韓国軍艦の停電
黄海,於青島付近の海上で駆逐艦「乙支文徳」(3,800トン級)が2012年12月,ブラックアウト(停電)が発生により,5時間ほど立ち往生していたことが,1年近く経って確認されました。
対潜水艦作戦中,発電機2台が突然警報を鳴らして非常停止し,直ちに電源が切れたそうです。
「乙支文徳」の発電機は 4台あり,残り2台の予備(非常用)発電機を稼働させようとしましたが,これらも作動しませんでした。更に 司令部に連絡しようとしましたが,今度は通信機が作動せず,緊急連絡も不能状態になりました。通信室に置かれた非常バッテリー12個のうち9個が不良品で,電源が不足したようです。
25分後,別の非常通信機を稼働して ようやく艦隊司令部と交信しました。
火災によって発電機の1台は完全に動かなくなり,この消火作業用の海水で,もう1台も故障しました。
この艦にも 非常用を含めると発電機は4台あって,このうち2台は 故障のため陸揚げして修理中だったとのこと。
軍艦が非常用発電機なしに航海に出ることが信じられず,まともな海軍とは思えません。
韓国海軍の根本的な間違いは,よく言われることですが,自国の特質(地勢,国力・経済力,隣国関係,・・・)を配慮した独自の軍備方針がなく,日本と どうするつもりかは知りませんが,とにかく日本の自衛隊の真似をして,特に先端装備をすることを方針としているようにみえることです。
EEZが 日本の1/10 しかないのに,日本に倣って イージス艦6隻態勢を目指してどうします? 独立して70年経とうとして尚,日本のコピーから脱却できないのでしょうか?
その歪さが 軍艦の運用規律にまで現れているようです。
まずは 北朝鮮に対する有効な態勢を整えることが肝要でしょう。
それにしても,兵士が 1人 15発の銃弾のみの装備で PKO任務に赴くなんて・・・・。
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