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2013年6月 1日 (土)

臀部を英語では・・・

英語には,日本人が遣うと危ない,下品な言葉を含めて 「臀部」(お尻)を意味する単語が多く,適切な英語は何だろうかと,ほとんど役に立ちそうにないことを考えました。
(韓国報道官のアメリカでのセクハラ事件からの思いつき。)

日本語が堪能な ネイティヴ・スピーカーに確認するのが確実ですが,日本語が堪能になるほど日本にいると,現代英語のニュアンスに疎くなるのではないかと思われるし,そもそも 近くに該当者がいないので 個人感覚の勝手な解釈です。

ここで言う「お尻」とは あくまで 「大臀筋」が存在する二つの膨らみの部分です。

日本人のほとんどが 「『お尻』は英語ではー」と問われれば ‘hip’と言うでしょうが,厳密には間違いのようです。

Wikipedia では ‘hip’は次のように定義されています。

In vertebrate anatomy,hip (or "coxa" in medical terminology) refer to either an anatomical region or a joint.

The hip region is located lateral to the gluteal region (i. e. the buttock), inferior to the iliac crest, and overlying the greater trochanter of the femur, or "thigh bone". In adults, three of the bones of the pelvis have fused into the hip bone which forms part of the hip region.

lateral to the gluteal region’「臀部の側部」を言うようです。
解剖学的な定義ですが,せいぜい 腰(骨)辺りが適当です。
和英辞典にも 「腰のくびれから大腿部にかけて横に突き出した部分の一つを指す。」とあり,決して 膨らみのある臀部のことを指していません。
hip joint’は大腿骨と骨盤の接合部を言います。

それでは 臀部を指す もっとも上品な(?),もしくは何の思惑もないと感じる英語は何でしょうか?

和英辞典で 「尻」と引いて出てくる単語のうち <俗>,<卑>,<話>が付かないのは ‘buttock(s)’だけでした。
これは文章の中で遣える単語ということでしょう。
この省略形の ‘butt’となると,話し言葉で 「尻」,「ケツ」となるのでしょう。

次に<話>が付いた単語を見るとー
backside’,‘behind’,‘bottom’,‘cheek’(片方), ‘rear’, ‘one's rear end’などがありました。
これらの単語は 会話の中の前後関係から それと分るもので,軽くはあっても それほど下品な言葉ではないでしょう。
但し,単独で聞いても 確実には「お尻」とは分りません。

約45年前に観た 東南アジアを舞台とする戦争映画で,主人公のアメリカ人が ジャングルの中で行動を共にし始め,英語を理解しないと思っていたアジア人の女性の後ろを歩きながら 「いい ‘bottom’ だ。」というような独り言を言い,突然,振り返ったアジア人女性に ‘Bottom?’と聞き返されます。
英語が分らないと思っていたのに聞き返され,慌てて 「そう, ‘Bottom of body’ で足の裏。」 と言うシーンが記憶に残っています。
bottom’は学校で習いますが,「お尻」と教える英語教師は 残念ながら ざらにはおらず,自分で どこかで知るしかありません。

<俗語>,<卑語> は遣うことはないと思うので省略します。

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