再度,次の2項目を確認したとのことです。
①本船の図面が 鋼船規則の要求事項を全て満足していること,②2013年5月29日に完了した定期検査が適正に実施され,問題となる箇所が無かったこと。
●追記:7月8日 MOL発表 第21報によると 「7月6日の火災発生後,直ちに救助業者に消火作業を要請し,現場で1隻の曳航船と2隻の救助船の計3隻で対応にあたっております。現時点では,強風と波浪に阻まれ火災を制御するに至っておりません。救助業者がインド沿岸警備隊に支援を要請しておりましたが,消火設備を備えた巡視船 “SAMUDRA PRAHARI” が,7月8日午前9時半頃(日本時間)現場に到着しました。」 とのことです。

●追記:7月9日 MOL発表 第22報によると 「7月6日の火災発生後,現場で対応にあたっていた1隻の曳航船と2隻の救助船に加え,インド沿岸警備隊の巡視船 “SAMUDRA PRAHARI” が7月8日午前9時30分頃(日本時間)に現場に到着し,消火活動を開始しましたが,強風と波浪に阻まれ難航しており,現在,鎮火には至っておりません。甲板上の多数のコンテナの焼損が視認されております。」 とのことです。
写真では 炎は見えなくなっているので 燻っている状態でしょうか。


Mol_comfort_fire_001Mol_comfort_fire_003

Mol_fire_001Mol_fire_004

甲板上のコンテナは 焼損しているようです。
甲板側部に積まれた 20' コンテナが 今にも倒れそうです。
船腹の ‘MOL’の文字のうち ‘L’のみが辛うじて読めます。
沈まないことを念じています。

●追記:7月11日 MOL発表 第24報(緊急報告)によると 「6月17日にインド洋を航行中に船体が中央部で2つの部分に破断した当社運航のコンテナ船 “MOL COMFORT(エムオーエル コンフォート)”の船体前半部は,火災の進行とともに傾斜が進み7月11日午前4時頃(日本時間),北緯19度56分/東経65度25分付近の公海(水深約3,000メートル)にて沈没しました。」 とのことです。
今後の 原因究明が難しくなりました。
同日の 第25報によると 前半部には 燃料油など油類 推定 約1,600 tonがタンクに残っていましたが,多量の油流出は確認されてないそうです。
前半部にも燃料タンクが配置されていたようです。
○追記:7月13日 Class NK 7月12日 プレスリリースによると,「・・・事故原因の究明において重要な情報になりうると考えられていました本船の船体前半部は,残念ながら7月11日に沈没したと株式会社商船三井より公表されました。
この現状を踏まえ,本会は,原因究明を加速し,本年9月上旬までには,一定の見解を取りまとめる予定であります。」とのことです。

○追記:7月26日,国土交通省・海事局安全政策課 7月23日 プレスリリースによると,「本船の事故状況を鑑み,業界関係者及び専門家を参集し,コンテナ運搬船の今後の安全対策のあり方について検討するため,「コンテナ運搬船安全対策検討委員会」を設置することとした。」とのことです。
座長:横浜国立大学・角 洋一教授,委員は 「船級協会」,「船会社」,「造船所」,「研究機関」で構成,詳細は調整中で,第1回委員会の開催日は未定だが,早期に,2ヵ月程度で安全対策を取りまとめるとのことです。
最重要事項は 「原因の究明」です。原因が不明なままの 「安全対策」は無意味となるでしょうから。

●追記:8月13日,MOL 8月12日発表 「コンテナ船“MOL COMFORT”同型船に対する安全強化策の件(2)」によるとー
同型船に対する安全強化工事実施状況が報告されました。
・‘MOL CELEBRATION’: 7/12~8/3,於 三菱長崎造船所
・‘MOL COURAGE’: 7/3~8/7,於 Keppel Tuas
・‘MOL CREATION’: 7/4~8/11,於 三菱横浜製作所
以上 工事完了,以下予定
・‘MOL CHARISMA’:8/?~9/末 or 10/初,於 三菱(?)
・‘MOL COMPETENCE’: 同上
・‘MOL COMMITMENT’: ~2014/2/初,三菱(?)
工事内容は 「IACSに準拠したNK基準の約2倍に強化することを目的に計画。コンサルタントとして起用したロイドレジスターから 『今回実施した強化工事は,現在考えられる予防措置として最適と考えられる。』との見解を得ている。」と記述しているのみで 具体的にどの部分をどのように強化したかは不明です。
「約2倍に強化する・・・」の表現が正しければ,折損の状況写真と工事開始時期及び期間(3~4週間)を勘案して 「船底構造(骨 又は 板)の局部座屈臨界応力を2倍にする補強」が,もっとも考えられる強化方法でしょう。
又,「オリジナル構造は基準を満たしている。」とするなら,原因は 「積み付けミス」が考えられます。「積み付けミス」が証明できないなら,「予想できない海象による不可抗力の事故」となるのでしょうか。
○追記:8月14日,Class NK 8月14日 プレスリリース「コンテナ船 “MOL COMFORT” の海難事故について (その4)」 によると,「・・・本会の事故調査チームは,様々な可能性について事故原因の調査・解明を進めており,2013年9月上旬までに一定の見解をまとめる予定としています。
現段階の調査結果として,本会はハッチサイドコーミングを含む上甲板部については,今回の事故の起点ではないとの結論に至りました。
一方、三菱重工業株式会社及び株式会社商船三井は,予防的な安全強化策として,MOL COMFORTの同型船に対する船体強度の強化を目的とした工事の計画書を策定し,本会はこの計画書を承認致しました。本会では引き続き本件への対応に全力を尽くし,船舶の安全航行に向けて徹底的な原因究明に努めてまいります。」とのことです。
上甲板の構造が事故の起点ではないとの結論なので,「上甲板構造に適用した,新開発の降伏応力 47kgf/㎟ の高張力鋼が原因ではない。強化する構造は船底構造。」という私の推定どおりのようです。

○追記:8月27日,国土交通省・海事局安全政策課は 8月27日 「第1回 コンテナ運搬船安全対策検討委員会」の開催をプレスリリースしました。
開催日は 8月29日,主な議題は「検討会の検討方針」で,検討委員会の委員は次のとおりです。
  座長: 角   洋 一   横浜国立大・教授
  委員: 上 田  直 樹  三菱重工・船海技術総括部・総括部長
           川 越  美 一  商船三井・執行役員
           木戸川 充彦  NK・船体部長
           小 林  一 也  川崎重工・船舶海洋カンパニー・技術本部長
           洲之内 満彦  日本郵船・技術グループ・グループ長
           田 村  謙 吉  海上技術安全研究所・研究統括主幹
           中 島  喜 之  ジャパンマリンユナイテッド・基本計画部・部長
           中 野  豊 久  川崎汽船・技術グループ・グループ長
           藤久保 昌彦  大阪大学・教授
大学・研究所・船級協会:4名,造船会社:3名,船社:3名 計10名の構成です。

○追記:9月2日,Class NK 8月30日 プレスリリース 「コンテナ船 “MOL COMFORT” の海難事故について (その5)」 によると, 「・・・本会の事故調査チームは,2013年6月17日の事故直後から事故原因の調査を開始し,事故原因に関する一定の見解を2013年9月上旬までに取りまとめる予定としていましたが,当初の見込みより調査に時間がかかっているため,この見解の取りまとめが2013年10月末に遅れる見込みとなりました。 ・・・」 とのことです。2ヵ月弱遅らせました。
本件の調査・検討しているグループには A.「船主のMOLと建造会社の三菱重工,コンサルタントのロイド」,B.「国交省・海事局が組織した委員会」,C.「本船の設計・建造を審査・承認したNK」 の3グループ(組織)があり,NKは他のグループにも密接な関係があり,委員として参加しているBグループ(8月29日にやっと第1回目の委員会開催,事故から2ヵ月以上経過しての開催はいかにも遅い。)が結論を出す前に,単独で見解を出すわけにはいかず,このプレスリリースを出したものと思えます。NKとしては止むを得ないでしょう。
〇追記:9月25日,国土交通省・海事局安全政策課は 9月25日 「第2回 コンテナ運搬船安全対策検討委員会」の開催をプレスリリースしました。
開催日は 9月27日,主な議題は「中間報告について 等」となっています。
同時に,8月29日に開催された 第1回委員会の議事概要が次の通り 報告されました。
「大型コンテナ船の安全対策を,同型船に関する情報や波浪,貨物荷重等と船体強度の評価を行うことにより,検討していくことを確認した。」(同型船とは ‘MOL Comfort’の同型の意味でしょう。)

〇追記:10月9日,国土交通省・海事局安全政策課は 9月27日に開催された 「第2回 コンテナ運搬船安全対策検討委員会の議事概要」を,10月8日にプレスリリースしました。
「・・・委員会では,事故船が建造時において船級協会(船体構造の検査等を行う第三者機関)の構造規則に適合しており,その後も必要な船級協会の検査を受け(平成25年5月29日)これを満足していたことを確認した。また,折損の解析を行うためのシミュレーション手法について討議を行い,最適な手法を選択した。今後は,シミュレーション計算の進捗等を図り,得られた情報から事故シナリオを推定しつつ安全対策の検討を行う予定である。」とのことです。
事故原因に関してはまだ直接触れられていません。

〇追記:10月25日,国土交通省・海事局安全政策課 10月24日 プレスリリース  「第3回 コンテナ運搬船安全対策検討委員会 開催通知」によると 第3回 委員会を10月28日に開催,主な議題は 「計算シミュレーションについて 等」だそうです。
この調子だと NKによる事故原因に対する見解発表は 当初の予定 9月上旬を10月末に遅らせていますが,この検討会結果を待つことになりそうなので 更に遅れることになりそうです。
同型船6隻に対する補強工事は7月上旬から実施され,予定通りなら 既に5隻が完工しているはずです。やみ雲に補強工事を実施するはずはなく,三菱重工,MOL,NKの三者(+ロイドレジスター)は ほぼ原因を把握していると想像されるので,現状からすると 現在掴んでいる原因は発表しない方針と考えられます。
明るみに出るのに 1年かかりそうです。

