個人経営クリーニング店の技
肩ヨークの下端で付けられたプリーツが裾まで同じ幅でキッチリとプレスされています。
40年前から レギュラー/ボタンダウン カラー共に,ほぼ全て 100%綿のボックス・プリーツのドレス・シャツを着ています。
独身時代,寮に出入りしていたクリーニング店に出しましたが,ボックス・プリーツが上部で「ハの字」で終わってしまうプレスが気に入らず,以来 自分で(結婚後は家人が)洗濯・プレスするようになりました。
プリーツのプレスがどうなっていようが,上着を着れば 分らないし,着ているうちに皺になるので実質 どうでもいいようなものですが,着始めの拘りです。
冠婚葬祭用のレギュラー・カラー・シャツは 着る機会が少なく,手洗いで保管しておくと 変色することがあるので クリーニングに出して保管します。
ボックス・プリーツは「ハの字」になっています。
大きなクリーニング店は機械でプレスするので,仕方がないと 今は諦めていました。
今回,たまたま,近所の個人経営のクリーニング店に出していて,父親の初盆で着ようとして驚きました。
完璧な ボックス・プリーツのプレスでした。特に 注文を付けたわけではありません。
当然,貝ボタンが割れていることもありません。
まだ,職人がいることを知りました。
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