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2013年7月21日 (日)

Corruption's Impact on the Business Environment

韓国中央日報 日本語版 7月16日に “アジア先進国で最悪の腐敗国家”,韓国に汚名」 と題する記事が掲載されていました。

「韓国が事実上,“アジア先進国で最悪の腐敗国家”に選ばれた。

  香港に本部を置くコンサルティング機関 “政治経済諮問公社(PERC)” が,アジア各国で活動する外国企業家を対象に,その国の腐敗程度をアンケート調査した結果,韓国の腐敗点数は6.98点で17の調査対象国の中で8位となった。

  一方,シンガポールは,この10年間余りの腐敗点数が0.37~1.30点を維持してアジア清廉国1位の座を守った。日本(2.35),豪州(2.35),香港(3.77)など多くのアジア先進国は韓国の(腐敗水準の)半分水準にも届かないと調査された。

  PERC関係者は 『より一層深刻な問題は,腐敗に鈍感な韓国の道徳観が“国境を越えた腐敗”にも寄与しているという点』 と批判した。

  アジア先進国で最悪の腐敗国家というニュースを知ったネットユーザーたちは 『アジア先進国で最悪の腐敗国家,恥ずかしい現実ですね」,「腐敗に鈍感な人々は反省するように」,「アジア先進国で最悪の腐敗国家,苦々しい」などの反応を見せた。

  PERCは1976年に設立された後,約20年余りにわたって毎年アジア各国の外国企業の1000~2000人を対象に,現地の腐敗程度についてのアンケート調査を行ってきた。 」

Photo
上図が 2013/3/20 に公表された,17ヶ国の 腐敗・不正度を示すグラフです。0が最善,10が最悪を表わします。

Report の中で ‘Of the developed countries covered by this report,the problem of corruption is perceived to be worst in South Korea,・・・.’ と述べられています。

Developed country’は Reportの中に書かれています。
アジアにおいては先進国となっていますが,世界とアジアで先進国の定義が違う?
結局はアジアでの相対的発展度合で ‘developed’と‘developing’を区別しているようです。

評価対象項目(拙訳)は次のとおりです。

1. 腐敗・不正の程度(地位・職業)
   ・政治家(国政)
   ・政治家(地方)
   ・国家公務員
   ・地方公務員
2. 腐敗・不正の程度(官庁)
   ・政府
   ・裁判所
   ・株式市場
   ・税関
   ・税務署(国税庁)
   ・政府許認可組織
   ・消防,健康,環境調査組織
   ・軍隊
3. 不正が明らかになった場合の訴追システムの有効性
4. 腐敗に対峙する行政の真剣度
5. 一般市民の不正への非寛容度
6. 私的団体による賄賂問題の非蔓延度
7. 不正対処の,組織内での容易さ
8. 組織における 国際的コンプライアンスに合致する文化創造の容易さ

これらの程度により 0~10 で評価しています。

国の文明度が明らかになる評価項目です。

見出しの 「汚名」という言葉から,‘事実と異なる 「悪い評判」’というニュアンスを感じますが,中央日報は どのような意図で書いているのでしょうか。(翻訳者の日本語知識・熟練度が不明なので 解釈が難しいところです。)
又,「“・・・腐敗国家”に選ばれた。」 の 「選ばれた」の書き出しの表現は不適切で,評価の集計結果として,そうなっただけであって,何かの意図が存在したわけではありません。

初めて知って 驚いたような記事内容ですが,過去10年間 同じような値で,経済の発展とは無関係なことが分ります。すなわち,「先進国/非先進国だから 腐敗度が低い/高い。」という理屈が成り立たない国ということでしょう。
先進国か非先進国かは別にして,おそらく 倫理観に関係する国民性(民族性)や風土が根本原因と思われます。

いずれにせよ,この Report の趣旨からすれば,仕事で付き合うなら,それなりの‘risk’への覚悟が必要な国であることを示しているということでしょうか。

Keika

PERC :‘POLITICAL & ECONOMIC RISK CONSULTANCY LTD.’
http://www.asiarisk.com/library7.pdf

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