〇追記:11月1日,国土交通省・海事局安全政策課 11月1日 プレスリリース  「第3回 『コンテナ運搬船安全対策検討委員会』 議事概要について」によると 10月28日開催の議事内容はー
(全文
)「折損事故の際に船体中央部の船底にまず浸水が発生していることから,船体中央部の船底から構造破壊が始まったものと考えられる。このため,シミュレーション計算では,船体中央部の船底に作用していたと考えられる荷重を想定して,船体中央部の構造強度をシミュレーションにより評価し,船体の折損がどのように進行したのかを推定することとした。
また,シミュレーションに用いる船体中央部の船体構造の有限要素法によるモデル化について,試計算を実施して適切にシミュレーションを行える見通しを得た。
船体に作用した荷重を想定するため,事故船がこれまで遭遇した気象海象や貨物の積載状態などについて調査することとした。
また,事故後に行われた事故船と同様の構造設計の大型コンテナ船(以下,「同型船」と言う。)に関する安全点検の結果等を聴取した。
 同型船に関する安全点検結果等の聴取においては,船体中央部の二重底船底外板で船体横断面の中心線付近に高さ20mm程度の座屈変形(船底外板が船内側又は船外側に山形に変形)が見られるなどの情報を得た。このような変形が折損事故の端緒となったのかどうかについては,現時点では明らかでない。
なお,これらのコンテナ船は既に予防的な安全強化策として船体強度を大幅に引き上げる船体構造の強化工事などを実施している。また,事故船とは構造設計の異なる大型コンテナ船の船底にも同様の変形が発生しているのか,船級協会(船体構造の検査等を行う第三者機関)の協力を得つつ調査することとした。
今後,作用荷重と船体強度等のシミュレーションを進め,事故発生シナリオの推定と安全対策の検討を行うこととした。」
そうです。
ほぼ 想像通りの内容で,新たな情報は 『同型船の船底外板の船体中心線付近に20mm程度の座屈変形があった。』ことですが,どの程度の範囲(船長方向)に何ヶ所程度かは明らかではありません。
座屈させる力は船体縦曲げによって船底に生じる船長方向の圧縮力が主でしょうが,これに横断面の変形による船幅方向の力の影響もシミュレーションで分かるでしょう。
座屈変形が見つかったのが,中心線付近の船底であることが重要で,水圧による二重底の変形に起因する船幅方向の圧縮力が影響している可能性があります。水圧による二重底構造の変形は,中心線付近が一番 大きいと考えられます。
コンテナ荷重は コンテナの四隅のみから二重底に伝わると考えられるので,コンテナ荷重を受けない部分の二重底構造に対しては水圧による上向きの力が勝っているということでしょうか。
すなわち,骨で囲まれる船底外板に,船体縦曲げによる船長方向と,水圧による船幅方向の圧縮力が同時に作用して座屈した可能性がありそうです。
この座屈現象に対する船級協会の規則がどうなっているかが気になります。
○追記:11月1日,Class NK 11月1日 プレスリリース 「コンテナ船 “MOL COMFORT” の海難事故について (その6)」 は 上記の国交省発表と ほぼ同様の内容ですが,次の記述が加わっています。
「現時点までに得られた上記見解を基に,本会は類似事故防止を図るため,大型コンテナ船に対する安全対策として以下を提案する。
船体中央部の船底外板部に変形が生じていないかを乗務員により可能な範囲で点検することを推奨する。本会は,船主の依頼があれば,検査員を無償で立会させる。
点検の結果,同一船体断面の幅方向に変形が連続して認められる場合は,船級による臨時検査を実施する。」
最後の一文は 同一断面の連続した船底外板座屈による縦強度の低下を危惧するものでしょう。これが ‘MOL COMFORT’の事故の直接原因であった可能性は充分考えられます。

〇追記:12月10日,国土交通省・海事局安全政策課 12月10日 プレスリリース  「第4回 コンテナ運搬船安全対策検討委員会 開催通知」によると 第4回 委員会を12月12日に開催,主な議題は 「中間報告書案について 等」だそうです。
中間報告書は後日 国土交通省ホームページにて公開されます。
中間報告書は ほぼまとまったようです。

〇追記:12月17日,国土交通省 12月17日 プレスリリース ‘「コンテナ運搬船安全対策委員会」中間報告書について’のタイトルで,12月12日に開催された第4回委員会により 「中間報告書の概要」(5pages),「中間報告書」(54pages)が発表されました。
http://www.mlit.go.jp/report/press/kaiji06_hh_000074.html
「概要」に示された調査結果によるとー
  ・作用荷重は,船体強度を下回っており,「折損しない」との計算結果。
   (同型船の点検で見られた船底外板の座屈変形や疲労亀裂の影響を加味してシミュレーションを行ったが,折損に至る計算結果とはならなかった。)
  ・可能性としては
   ①事故時に作用していた荷重が計算値以上(計算荷重は申告値を使用)
   ②座屈の程度などにより 事故船の船体強度が更に低下していた。
   ③その両方が起きていた。
   が考えられ,今後検証作業が必要ー
としています。
①は私が当初から危惧していた可能性でした。
最終報告書は,同型船の実船計測などを行い,作用荷重想定の妥当性検証,強度低下の可能性検討,シミュレーション計算による事故の再現,これらによる安全対策-講じるべきコンテナ船の範囲等の策定を実施してとりまとめるとのことで 1年後が予定されています。
又,この報告書には,同型船に施工した補強は 「船底外板への補強材追加」(推定:No.5 および No.6 Hold)となっており,「外板の増厚(切り替え)」は示していません。
〇追記:12月20日,Class NK 12月20日 プレスリリース 「コンテナ船MOL COMFORTの海難事故の中間報告書について」 は 上記国交省発表について触れた後,次の報告をしました。
「本会は今後の取り組みとして,中間報告を受けて,大型コンテナ船の実船応力計測を含め各種構造解析を行うことにより,船体構造規則の見直しを含めた大型コンテナ船の安全対策の策定に向けて活動を継続してまいります。
また本会は,IACSにおいて設置される 大型コンテナ船安全検討のためのプロジェクトチームと連携を密にしながら,今後の取り組みの成果をIACS検討作業に反映させていく予定です。」
(IACS:‘International Association of Classification Societies’,国際船級協会連合)
追記:12月17日,三菱重工発表「コンテナ船MOL COMFORT海難事故について(その8)」(12月17日)で,上記委員会の「中間報告書」の公表が知らされています。
更に 「当社は,引き続き,同委員会への参加を通じて,今回の海難事故についての原因の調査と究明を推進してまいります。」と記しています。
追記:12月23日,MOL 12月20日発表 プレスリリース ‘ 「コンテナ運搬船安全対策検討委員会」中間報告の件 ~当社の大型コンテナ船に対する安全対策~’によるとー
12月17日 国土交通省発表によると 「中間報告書」を受けて 次のように述べられています。
・・・当面の安全対策として8,000TEU以上の大型コンテナ船について以下の安全対策を行うことが推奨されています。
      ・可能な範囲での船底外板の安全点検を実施し,座屈変形の有無を確認する。点検において座屈変形が存在した場合,適切な対策について船級協会に相談する。
      ・国際海事機関におけるコンテナ貨物の船上積載前の重量把握の強制化に関する議論との関連においては,荷主がコンテナ貨物の実重量を積載前に正確に情報提供することが,大型コンテナ船の静水中曲げモーメントの不確実性を減ずる有効な安全対策として推奨される。
   当社は上記中間報告にて推奨されている安全対策を含め,折損事故発生後,以下の対策を講じて本船の安全運航に万全を期しています。
      ・同型船6隻全船を対象に緊急安全点検を行い,安全対策として船体構造強化工事のための入渠を手配し,これを実施しました。これにより対象船はIACSに準拠した日本海事協会の船体強度基準の約2倍の強度を確保済みです。
      ・同型船6隻全船についてバラスト水調整など船体にかかる負荷軽減のための運航上の配慮を継続しています。
      ・その他の当社運航大型コンテナ船についても船底外板の点検を実施し,安全上の問題が無いことを確認済みです。
 

〇追記:2014年3月13日,Class NKが 2014年3月12日,プレスリリース 「Class NKが行う大型コンテナ船安全運航のための取組」を発表しました。
12月17日,国土交通省が発表した「コンテナ運搬船安全対策検討委員会」中間報告書に提示された課題を引き続き検討するため,Class NKは 座長を引き続いて 横浜国大・角洋一教授に依頼し,大手船主/造船所の参加を求めて「大型コンテナ船安全検討会」を新たに設置し,2014年2月21日に第1回検討会を開催したとのことです。
   この検討会で次の3項目の調査・検討の実施が決定されました。
   (1)事故発生の可能性の検討
   (2)実船計測による作用荷重,船体応答の実態把握・検証
   (3)大型コンテナ船の安全に関する検討
今後,数回の検討会を経て,上記 3項目に対する見解を 8月末までを目途にまとめ,国土交通省の委員会に報告する予定です。
  一方 IACSでも 2月に 大型コンテナ船の安全検討を行うプロジェクトチームを設置し,NKが 議長協会となって活動を開始しているとのことです。
  定性的な事故原因は 明らかになったようですが,実際の設計・運航に対しては定量的な規則が必要であり,船級協会の業務は それらを示すことであり,その自覚で動いているようです。

○追記:2014年9月4日,Class NKが 2014年9月3日,プレスリリース 「『大型コンテナ船安全検討会』によるMOL COMFORT海難事故に関わる報告書の掲載について」を発表しました。
「これまで 「大型コンテナ船安全検討会」で実施してきた
  (1)事故発生の可能性の検討
  (2)構造安全に関する検討
についての調査及び検討による見解を報告書にまとめ,9月末までに NKウェブサイトに日本語版及び英語版を同時に掲載する予定とのことです。」

