中国,韓国は 非常に Negative。
アメリカの Think Tank ‘Pew Research Center’が,7月11日に ‘Global Attitude Project’ として ‘Japanese Public's Mood Rebounding,Abe Highly Popular’,サブタイトル ‘China and South Korea Very Negative Towartd Japan’という アジアでの調査結果をリリースしました。
日本語では 「日本の民間ムードは復活しつつあり,安倍の人気は極めて高い」でしょうか。
そして サブタイトルは 「中国と韓国は日本に対して 非常にNegative」 です。
この調査結果の中から,興味深い調査結果の図が二つありました。
日本に好感を持つか否かの結果です。
中国と韓国の突出ぶりが目立ちます。
両国が アジアにおいて 特異な国であることがわかります。
彼らが 「日本は東アジアの国々に対して・・・」と言うときの「東アジア」は,この二国のみの場合がほとんどであることがわかります。
「日本は 1930から1940年代の軍事行動に対して 充分謝罪したか」への回答です。
(‘DK’は ‘don't know’,「わからない」の意味と思う。)
ここでも 中国と韓国の突出が目立ち,特に 韓国は見事なまでのコントロールぶりです。
流石に,「加害者と被害者という立場は,千年過ぎても変わらない。」 と日本に対して朴槿恵大統領が言っただけのことはあります。
両国に対して 「充分な謝罪」を納得させることは,何を どうしても永遠に不可能と思われる結果です。
特に興味深いのは オーストラリアの 「謝罪の必要なし」:26% で,日本の 15% を上回っていることです。
どのような理由で「必要なし」を選んだのか不明ですが,「当時の世界情勢において,日本がとった行動はやむを得ないものである。どの先進国も同じことをした。」 あるいは 「日本が戦争に突入したのは,主に 安全保障上の理由であり,日本だけに罪はない。」との考えでしょうか。
それとも 「アジアを白人による植民地支配から解放した功績は大きい。」と考えるからでしょうか。
「如何なる戦争においても,敗戦国だからといって謝罪する必然性はない。戦勝国だからといって謝罪しなくていい必然性はないのと同様に。」 あるいは 「70年近く経って,このような質問が存在すること自体がナンセンス。」 かも知れません。
「謝罪の必要なし」の日本人:15% は 思ったより少ない気がします。
「謝罪は必要」と考える日本人は 76% おり,更に 「既に充分,謝罪を済ませた。」と考える日本人が 48% います。
他方,「謝罪は不充分」の28% の多さに驚きました。
自虐意識が強いと言われるのも尤もです。
「謝罪は不充分」とする人たちが,何故そう思うのか(今までの謝罪では何故,不充分なのか),何(誰)に対して,何を,どうすれば 充分な謝罪をしたことになると考えているのか知りたいところです。
「千年間,謝罪を続けなければ不充分。」 あるいは 「‘被害国’が許すまで。」 と考えているのかも知れませんが,気が遠くなる話です。
(調査は 18歳以上のランダム抽出による,電話 又は 面接。調査人数は オーストラリア:800人,中国:3,226人,インドネシア:1,000人,日本:700人,マレーシア:822人,パキスタン:1,201人,フィリピン:804人,韓国:809人 でした。)http://www.pewglobal.org/2013/07/11/japanese-publics-mood-rebounding-abe-strongly-popular/
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