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2013年12月 7日 (土)

ロケ地を気にしながら「オリンピックの身代金」をー

11月30日と12月1日,2夜にわたって テレビ朝日開局55周年記念ドラマスぺシャル 「オリンピックの身代金」が放映され,録画して観ました。
1964年(昭和39年)の東京オリンピック開会式に間に合わせるための東京における土木,建築の突貫工事が間接的原因で死んだ出稼ぎ労働者の兄の「かたき討ち」と,格差社会是正のアピールのために,「東京オリンピック」を人質に,国から 8,000万円の身代金を奪おうとする東大生と,それを追う刑事の話で,第43回 吉川英治文学賞受賞の 奥田英朗氏 2008年発行の小説が原作です。

当然,50年前の話なので 大道具,小道具から町並みまで それらしく描かれていました。
自動車,服装,ヘアスタイル,看板,ビル,・・・ 全てが現代とは違います。
時代劇ならまだしも,この時代を知っている人間(私も)がいるので,テレビドラマとしては予算との関係で神経を遣ったでしょう。

Img_6065ストーリーの展開と並行して,時代考証を確認しながら観ました。

概ね,よくできていましたが,例えば,おそらく 韓国でロケしたと思われる町で 刑事二人が 「ラムネ」を飲むシーンで使われた栓抜きが緑色のプラスティックで,「その頃は 木製の栓抜きだろう。」などと細かい点で気になったこともありました。

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Img_6034 又,資産家の息子の愛車としてジャガーEタイプ(1961~1975)はやり過ぎで,フェアレディ1500 (1962~ )くらいでよかったような気がします。
サラリーマンのための自家用車として パブリカ(1961~ )がやっと売り出された時代です。

ロケ地を調べると,セットでの撮影を除く,屋外のシーンでは 北九州市が多く使われていたようです。
昭和時代を描いた映画では 「K-20 怪人二十面相・伝」,「三丁目の夕日」,「おっぱいバレー」(1970年代) など北九州市がロケ地として使われています。
選ばれる理由としては 30分圏内に 広範囲の時代風景,海・山などがあり,北九州フィルム・コミッションによる強いサポートがあるからでしょう。

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門司区の門司港駅は上野駅ホームとして使われています。港の釣具店は門司区の恒見町です。
門司港駅の天井からぶら下がっている時計が現代のもので 目立ちました。

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小倉北区の旦過中央市場はアメ横の櫻寿司に向かう途中,小倉南区の北九州モノレール・企救丘駅は東京モノレールの浜松町駅?

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若松区藤ノ木2丁目の飛鷹鉄工所は発煙筒を仕掛けられたモノレール橋脚,同じく 若松区北湊町の北湊埠頭と小玉商店の敷地で夢の島のシーン。

Img_6052Img_6055上野御徒町の組事務所は八幡東区春の町2丁目の商店街です。 

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Img_6078 国立競技場に通じるサブトラックからの地下通路とその入り口は,八幡西区下畑町の畑浄水場。
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酒を飲ませて情報を聞いたのは 戸畑区元宮町の田中酒店。
ここは 映画「おっぱいバレー」でも使われました。

秋田県東大曲駅として 北九州市から 少し離れ,山口県長門市の美祢線渋木駅が使われたそうです。

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昭和の風景が楽しめたドラマでした。

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