   NK の 「大型コンテナ船安全検討会」は,国土交通省が組織した「コンテナ運搬船安全対策検討委員会」を引き継いで 2014年2月21日に第1回検討会を開催して以降,活動しているようです。しかし,国土交通省の「コンテナ運搬船安全対策検討委員会」は 2013年12月17日に中間報告書を発表して以来,その組織・活動がどうなっているのか国土交通省からの発表はありません。国土交通省は 「中間報告書」で 任務終了ということでしょうか。
〇追記:2014年9月25日,国土交通省・海事局安全政策課 9月22日 プレスリリース  「第5回 コンテナ運搬船安全対策検討委員会 開催通知」によると 第5回 委員会を9月25日に開催,主な議題は 「検討状況及び今後の取り組みについて 等」だそうです。
  NKが 9月末までに掲載する予定の報告書の確認と思われます。

○追記:2014年9月30日:Class NKが 2014年9月30日,プレスリリース 「MOL COMFORT 海難事故に関わる 『大型コンテナ船安全検討会』による報告書の掲載について」を発表しました。
  「
2013年6月17日に発生したコンテナ船MOL COMFORTのインド洋における海難事故に関し,造船所,船社,学識経験者をメンバーとする「大型コンテナ船安全検討会」を設置し,

(1)事故発生の可能性の検討
(2)構造安全に関する検討
についての調査及び検討を実施してまいりました。」とあって 『大型コンテナ船安全検討会報告書』(日本語版・英語版)が掲載されています。
報告書は 98ページで,内容や感想を簡単にまとめるのは手に余るので ここでは省略します。
熟読して理解できれば触れます。
おそらく NKによる技術的検討はこれで終了でしょう。


○追記:2014年10月1日:国土交通省・海事局安全政策課 9月30日 プレスリリース  「第5回 コンテナ運搬船安全対策検討委員会 議事概要について」で 9月25日に開催された同委員会議事の報告を行いました。内容は下記のとおり。
事故船の折損条件の再現について
  
事故船の事故時における船にかかる力(作用荷重)と船体強度のシミュレーションについて,中間報告書で取り組み課題となっていた不確実要因の検証作業を進めた結果,[1]海象データと貨物重量のばらつきを考慮すると作用荷重は中間報告書の値より大きくなる可能性があり,[2]また,鋼材の強度データのばらつきなどを考慮したところ船体強度が中間報告書の値より弱くなる可能性があり,従って,作用荷重が船体強度を上回り,非常に低い確率ではあるが船体折損の場合があり得ることが分かった。今後,実海域での作用荷重について実船計測での検証に取り組むとともに,同型船船底に発見された座屈変形の発生メカニズムを解明し,折損発生の推定要因の検討を進めることとした。
他の大型コンテナ船の安全性について

 他の大型コンテナ船について,上記と同様にシミュレーションを行うことにより,安全性の確認に関する検討を進めることとした。
  上記の検証・検討のとりまとめを年度内に行うこととした。」

○追記:2014年12月5日:国土交通省・海事局安全政策課 12月5日 プレスリリース  「第6回 コンテナ運搬船安全対策検討委員会 議事概要について」で 12月3日に開催された同委員会議事の報告を行いました。内容は下記のとおり。
解析対象とする大型コンテナ船について
 
事故船以外の設計の大型コンテナ船についても,船体に作用する荷重と船体強度のシミュレーションを行うため,解析対象とする大型コンテナ船の検討を行った。事故船が8000TEU級であることから,他の設計の大型コンテナ船を8000TEU級2隻及び6000TEU級1隻とすることとした。
事故船の同型船に見られた船底座屈のシミュレーションによる再現について
 
再現に関する作用荷重の検討を行い,同型船は折損していないことから船体強度に達する前の作用荷重で船底座屈の再現が見られるかシミュレーションを行うこととした。」

〇追記:2015年1月21日,国土交通省・海事局安全政策課 1月21日 プレスリリース  「第7回 コンテナ運搬船安全対策検討委員会 開催通知」によると 第7回 委員会を1月23日に開催,主な議題は 「大型コンテナ船に関するシミュレーション計算の進捗について 等」だそうです。

○追記:2015年1月27日:国土交通省・海事局安全政策課 1月27日 プレスリリース  「第7回 『コンテナ運搬船安全対策検討委員会』 議事概要について」で 1月23日に開催された同委員会議事の報告を行いました。内容は下記のとおり。

「大型コンテナ船に関するシミュレーション計算について
 平成26年12月の検討委員会において,事故船の船体に作用する荷重と船体強度シミュレーション計算に加え,事故船とは異なる設計の大型コンテナ運搬船(代表的な3設計)についても安全性確認のためシミュレーション計算を行うこととしていたため,今次会合においてはこれらの計算について以下のとおり検討した。
 

 実際の作用荷重と船体強度の関係を把握するため,作用荷重については,船の自重や積載貨物の重量,波による曲げ荷重,波で生じる船体振動による荷重を含めて計算を進めている。また,船体強度については,船体中央部をモデル化して計算を進めている。今後,これらの計算を進め,安全性の確認を行うとともに,安全対策の検討を行うこととなった。」
○追記:2015年2月10日:国土交通省・海事局安全政策課 2月10日 プレスリリース  「第8回 『コンテナ運搬船安全対策検討委員会』 議事概要について」で 2月5日に開催された同委員会議事の報告を行いました。内容は下記のとおり。
「本検討委員会は,平成25年6月にインド洋で折損した(株)商船三井運航のコンテナ運搬船「MOL Comfort」の事故を契機として,大型コンテナ運搬船の安全対策を検討するために,横浜国立大学 角名誉教授を座長として平成25年8月に海事局が設置したものであり,本年2月5日に第8回検討委員会を開催した。
 今次検討委員会においては,大型コンテナ船に関するシミュレーション計算の分析状況を検討した。また,これまでの検討状況をどのように評価・とりまとめていくか,その方向性について検討し,今後シミュレーション計算分析の進捗を踏まえて評価・とりまとめを行うこととした。」
○追記:2015年3月4日,国土交通省・海事局 3月3日 プレスリリース 「大型コンテナ船折損事故の原因推定と再発防止策について」 以下の通りです。
「平成25年6月に発生した大型コンテナ運搬船「MOL COMFORT号」(バハマ船籍,商船三井運航,三菱重工業建造,平成20年進水)の折損事故に鑑み,国土交通省海事局は、有識者及び業界関係者で構成する「コンテナ運搬船安全対策検討委員会」を平成25年8月に設置し,大型コンテナ運搬船の今後の安全対策のあり方について検討してきました。今般,検討委員会の最終報告書を受け,以下のとおり,事故原因の推定と再発防止策について取りまとめましたのでお知らせします。

事故原因の推定

 事故時の状況を詳細に解析したところ,従来の安全基準では十分に考慮されていなかった「波の衝撃で生じる船体振動による力」のため船体に加わる力が増大し,また,「横方向から船体に加わる力の影響」により船体強度が低下しました。その結果,船体に加わる力が船体強度を上回り,折損に至ったと推定しました。
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再発防止策

 船舶の安全基準として,大型コンテナ船を対象に,「波の衝撃で生じる船体振動による力」及び「横方向から船体に加わる力の影響」にも耐えられる船体強度とすることを義務づけます。また、国際的にも同様の対策が必要なため,国際海事機関(IMO)及び検査機関の国際団体に対策の実施を働きかけます。 (以上)」
○追記:2016年2月4日:Class NKが 2016年1月5日,プレスリリース 「コンテナ運搬船の構造強度要件を含む構造規則等の一部改正の公表」を発表しました。
「 ・・・ 本会は,2013年6月に発生した大型コンテナ運搬船の海難事故を受け,造船所,船社,学識経験者をメンバーとする大型コンテナ船安全検討会を設置し,事故発生の可能性及び構造の安全性に関する検討を行い,本会規則に関わるアクションプランを含む報告書を2014年9月に公表しました。一方,国土交通省のコンテナ運搬船安全対策検討委員会による最終報告書が2015年3月に公表され,大型コンテナ船の安全性向上に向けた提言がなされています。また、国際船級協会連合(IACS)は、コンテナ運搬船の縦強度等に関する統一規則の改正を採択しています。
今般の一部改正においては,本会報告書にて発表した規則改正方針及び国土交通省の提言を反映させ,ホイッピング影響,また海水圧及びコンテナ荷重の影響を考慮した本会独自の縦強度要件等を規定しています。加えて,コンテナ運搬船の構造強度要件に関するIACS統一規則の取り入れを行いました。本改正は、IACS統一規則の改正(2016年7月1日以降適用)に先立ち,2016年4月1日以降に建造契約が行われるコンテナ運搬船に適用されます。・・・ 」とあり,改正規則に関しては次の説明がなされています。
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NK規則に従って設計することにより,‘MOL COMFORT’で発生した損傷の再発を防止できることになった,ということでしょう。
*******************************************
【*以下は 事故発生時 平成25年(2013年)当時の記述です。】

幾つかのコンテナは流出したようですが,浮いている船体は ほぼ水平を保っており,破断断面の他に浸水する損傷はないようなので,転覆さえしなければ 沈没は考えにくく,タグで曳航して 積荷コンテナを確保できそうです。

事故原因は 設計・建造した 三菱重工が MOLとともに 調査・究明中でしょう。

折れた形状からすると,中央部が うねりの山に乗ったときのホギング・モーメントによる ボトム構造の座屈がきっかけになった可能性があります。

Molcomfort4次に,ボトムで充分な圧縮力を受けることができなくなったため,上甲板の引張り力が増大し,上甲板付近の構造が破断し,前後の分離に至ったものでしょう。
(上甲板構造に適用したという,新開発の 降伏応力 47kgf/㎟ の高張力鋼に原因があるとは考え難いのではー。折れ曲がった状態で 外板にある亀裂は上甲板に達してない,あるいは 上甲板を始点として発生してないように見える。)

しかし,「積み付け荷重」と「想定される波」によって発生するモーメントに耐えうる船体強度とする規則・算式に従って設計し,船級協会の審査を受けて建造しているでしょうから 設計的に大きな間違いがあるとは思われません。
但し,ちょっとした座屈強度チェックミス(モレ)で,座屈臨界応力が低い構造部材があれば,その部分が座屈し,そこが起点となって構造全体の座屈に繋がることもなくはないかも知れません。

恐いのは 積み込みコンテナ重量の誤り,あるいは その重量を考慮したコンテナ積み付け配置(+バラスト)の誤りでしょう。

コンテナ重量は おそらく 積み込み前に1個1個計量しているわけではなく,荷主の申請値を用いて,船体と共に 重心(スタビリティ)や 発生モーメントを計算し,積み付け配置を計画しているものと思われます。
簡単に言えば,中央部付近に積んだ多くのコンテナが申請値より 実際が軽いと,中央部に発生する ホギング・モーメントを,許容される値以内に収めたつもりが,より大きくなっていた可能性がある,ということです。
但し,積載コンテナ重量,船体自重,燃料重量,搭載バラスト量などの合計重量による計算喫水と実喫水の整合性の確認は実施しているでしょうから,大きく誤ることはなさそうな気もします。

興味深いのは,分離した前後の船体が ほぼ水平に浮いていることです(前部は船首側にややトリム)。これが何を意味するのか,積み付け状況確認のヒントになりそうです。外からは 二重底やホールドのどこまで浸水しているか分らず,失っている浮力が不明なので 何とも言えないでしょうが,失った浮力を無視すれば,前後の船体がほぼ水平に浮いているのは,中央部に生じていた積み付けによるモーメントの値が小さかったことを意味しそうです。
と,なれば 原因は?

追記- 6/26)破断した部分のホールドは水が入って浮力を失っており,中央部は船型から最も浮力が大きい箇所なので,この部分の浮力があれば積み付けは,値の大小は分りませんが,上甲板に引張り力,船底に圧縮力が生じるホギング状態であったということになります。
流出したコンテナは逆方向のサギング・モーメントを生じさせる力ですが,浮力に比べれば小さいのではー。
****************************************

6~7m程度の波(うねり)は過大とは言えないでしょう。
本船の Depth(船底から上甲板)は25m,満載喫水が 14.5m,従って 乾舷が10.5mあります。
おそらく,波長が船長に等しく,満載喫水で 上甲板に達する(波高10.5m)うねりに乗った(うねりのピークが船長中央位置)時に生じるホギングによる曲げモーメントくらいでは壊れない強度を持つように設計されているはずでしょう。

積み付け配置のデータは当然,残っているでしょうから,既にチェックが行われていると思います。
乗組員全員が助かっており,しかも朝だったので事故時の状況聴取が可能なのも原因究明の助けになりそうです。
最も,原因究明の役に立つのは 船体自身なので,転覆させず 曳航され,検査することが重要です。

(追記 6/27 ‘油漏れ’について
MOLの発表では 「油の流出はほとんどない。」とのことです。
コンテナ船で 大量の油と言えば,燃料油や潤滑油など,主に機関関係のものと思われ,これらのタンクが損傷しなければ流出はない,と考えるのが自然でしょう。

これらのタンクは配管の効率を考えれば機関室付近に配置されるでしょうから,今回の事故では損傷・流出はないと思われます。
又,もし,中央部にこれらのタンクが配置されていたとしても,最近の大型船では タンカーの貨油タンクと同様に油の流出防止のため 外板に接しないように設けているようなので,ホールド底部や側部には配置されず,あっても ホールドを仕切る隔壁部だと考えられ,今回の破断部には隔壁部は含まれてないようなので大量の油流出はないと思えます。

少量の油としては 油圧で駆動/制御する機器が船首部にあるでしょうから(?),油圧用のパイプの破断による油漏れが考えられないことはないでしょう。

追記 6/27 ‘国土交通省’はー
国土交通省の森雅人海事局長は6月19日に開催された日本船主協会総会で来賓として挨拶した中で,この折損事故を受けて,「日本船社が運航し,日本の造船所が建造,船級協会も日本の船。日本の海事業界にとって大きな問題」とし,「オールジャパンの原因究明・再発防止が必要」との考えを示したーと報じられています。

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2013年6月19日 (水)

韓国ネットユーザーのコメント(その5)

韓国の電子掲示板(BBS)に掲載された各テーマに対する韓国人のコメント紹介日本語版から,韓国人のコメントを抜粋します。 日本人の常識を超えて興味深いものがあります。(その5)

‘NHKは,その使用地図に“東海”表記’ に対してー
(NHKは番組の一部内容をネット上で動画配信しているが,そのウェブサイトに使用している地図に,「日本海」と「東海」が英語により併記されていた。また,「日本海」より先に「東海」が書かれ,しかも「日本海」は括弧書きだったことが分かり,議論となっている。出典が 旧google map だったらしく,問題になった後,修正した。2013年4月初旬発生。)
    「朝日新聞,NHK,フジテレビ,全部在日企業なのか。」
    「やはり国営放送局,真実を伝えているね。」
    「公共放送局だから公平だね。」
    「NHKのミッション完了。」
    「東海はわれわれが呼ぶ名称だ,われわれの主張を一部認めたことになる。」
    「これは完全にコメディ,本当にNHK万歳。」
    「理解できない。日本だから日本海が先に書かれるはずなのに東海が先とは。不思議ですね。本当に驚くべきことだ。」

    → 大喜びです。
        国際的には 唯一 「日本海」しかなく,「先」とか 「括弧」 などの議論は無意味,併記は国際的に認められていません。船舶の安全航行を阻害してはいけません。
        受信料を払わない人が増えた?

‘韓国ではインスタント・ラーメンでなく,なぜ普通のラーメンが発達しないの?’ に対してー
    「コンビニやスーパーで簡単に安く購入できるものに,高いお金を払ってまで食べることに抵抗感があってのことではないでしょうか?」
    「日本のラーメン。偉大ですよ。」
    「ラーメンは,インスタントが最高!日本のラーメンは何というか,牛骨の味が強くって。」
    「インスタント・ラーメンがあまりにもうまく作られているから。果たして手作りラーメンを作っても,その価格と味でインスタントに勝てるかどうか。」

    → ホンモノがなくて,コピーでしかないインスタントで満足する世界がわかりません。

‘韓国が日本の後を追うのはなぜ?’ に対してー
(文化や経済,社会現象などさまざまな面で,日本で起こったことが韓国でも続いて同様に起こるのはどうしてですか? 日本で流行した後に韓国で流行したり,日本で起こった社会的な問題が韓国でも起こったりするが,その理由がよく分からない。要因はたくさんあると思いますが,代表的な要因は何ですか?」と問いを投げかけた。)
    「韓国は日本のコピー国なので。」
    「わが国の政治,経済、文化のロールモデルが日本だから。」
    「政治,法律,経済,行政,文化などの解放後,社会システム全般が日帝時代の残滓(ざんし)をそのまま受け継いだのが原因です。」
    「韓国は日本をお手本にしているから。」

    → 「日帝時代の残滓」の表現は 適切とは思えませんが,全般に正しい見解です。

‘日本人の61%は韓国キムチが好きだ’ に対してー
(日本のアンケート会社「リサーチパネル」が日本のネットユーザー約1600人 を対象に「キムチは好きですか?」というアンケートを行ったところ,「キムチが好き」と回答した人が61%に達したことが明らかになったという。)
    「韓国料理はおいしいものが多い。」
    「キムチはおいしい,チゲにしても豚肉キムチの最高。」
    「納豆みたいなもんでしょ。」
    「韓国人はキムチを食べるときはご飯と一緒に食べるが,どうして外国人はキムチだけを食べるんだろう。」
    「キムチを軽く水で洗ってゴマ油で炒めたら,ご飯泥棒になるよ。」
    「辛くないキムチも。」
    「正直言って,キムチのグローバル化は難しいと自分は見ている。」
    「外国人にキムチは必要ないだろうな。」
    「衛生管理が問題。」

    → 国内で,韓国人が食べるのには何の異論もありません。
        韓国料理がおいしい,おいしくないと言う以前に,見た目で食べようという気が起りませんが,キムチは見なくても 臭いで勘弁願っています。
       最後の三人のコメントは適切です。「キムチのグローバル化は難しいと自分は見ている。」 は当たり前すぎるコメントで,オチがありませんが,分っています。
       それにしても 「キムチ」が料理とは知りませんでした。


‘日本の橋下が米へは謝罪,慰安婦発言はマスコミの誤報と言い訳’ に対してー
    「本当の歴史教育が必要。」
    「米国だけに謝罪するというコメディ。」
    「強者には弱く、弱者には強い。」
    「兵士に癒やしを与えるなら,なぜ他国の女性を利用したのだ。」
    「橋下は正常な精神状態ではない。」
    「日本軍慰安婦20万人の構成は,国籍別では朝鮮人50%,中国人30%,日本人12%,残りの8%がフィリピン,東南アジア,ヨーロッパなど。これは韓国だけのことではなく,国際的な犯罪だったことを広めよう。」

    → 「他国の女性」,「国籍別では朝鮮人 50%・・・」 は誤りで,当時の朝鮮人の国籍は日本でした。敢えて言うなら 「人種別では・・・」が正です。
        国による犯罪行為を立証する証拠は,韓国挺身隊問題対策協議会による3年間の調査で見つからず,元慰安婦を自称する人たちの証言を裏付ける客観的資料・目撃証言も出てきませんでした。韓国内での明確な事実です。
        慰安婦の存在は 他国での存在と同様に認めますが,国による強制などの犯罪行為は否定する,というのが日本の立場です。
        当時の慰安婦の存在自体は,他国での存在と同様に犯罪ではありません。

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2013年6月18日 (火)

かつての Coach の ポーチ

Img_5183
我が家にある唯一の ‘COACH’の製品です。

Img_5184現在の 布製(?)シリーズがメインになる前のソフトレザーのポーチで,昔,アメリカ出張の際,ヒューストンのガレリアで 家人への土産に買い求めたものです。

その当時(現在?), ‘COACH’は,大人に静かな人気がありました。

おそらく 現在は作られてない製品と思われます。

Tag の ‘COACH’の文字が消えかかっています。

Briefcase_eCOACH’と言えば,かつて この ‘Briefcase’  (‘Originals Beekman Brief’)が欲しいと思いながら,迷った末,買わないまま サラリーマン生活を終えようとしています。

造られてはいるのでしょうが,最近,店で見ることはありません。

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2013年6月17日 (月)

「ゲルチュタール橋」に感動した。

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6月12日のNHK BSプレミアムの 「プレミアムアーカイブス/関口知宏が行くドイツ鉄道の旅」(初放送は 2005年,8日間 ドイツ一周の旅。)で,感動的な風景を見ました。

初めて見る,チューリンゲン州とザクセン州に架かる 「ゲルチュタール鉄道橋」(‘Göltzschtalbrücke’) でした。

番組のナレーションによればー
・世界最大の煉瓦アーチ橋
  (今後,このような高コストの構造は造られないと考えるので,存在する限り世界最大)
・煉瓦の数:4,600万個
・完成:1851年(工事期間:5年)
・高さ:78m
・長さ:574m
・4段アーチ
・アーチ数:81

とのことでした。

Img_5195Img_5193

造られた頃には,クレーン車は当然ないので,ローマ帝国の水道橋と同じような建造方法が採られたと考えられます。

煉瓦構造物好き,橋好きには たまりません。

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2013年6月16日 (日)

この暑さの中,冬に備えて ‘Mackinaw Cruiser’の袖丈直し。

まだ6月だというのに 35℃を超える最高気温を記録する町もある異常気象です。

この暑さの中,それでも 必ず冬は来る,と 4月に手に入れた Filson の‘Mackinaw Cruiser jacket’ の袖を短くする直しに出しました。

Img_5188‘36’の最も小さいサイズで

・着丈は充分。
・肩幅,身頃はぴったり。
・上腕回りは余裕あり。
・前腕回りはタイト。

ーと,ここまではよかったのですが,腕が短い私には袖が長すぎます。
シャツでもジャケットでも 袖の長さは重要です。
これを誤ると 「借り物」,あるいは 「2,3年着せられる子供」になります。

水洗いすると縮むのでしょうが,都合よく袖丈だけ縮むということはなく,身頃が縮むと きつくなるので,袖長さを短くすることにし,「右:3.5cm,左:4cm  袖丈詰め」を 「洋服の病院」にお願いしました。
(家人の技術を超えており,‘24oz’のウールを縫うのは素人には難しい,との判断です。)

「剣ボロ」を移動して 袖口の開き長さを変えないよう依頼しました。

税込 \2,100 で,満足の仕上がりでした。

今年の冬の準備を早めに完了しました。

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2013年6月15日 (土)

Global Peace Index 2013

6月11日に ‘INSTITUTE FOR ECONOMICS & PEACE’(経済・平和研究所,英国,本部・オーストラリア)による ‘GLOBAL PEACE INDEX 2013’が発表されました。

(詳細は http://www.visionofhumanity.org/pdf/gpi/2013_Global_Peace_Index_Report.pdf

各国(162ヵ国・地域)の平和度を指数で表わして ランキング付しています。

SCORE は 23の 定量的(中には定性的) Indicator により求めています。(算式省略)
下表は Indicator を示しています。

Indicator
単に 国の内外の争いのみではなく,平和・安全に関わる多角的データ(治安・政情,警察官の数,犯罪,国/個人保有武器量,GDPに対する国防費,武器輸出・輸入,etc.)を考慮しています。

囚人数や警察官数など 国の大きさに依存する指標は 「人口10万人当たり」として 絶対値では評価していません。

2013_peace_index2013年の結果は右表のとおりです。

30位までと,日本と関連の深い国を示しています。

1位の「アイスランド」から 6位の「日本」の間に,「デンマーク」,「ニュージーランド」,「オーストリア」,「スイス」と納得できる国が並んでいます。

日本は 2012年の5位から6位に順位を下げていますが,‘SCORE’は 2012年の 「1.326」 が 「1.293」 に上っており,絶対的には 平和度が低下しているわけではありません。

日本の個別評価はー
・‘External Peace’として 88位。
     理由:中国,北朝鮮に対抗するミサイル等防衛力強化,尖閣諸島をめぐる主権争い,・・・。

・‘Internal Peace’として 2位。
     理由:暴力犯罪が少ない,投獄者数が少ない(55人/10万人),テロ活動はほとんど考えられない,個人の銃器所有の厳格な禁止,政権安定(安倍自民党の評価),・・・。

ーとの記述があります。
中国,北朝鮮,韓国,ロシアなどに警戒しながらの 6位は立派です。

同じReportの中に,‘PPIPositive Peace Index)’のランキングがありました。

The Positive Peace Index (PPI) is a measure of the strength of the attitudes, institutions, and structures of 126 nations to determine their capacity to create and maintain a peaceful society.

「平和な社会を築き,維持する構造,制度,姿勢の強さ」を示す指数のようです。

これを計る要素は次の8項目です。

1. Well Functioning Government :1.914
2. Sound Business Environment :1.893
3. Equitable Distribution of Resources :1.000
4. Acceptance of Rights of Others :1.265
5. Good Relations of Neighbours :2.422
6. Free Flow of Information :1.751
7. High Levels of Human Capital :1.891
8. Low Levels of Corruption :1.800

最高点が 1.000 ,上に示した値は 日本の評価点で,日本の ‘Overall PPI Score’は 「1.785」,126ヵ国中 16位でした。
「隣国との良好な関係」が 「2.422」で最悪ですが,これでも ‘High’と評価され,‘Overall PPI Score’は 19位の米国(1.834)までが ‘Very High’と評価されています。

安心していいものやら,更に上を目指すべきものやら・・・。

6. Free Flow of Information :1.751」 に引っ掛ります。

因みに ‘PPI’が ‘Very High’と評価された 19か国を ランキングの順に並べるとー
1.デンマーク,2.ノールウェー,3.フィンランド,4.スイス,5.オランダ,6.スェーデン,7.アイスランド,8.オーストリア,9.ニュージーランド,10.オーストラリア,11.アイルランド,12.カナダ,13.ドイツ,14.ベルギー,15.英国,16.日本,17.シンガポール,18.フランス,19.米国
で,アジアで ‘PPI’が ‘Very High’とランキングされているのは 日本とシンガポールだけです。

隣国はー
韓国:26位,ロシア:80位,中国:81位 です。

日本国内や隣国からの 「日本は歴史を無視,右傾化して危険」などという声が 時折り 聞こえますが,第三者(国)による 「日本は平和であり,平和を希求している国である。」との評価は 明確で,アジア地域での平和に関する指数は 間違いなく トップであり,ランキングの低い国から とやかく言われても相手に不足というものです。

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2013年6月14日 (金)

中国ネットユーザーのコメント(その16)

世界の電子掲示板(BBS)を日本語に訳して紹介するサイトがあり,中でも中国のネット・ユーザーの各テーマに対する皮肉がきいたコメントに感心します。(その16)です。

‘なんか最近の日本って調子に乗りすぎてないか?’ に対してー
    「日本は実際のところ,ごく正常な国だ。それに比べて北朝鮮やフィリピンときたら,ちょっとやりすぎだ。」
    「フィリピンを見てみるといい。日本はまともなほうだ。」
    「日本に行ったことがある人はみんな知っている。文明的でマナーが良く,社会や交通サービスの質は中国の数十年先を行っている。日本は嫌いだけど,アジアの国で欧米と対等になれるのは日本だけだ。」
    「スレ主の主張は理に適っている。日本に対しては気を抜いてはダメだ。」
    「日本は放っておいて大丈夫。昭和男子が死に絶えればオタクの天下になるから。」
   
→ 参考になります。

‘中国の潜水艦はなぜ日本にすぐに見つかるのか?’ に対してー
(沖縄周辺の接続水域で潜没航行する国籍不明の潜水艦を,自衛隊は,すぐに中国の原子力潜水艦であると断定しています。)
    「日本の対潜哨戒能力は米国より上だから。」
    「中国の潜水艦はノイズに問題があるし,日本の対潜哨戒能力は一流だからな。」
    「ノイズが大きすぎるらしいよ。それに日本の対潜哨戒機はトップクラス。」
    「中国は故意に日本に見つかるようにした。」
    「わざと浮上して日本に見せたのだ。」
    「オレ達はお前たちの近くにいるんだぞ,何かやれるものならやってみろ。」
    「中国の潜水艦はボロいよ。漏水するうえに発見されちゃう。退役した兄貴は夏級原子力潜水艦乗組員だったけど,普段の訓練の時も漏れたり詰まったりで大変だったらしい。」

   
→ 命がけのようですね。

‘韓国は本当に貧しい。1990年のわが国にも及ばない’ に対してー
(スレ主は「肉は食べられないし,毎日キムチばかりで,韓国人はみんなキムチのようだった」という。また,「ソウルの5つ星ホテルは中国の3つ星ホテルにも及ばない。」と感じ,韓国滞在3日目にして帰りたくなったと述べています。)
    「韓国はそこまでひどくはないけど,でもわが国に及ばないのは確かだね。わが国の大都市との比較なら尚更だ。」
    「韓国に行ったことがある人はみんな知っているけど,確かにたいしたことはない。民度はまずまずだが,都市建設で言えば,北京・上海・広州には劣る。」
    「スレ主は20年前の中国がどんなだったか知っているのか?」
    「韓国をそうやってバカにしているけど,中国だってひどく貧しくて文化的に立ち遅れた状態から立ち上がったんだろ。」

   
→ 両国で競い合い,頑張って下さい。

‘韓国は日本よりも恥知らずだ!’ に対してー
(2007年の長春アジア競技大会で,韓国のショートトラック女子代表選手らが表彰式で,中国と韓国が領有権を争う長白山(韓国名:白頭山)について,「白頭山は韓国の領土」と書かれた紙を掲げた写真を紹介。「日本が中国の領土を欲しがるのは徳に欠けるものの,公明正大な方法だが,韓国のやり方は恥知らずだ。」と主張した。)
    「恥知らずの韓国人。オレが言うのは大部分の韓国人。」
    「スレ主の考えは俺の考えとまったく同じだ! 本当に韓国人を軽蔑するよ。」
    「民族としての憎しみを除けば、韓国人は確かに日本人よりヒドイ。」
    「日本の自動車は韓国に圧勝。家電,大学,民度,経済レベル,人口,国土面積のどれも日本は韓国に完勝。」
    「韓国ってずっとこうだから,別に驚くことはない。」

   
→ 何をいまさら・・・ですか?

‘日本が世界一のものって何がある?’ に対してー
    「科学技術,レーザー技術,医療保健,耐震救援」
    「平均寿命が男女とも世界一」
    「音楽」
    「民度」
    「サービスの良さ,仕事に対するまじめさ,化粧品」
    「スカイツリー」
    「世界一を争う必要はない。1位じゃなくても日本は日本だ。」
    「日本は何でも2位でいいんだよ。」
    「中国を見るべきだろう。アホの数が世界一。」
    「韓国の整形率は世界一。」

   
→ 雰囲気としての理解ぶりはわかります。
        しかし,やや買いかぶりです。
 
        「アホの数が世界一」は 中国の人口の多さからすれば,絶対数では当然 世界一です。
        統計上の推計数より 「アホの数」が多いようなら卑下すべきでしょう。

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2013年6月13日 (木)

その後の 「大根」。

5月初旬に発芽した 「ポータブル栽培の大根」‘自分大根’の葉が大きくなっています。

Img_518217粒の種から 17の芽が出て,マニュアルどおりに ひとつ残して間引くに忍びず,ふたつを 別の袋に移しました。

葉は成長しています。

少し,サラダ用に千切ったとのことです。

肝心の根はどうなっているのでしょうか。

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2013年6月12日 (水)

学校から引率された貸切映画鑑賞の苦い記憶

子供の頃から 映画が好きでした。

昭和30年代,小学校や中学校の学校行事として 映画館を貸し切っての映画鑑賞があり,一人で好きな映画に行けない環境(許可映画のみ,父兄同伴・・・)の当時,楽しみでした。
これで何を観たかの記憶はほとんどありませんが,おそらく 初めて観た映画は 小学校低学年時の 「ノンちゃん雲に乗る」(1955年,鰐淵晴子主演)だったと思います。

この学校からの映画鑑賞で,今でも 記憶に残る,腹が立ったことがありました。
おそらく 中学校1年生だったと思います。

(その1) 引率する担任教師が映画のタイトルを知らなかった。
その日は映画鑑賞だとは分っていましたが,何の映画を観に行くのか 当日になっても説明がありません。担任教師に訊きましたが 答えられませんでした。
おそらく,映画に何の興味もない教師だったのでしょう。
だとしても,引率する映画のタイトルを生徒に言えない(知らない)教師にどう対するべきか困りました。

(その2) (さらに致命的・不愉快なことに) 映画館(映写技師)がフィルム・リールを飛ばした。
タイトルも分らず引率されて行った映画館で 映画が始まりました。
貸切映画なので, 予告篇や ニュース映画がなくても文句は言えません。
しかし,あろうことか,映画が 途中から上映され始めたのです。
「自由の女神」も「吠えるライオン」も「雪を被った山」も何も出ず,突然,テンガロン・ハットを被った男が英語を喋っていたのです。

意図的であろうが,何であろうが,フィルムの第一巻を抜かして上映したのは間違いありません。映写技師が何かの理由で意図的にやったのかも知れません。
途中で ストップして,やり直すことなく そのまま上映は続きました。
フィルム一巻が何分の上映時間になるのか知りませんが,何とか全体のストーリーは掴めましたが・・・。
観終わっても 映画のタイトルが分りませんでした。

とんでもない 映画鑑賞会でした。
(この費用は 徴収していたのでしょうね。)

その後,この事件(事故?)に対する釈明と,謝罪は 誰からも,どこからもありませんでした。
子供だからと言って 有耶無耶に済ませていいはずがありません。

以来,この時,引率していて 適切な対処を怠った教師全員に,真面に対応し難くなりました。
映画に対して,かつ,子供に対して,侮辱を働いたに等しい教師達を真面な大人ではない,と思うようになりました。
あれは 教師たちの 時間潰しか休憩にしか過ぎなかったのかと,今になって思います。

半世紀前のことです。

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2013年6月11日 (火)

「それでも世界から愛される日本」,何故?

6月2日付け 朝鮮日報日本語版に,楊相勲(ヤン・サンフン)論説委員によるそれでも世界から愛される日本』と題するコラムが掲載されていました。

「BBCによる国別評判調査の結果(2013年)から,政治家による破廉恥な歴史否定にも拘らず何故 日本は人気があり,韓国は何故 評価が低いのだろうか,韓国はどうすればいいのだろうか。」 という趣旨で書いていました。

今年 最も高い評価を受けたドイツと,4番目の評価を受けた日本の比較において,彼の歴史認識は 日本人のそれと大いに違うところがありますが,日本の人気は世界全体にほぼ満遍なく分布しているので,中国人と韓国人の圧倒的な否定的評価がなければ,日本は今年もドイツと最も人気がある国の座を争っていたかもしれない,と正直です。

コラムの結びの部分を抜粋するとー

「・・・・

韓国がさらに伸びるということは,もっと強くなるというだけでなく,世界の人々から好かれ,尊敬される国になるということだ。韓国がもっと伸びるということは,礼儀・信義・正直・清潔・規律・遵法・誠実・団結の面で韓国も日本に劣らない国になるということだ。

・・・・

少し前に訪れた日本のある地方都市では,違法駐車を1台も見掛けなかった。道路に唾を吐く人も,車の外にたばこの吸い殻を投げ捨てる人も,1人としていなかった。歩道のブロックがずれている場所も,ほとんど見掛けなかった。タクシーに乗った際には,後から来る仲間に電話をかけ,運転手に電話を渡して相手に現在地を伝えるよう頼んだが,運転手は 『運転中には電話できないことになっています』 と言って,丁重に断った。道を探すのに苦労したが,私たちは誰も不平を言えなかった。国に対する評判というものは,何か大層なものから生ずるわけではない。」

この部分は,ほぼ真っ当なことを書いています。

特に,「礼儀・信義・正直・清潔・規律・遵法・誠実・団結の面で日本に劣らない国になるということだ。」の部分は,国として,あるいは人間としての品性・モラルに関わる多くの面で 劣っているとの自覚を素直に吐露しており,このように認識する韓国人が存在していることは驚きです。
国民性改善の可能性が僅かにでも遺っていると考えるべきかも知れません。

日本のコピー国と言われて久しい韓国ですが,35年間の併合時に民族の気質まで変えることはできず,その変えられなかった部分が 現在の日本と韓国の最大の違いであり,世界の人々から好かれ,尊敬されるかどうかが懸かっている重要な部分と言えます。
しかし,長い民族の歴史(韓国人によれば 5,000年!)によって形成された形質を変えるのには,大きな困難と長い年月を要するでしょう。
日本人が,かつて変えることができなかった民族の形質を,自らの手で改善するのを 暖かい目で見守りましょう。

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2013年6月10日 (月)

どちらかと言えば「蛤」の味の「蜆」

Img_5169_2スーパーマーケットで 巨大な 「蜆」が売られていました。
大分県産だそうです。

通常 食べている3年物の「ヤマトシジミ」でも 10年生きれば この大きさになるそうですが,種類は分りません。

体積で,通常の蜆の20倍(大雑把)はありそうです。

どんな味がするか買ってみました。

これだけで撮ったのでは大きさが分らないので,キッコーマンの醤油ビンを並べてみました。

Img_5172_3酒蒸しにしました。

ほとんど 「蜆」の味はしませんでした。

どちらかと言えば 「蛤」 でした。

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2013年6月 9日 (日)

咲き揃った「ヒメキンシバイ」など。

Img_5143Img_5142

5月中旬に咲き始めていた JR山陽本線・天神川駅近くの歩道植込みの 「ヒメキンシバイ」(別名:西洋金糸梅)が全面に亘って 咲いていました。
枯れている花もあれば これから咲く花もあり,順番に咲いていくようです。

Img_5158_3Img_5159

上は 近所の「山吹」 と,いつも見ていて 最近気が付いた 「八重のツツジ」です。

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2013年6月 8日 (土)

オーディ・マーフィーを思い出した。

NHK BSプレミアムの,これからの放映映画をチェックしていて,懐かしい名前を見つけました。

Night_passage_a6月12日 放送予定の 西部劇 「夜の道」(‘Night Passage’,1957)の出演者欄に,主演の ジェームズ・スチュワートの次に オーディ・マーフィ(‘Audie Murphy’,1924~1971)の名前がありました。

おそらく高校生の頃,3本立ての映画館で観ていたB級西部劇でよく見ました。

To_hell_and_back主演した最も有名な映画は 「地獄の戦線」(‘To Hell and Back’,1955)で,この映画をいつ観たのかの記憶は定かではありません。
日本公開は アメリカと同年の1955年となっていますが,観たのは おそらくその10年後くらいだと思います。
この映画はアメリカで大ヒットし,興行収入 1,000万ドルは 1975年の「ジョーズ」に破られるまで長くトップを維持したとのことです。

映画は オーディ・マーフィの同名の自伝(1949)を,彼自身を主役として作られたもので,この映画で 彼がヨーロッパ戦線での英雄であることを知り,身長(166cm),体重(50kg)不足のため 「海兵隊」 と 「海軍」を不合格となって「陸軍」に入隊したことも知りました。

Audie_murphy_024Audie_murphy_life

彼が 映画界に入ったきっかけは ‘LIFE’の表紙に ‘Most Decorated Soldier’(最多受章兵士)として掲載されたことです。

数々の武勲により 32の勲章を授かっています。
17才で年齢を偽って入隊,訓練の後,ヨーロッパで戦闘に加わり,この間の活躍で 二等兵から小隊を指揮する少尉まで昇進しました。

まさに 映画そのものの戦闘を経験しています。

1971年の飛行機事故で 46歳で他界,アーリントン国立墓地に埋葬されており,現在でも 墓への訪問者数は J.F.ケネディに次いで2番目とのことです。

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2013年6月 7日 (金)

国連・拷問禁止委員会の勧告は・・・

「国連の拷問禁止委員会は 5月31日,旧日本軍の慰安婦問題で 『日本の政治家や地方の高官が事実を否定し,被害者を傷つけている。』 とする勧告をまとめた。」 と報道されました。

UN concern and recommendation for Japan: Victims of military sexual slavery

(Quotation from original text)

Notwithstanding the information provided by the State party concerning some steps taken to acknowledge the abuses against victims of Japan’s military sexual slavery practices during the Second World War, the so-called “comfort women”, the Committee remains deeply concerned at the State party’s failure to meet its obligations under the Convention while addressing this matter, in particular in relation to: (arts. 1, 2, 4, 10, 14 and 16) 

​(a)​Failure to provide adequate redress and rehabilitation to the victims. The Committee regrets that the compensation, financed by private donations rather than public funds, was insufficient and inadequate; 

​(b)​Failure to prosecute perpetrators of such acts of torture and bring them to justice. The Committee recalls that on account of the continuous nature of the effects of torture, statutes of limitations should not be applicable as these deprive victims of the redress, compensation, and rehabilitation due to them; 

​(c)​Concealment or failure to disclose related facts and materials; 

​(d)​Continuing official denial of the facts and re-traumatization of the victims by high-level national and local officials and politicians, including several diet members; 

​(e)​The failure to carry out effective educational measures to prevent gender-based breaches of the Convention, as illustrated, inter alia, by a decrease in references to this issue in school history textbooks; 

​(f)​The State party’s rejection of several recommendations relevant to this issue, made in the context of the universal periodic review (A/HRC/22/14/Add.1, paras.147.145 et seq.), which are akin to recommendations made by the Committee (para.24) and many other UN human rights mechanisms, inter alia, the Human Rights Committee (CCPR/C/JPN/CO/5, para.22), the Committee on the Elimination of Discrimination against Women (CEDAW/C/JPN/CO/6, para.38), the Committee on Economic, Social and Cultural Rights (E/C.12/JPN/CO/3, para.26) and several special procedures’ mandate-holders of the Human Rights Council.

Recalling its general comment No. 3, the Committee urges the State party to take immediate and effective legislative and administrative measures to find victim-centered resolution for the issues of “comfort women”, in particular, by: 

​(a)​Publicly acknowledge legal responsibility for the crimes of sexual slavery, and prosecute and punish perpetrators with appropriate penalties; 

​(b)​Refute attempts to deny the facts by the government authorities and public figures and to re-traumatize the victims through such repeated denials; 

​(c)​Disclose related materials, and investigate the facts thoroughly; 

​(d)​Recognise the victim’s right to redress, and accordingly provide them full and effective redress and reparation, including compensation, satisfaction and the means for as full rehabilitation as possible; 

​(e)​Educate the general public about the issue and include the events in all history textbooks, as a means of preventing further violations of the State party’s obligations under the Convention.

************************************************

Japan’s military sexual  slavery practices during the Second World War, the so-called “comfort women”’,すなわち 「慰安婦が ‘Japan’s military sexual  slavery practices ’だった。」と 既成の事実として 勧告が始まり,‘the facts’が独り歩きしています。

彼らの言う ‘the facts’の根拠 あるいは 根拠の出所の提示はありません。

根拠がない「(犯罪の)濡れ衣」 を否定することに,遠慮は無用です。
何か問題でしょうか。

何の根拠も示さず,「法的責任を認めろ。」,「教科書に載せろ。」,「教育しろ。」 などで,一国の名誉を棄損するのは不遜であり,韓国(人)のプロパガンダを,自ら検証することなく復唱して勧告する国連機関の能力と品性のレベルに驚かされます。
この委員会はどこの費用で仕事をしているのでしょう。

国による犯罪行為を立証する証拠は,韓国人による韓国挺身隊問題対策協議会による数年間にわたる調査で見つからず,自称元慰安婦の方々の証言を裏付ける客観的資料も出てきませんでした。
安 秉直・ソウル大名誉教授(1936~ ),李 栄薫・ソウル大教授(1951~ )は,その調査結果などから,大日本帝国(軍隊)による強制動員を,韓国内で命を張って否定する発言をしています。
更に,李 栄薫教授は「慰安婦は売春業」と言い切っています。
the facts’です。

「法的責任を認めろ。」と言うからには,「『慰安婦問題』が,当時の何の国際法(又は 国内法)に,誰による,どの行為が違反していると,何の証拠で立証される問題か。」を明確に示す義務があり,そうでない限り,日本にとっては言いがかりにすぎません。
それらが 論理的に明示されたことは,韓国でも,況や日本でも,一度もありません。
言いがかりに反論することが,「自称元慰安婦の方々」を侮辱すること(再度,傷つけること)だ,というのは議論のすり替えです。
そもそもの「言いがかり」がなければ,この件に関して 日本(人)が敢えて発言することはありません。

韓国内で,「親日派」として糾弾されている韓国の評論家・池 萬元氏(1942~ )は 「日本大使館前で毎週水曜に行われている抗議集会に参加する自称元慰安婦の女性たちは偽者である。」とし,慰安婦の大半が厳しい経済事情のため自ら性売買を望んだ人だと断言しています。

勧告の前提を検証しない,この国連の委員会にまともに付き合う価値があるかどうか疑わしいところですし,それを監督する国連自体のレベルも如何なものでしょう。

最後の (c) 「関連する資料を公開し,事実を徹底的に調査すること。」の勧告は そのまま,‘sexual  slavery’と断じた委員会にお返しするのがよろしいでしょう。
勧告の根拠を公開し,事実を責任をもって調査してほしいものです。

TVのニュースショーで,「『他国の慰安婦に触れず,日本のみを非難するのは片手落ちだ。』 と言うのは,『交通違反で捕まった者が,他にもやっている者がいるのに 何故俺だけ捕まえるのか。』 と抗議するのと同じことだ。」 と言った,したり顔の日本人コメンテーターがいましたが,違法行為被疑者と同列にされては困ります,筋違いです。
当時,「慰安婦」は 合法でした。
現代の法律と倫理観をもって,70年近く遡って裁定・評価することは無意味,かつ無効です。

国連を脱退するなどと過激なことを言わず,理屈が通りにくい相手でも 言うべきことを言って,尚,波風立てず,うまく収束させるのが 政治家,外交官の手腕です。

(追記:6月19日)
「『法的拘束力を持つものではなく,締約国に従うことを義務付けているものではない。』 との答弁書を閣議決定した。」との報道がありました。

要するに,無視する,ということです。
間違いない対応です。

国連脱退までいかなくて結構でした。

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2013年6月 6日 (木)

中国ネットユーザーのコメント(その15)

世界の電子掲示板(BBS)を日本語に訳して紹介するサイトがあり,中でも中国のネット・ユーザーの各テーマに対する皮肉がきいたコメントに感心します。(その15)です。

‘テレビ東京が公表した“日本という国が好き?”のアンケート結果’ に対してー
(テレビ東京が5月13日に放送した番組で,「日本という国が好き?」というアンケートの結果を紹介したことを伝えた。アンケートによると,香港,台湾,ベトナム,フィリピン,タイ,インドネシア,シンガポール,マレーシアでは多くの人が 「日本が好き」と回答したが,中国は「日本が嫌い」との回答率が比較的高く,もっとも日本が嫌いな人が多かったのは韓国という結果になった。)
    「あれ? 某国のメディアは毎日“アジア諸国は日本を許す事ができない”と言っていなかったっけ?」(中国のこと?)
    (もっとも日本を嫌いな国が韓国となったことについては)「至極当然の結果だ。」
    (中国は「大好き」と「好き」を合わせると50%をわずかに超えているため)「半数以上が好きなんてまずまずじゃないか。」
    「このデータは正確ではない。番組製作者は中国の内陸部や田舎には行っていないな。」

‘なぜ日本人はまじめで緻密(ちみつ)で秩序正しいのか? なぜ中国人にできないのだろうか?’ に対してー
    「普段の教育と関係があるな。」
    「受ける教育の程度が違う。今は農村の人が大量に都市へ出てきて,農村の適当さを持ちこんでいる。」
    「幼い時に受ける教育が違う。」
    「発展が早すぎて,道徳を磨くことを重視しなかったから。」
    「中国人には危機感,栄誉感と恥辱感が足りないから。」
    「謙虚さは人を進歩させ,傲慢さは人を落ちぶれさせる。それだけのこと。」
    「武士道精神と危機感ゆえだろう。」

   
→ 日本の10倍の人民全員が,日本人並みの「まじめさ」と「緻密さ」と「秩序正しさ」を持ったとき,中国の世界における地位を想像すると恐くなります。

‘家が貧乏なんだけど、日本に行きたい! どうすればいい? 親にもまだ相談してないんだけど’ に対してー
    「私は家族に話した。パパとママは基本,賛成。でも,関係が悪いからとかなんとかで,高2まで待てって。とりあえず親に相談してみなよ。」
    「家が貧乏なら無理。考え直せ。」
    「まず日本語を勉強して,日本企業に就職。そして日本に駐在って道もある。」
    「高校卒業まで待ったら?」
    「日本語が話せないのに行ったって,のたれ死ぬだけだぞ。」
    「ネットやってないで勉強しな。」
    「親に頼るな。」
    「いっそのこと,密航。」
    「日本人に生まれ変われ。」

‘なぜわが国が9位だったのか’ に対してー
(BBCの 2013年 国際世論調査結果について,中国のインターネット上では不満や疑問の声が多くあがっています。同調査によると,好感度の1位はドイツで,2012年の調査で1位だった日本は4位に転落,中国も12年の5位から9位にまでランクを落としました。)
    「外国が発表したデータだから信用できない。」
    「公平に調査対象者を選んだら5分の1は中国人が対象者だったはず。」
    「われわれはこうした類のランキングを必要としない。わが国と本気で付き合いたいという国があるなら歓迎してやるまでのこと。」

   
(日本が4位と上位であることについて)
    「日本人は静かに話すし,ポイ捨てもしない。列にも並ぶ。その点,わが国は…」
    「米帝やEUが好きなのは清の時代のわが国だ。今の中華人民共和国ではない。」
    「この調査はウソだ。自由に息もできない独裁国家が9位に入っているのだから。」
    「中国と仲良くしてくれればいいよ。」
    「順位が真ん中ということはわが中華は中庸の道を実践しているということ。」

   
→ 日本の4位に対する中国の9位は,東アジアでの傍若無人な振る舞いが,遠くの国々に正しく知られてない,ということでしょうか。

‘結局のところ韓国は先進国なのか?’ に対してー
    「ちゃんと勉強しなかったのか?」
    「オレは先進国だと思う。アジアNIESの1つだから。」
    「韓国は2005年に先進国になった。オレ達の教科書はまだ更新されていないだけ。」
    「総合指数は韓国が発展途上国だと告げている。」
    「毎日キムチを食べている国が先進国?」
    「進んでいる発展途上国。」
    「わが国よりは発展している。」
    「アジアで先進国は日本だけ。」

    → Wikipedia の先進国の定義は 「技術で先を行き,経済的に比較的豊かで,政治的に安定している議会制民主主義国の国」となり,科学技術の面だけを見ても・・・自ずと明らかでしょう。但し,毎日 キムチを食べているからといって先進国になれないことはありません。

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2013年6月 5日 (水)

北九州で食べたもの。

北九州での,息子3人の夫婦と甥,姪 三人による父の四十九日の法要を行った夜,兄弟三人の夫婦六人で食事をしました。

三人とも,大学卒業後,北九州市を離れて40年以上経っているので 適当な店が分らず,葬儀の夜,食事を摂った,偶々開いていた店は,どの要素をとっても 近代稀な酷い店だったので,今回は注意して選びました。

今回は 戸畑区の 「海鮮さかな市場」にしました。
山口県から九州一円に展開するチェーン店のようです。

Img_5120_2Img_5123

「『やりイカ』の活造り」 と 「『鯵』の活造り(サーモン,鯛,鮪,ヒラマサ と共に)」。

さっきまで泳いでいたのが,注文後,待たされることなく運ばれました。

この後,食べるのが忙しく 写真を撮っていません。

Img_5125珍しいものとしては,「明太いわし」がありました。

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2013年6月 4日 (火)

「オブリビオン」を観た。

Aaoblivionmovies
Aaoblivion_wideトム・クルーズ(‘Tom Cruise’,1962~ ),モーガン・フリーマン(‘Morgan Freeman’,1937~ ),オルガ・キュリレンコ(‘Olga Kurylenko’,1979~ )出演の期待の映画 「オブリビオン」(‘OBLIVION’)を観ました。

悪くはありませんが,想像を超えるストーリーというほどではありませんでした。

・人類がいなくなったという地球に残っているマルコム(モーガン・フリーマン)率いる一団の狙いは何か?
・ジュリア(オルガ・キュリレンコ)などの宇宙飛行士を乗せて2077年の地球に不時着したNASAの宇宙船はどこから,そして,どの時代から来たのか?
・何故,ジャック・ハーパー(トム・クルーズ)の記憶は 5年間を残して消されているのか?
・エイリアンは どこにいるのか?去ったのか?

観ながら ストーリーの辻褄合わせをしていました。

荒れ果てた西暦2077年 地球の風景は見応えがありました。

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2013年6月 3日 (月)

博多はラーメンのみにあらず。

父の49日の法要で北九州市に行った翌日,福岡市に足を延ばしました。

先日のTVで 「三大都市は東京,大阪と,あと一つは?」の問いに 福岡市の住民のみ,当たり前のように 「福岡」と言っていたのが驚きでしたが,広島市,北九州市に比べれば 大都会であることは間違いありません。

Img_5128同じ番組で,福岡の「うどん」を話題にしていたので,天神バスセンターに着いた後,「うどん」を食べようと,地下鉄で呉服町に向かいました。
40数年前 五木寛之さんが 「ゴキブリの歌」の中で書いた「みやけうどん」です。

私が学生の頃,「大丸デパート」あった場所の裏手にあります。

Img_5129この店に,まさか 「そば」があるとは思っていませんでしたが,「そば」がありました。

ひどい「そばアレルギー」の家人は 「そば」と同じ釡で茹でた「うどん」を食べることはできません。
食物アレルギーがクローズアップされる現在でも,違う釡で茹でる店はほとんどありません。

止むを得ず,家人は 「いなりずし」を二つ注文しました。私は 「ごぼう天うどん」,380円。

太さと柔らかさは流石です。

天ぷらの外形に「ごぼう」の量が対応してないのが,残念でした。

Img_5130Img_5132

家人が不満足なので 雨の中を歩いて 川端商店街に行き,福岡で過ごした学生時代,クラスで何故か いつも話題になりがちだった 「川端ぜんざい」を食べました。

40数年前の学生時代,「俺は 『川端ぜんざい』 2杯 食べた。」 と言うのは 「甘さに勝った」ことの自慢だったのか,1日 300円の食費で暮らしていた学生にとって経済力の自慢だったのか?

実はこの日の朝,北九州で見ていたTVで,福岡市渡辺通りに 八女市のアンテナショップ「八女本舗」が10時にオープンすることを報じており,その中で紹介された 4個 300円の「よもぎ饅頭」に食欲をそそられて,それを目指して 天神バスセンターから 真っ先に行ったのですが,12時に 既に売り切れていました。

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2013年6月 2日 (日)

呉シネマ,解体開始?

20130531070100002011年4月に閉館した,呉市に残っていた最後から2番目(1番目は残っている)の映画館「呉シネマ」の建物が,2年経って 解体工事を始めたようです。

1ヶ月ほど前から 内部に作業員が入っている様子でしたが,先週,外壁に幕が張られました。

2013053107020000
さて,解体後のこの場所に何が建つのでしょうか?

昨今の状況から,あまり期待はしていませんが,パチンコ屋だけは・・・。

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2013年6月 1日 (土)

臀部を英語では・・・

英語には,日本人が遣うと危ない,下品な言葉を含めて 「臀部」(お尻)を意味する単語が多く,適切な英語は何だろうかと,ほとんど役に立ちそうにないことを考えました。
(韓国報道官のアメリカでのセクハラ事件からの思いつき。)

日本語が堪能な ネイティヴ・スピーカーに確認するのが確実ですが,日本語が堪能になるほど日本にいると,現代英語のニュアンスに疎くなるのではないかと思われるし,そもそも 近くに該当者がいないので 個人感覚の勝手な解釈です。

ここで言う「お尻」とは あくまで 「大臀筋」が存在する二つの膨らみの部分です。

日本人のほとんどが 「『お尻』は英語ではー」と問われれば ‘hip’と言うでしょうが,厳密には間違いのようです。

Wikipedia では ‘hip’は次のように定義されています。

In vertebrate anatomy,hip (or "coxa" in medical terminology) refer to either an anatomical region or a joint.

The hip region is located lateral to the gluteal region (i. e. the buttock), inferior to the iliac crest, and overlying the greater trochanter of the femur, or "thigh bone". In adults, three of the bones of the pelvis have fused into the hip bone which forms part of the hip region.

lateral to the gluteal region’「臀部の側部」を言うようです。
解剖学的な定義ですが,せいぜい 腰(骨)辺りが適当です。
和英辞典にも 「腰のくびれから大腿部にかけて横に突き出した部分の一つを指す。」とあり,決して 膨らみのある臀部のことを指していません。
hip joint’は大腿骨と骨盤の接合部を言います。

それでは 臀部を指す もっとも上品な(?),もしくは何の思惑もないと感じる英語は何でしょうか?

和英辞典で 「尻」と引いて出てくる単語のうち <俗>,<卑>,<話>が付かないのは ‘buttock(s)’だけでした。
これは文章の中で遣える単語ということでしょう。
この省略形の ‘butt’となると,話し言葉で 「尻」,「ケツ」となるのでしょう。

次に<話>が付いた単語を見るとー
backside’,‘behind’,‘bottom’,‘cheek’(片方), ‘rear’, ‘one's rear end’などがありました。
これらの単語は 会話の中の前後関係から それと分るもので,軽くはあっても それほど下品な言葉ではないでしょう。
但し,単独で聞いても 確実には「お尻」とは分りません。

約45年前に観た 東南アジアを舞台とする戦争映画で,主人公のアメリカ人が ジャングルの中で行動を共にし始め,英語を理解しないと思っていたアジア人の女性の後ろを歩きながら 「いい ‘bottom’ だ。」というような独り言を言い,突然,振り返ったアジア人女性に ‘Bottom?’と聞き返されます。
英語が分らないと思っていたのに聞き返され,慌てて 「そう, ‘Bottom of body’ で足の裏。」 と言うシーンが記憶に残っています。
bottom’は学校で習いますが,「お尻」と教える英語教師は 残念ながら ざらにはおらず,自分で どこかで知るしかありません。

<俗語>,<卑語> は遣うことはないと思うので省略します。

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