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2014年2月 3日 (月)

好奇心を抑えられないニュース(更新中)

奇妙な事件が報道されています。
報道内容を総合するとー

   ・2014年1月18日に 北九州市若松区の響灘,防波堤から500m付近で 人が倒れている漂流中のゴムボートが 航行中の船に発見され,連絡を受けた第七管区海上保安部の巡視艇が接近したが 波が高く ゴムボートは転覆し,人を収容できなかった。
   ・1月20日に防波堤付近の海底で遺体が見つかった。目立った外傷なし。死因は 「調査中」 もしくは 「明らかにできない」とされている。死亡推定時期は 13日前後より前とみられる。(2月1日時点)→2月3日 報道,1月22日 司法解剖結果,死後 1~2週間,死因は「低体温症」or「溺死」。故に 死亡時期は 1月8日~1月15日。
   ・1月29日,身元判明(もしくは発表)。内閣府キャリア男性職員(30歳,2010年4月採用),「経済社会総合研究所」(内閣府のシンクタンク)に所属。2013年7月からミネソタ大学大学院に2年間の予定で留学中。
   ・2013年末,「韓国(ソウル)で1月上旬に開かれる経済関係の国際会議に出席したい」との申請があり,公務として認めたという。追加情報:出張期間は1月7日~12日。
   ・ 発見時の服装は 黒のジャンパーに黒のズボン(韓国製)。ウォン紙幣所持。ゴムボートは長さ約3mのモーター付きで韓国製。
   ・韓国への入国は確認されたが その後 消息を絶ち,韓国からの出国(当然 帰国も)は確認されていない。但し,内閣府は 「韓国に入国したかは明らかにできない」としている。
   ・氏名は公表されてない。
   ・本人のクレジットカードが,釜山で 防寒着,ボート用エンジンモーターの部品購入に使用されていることが確認された。(2月2日 報道では 本人がクレジットカードを使って購入した可能性が高い,としている。2月3日の報道では 「ボートはソウルで購入し,釜山のホテルに送った」とある。
2月4日の報道では クレジットカードは ソウルの本人名で宿泊していたホテルとは別の他人名でとったホテルに荷物と一緒に見つかった。

まさか,3mのゴムボートで冬の対馬海峡を渡ろうなどと考える人がいるとは思われないし,釜山から北九州市沿岸まで転覆せずに辿り着けるとも思えません。

内閣府が詳細の発表を渋っていることを含め,謎が多い状況で,様々なケースが考えられます。
スパイ小説の序章のようなシチュエーションです。
死因(死体の状況)が謎を解く一つの鍵です。

小説ならば これから国際的陰謀事件に発展させることも可能でしょう。

一般市井人が知らない,知らされてない,もしくは 知ってはいけないことがあるーのでしょう。
続報を期待したいところですが,ここで報道がクローズされれば 公にはできない国際問題に発展する事件だと解釈するしかありません。

(追記 2/5)
報道は続いているようですが,情報は混乱しているようです。
   「遺体と同時に見つかったクレジットカードから身元が判明した」 あるいは 「釜山での買い物はクレジットカードで行われた」との情報がありながら,「ソウルの別名でとったホテルに荷物とともにクレジットカードがあった」との報道もある。
→ どちらが事実か?
   もし,遺体にクレジットカードがなければ身元はどのように確認されたか?
   ソウルでの買い物は偽名なので現金購入は間違いない。では釜山での買い物はクレジットカード?
   現金で購入したなら 何故,彼のソウルと釜山の買い物が発覚したのか?
   現金なら 本人が買ったとは断言できないと思える。
   そもそも 韓国での捜査はどこの組織が行っていたのか?
   米国の大学の1月からの受講科目の登録がされてない,との情報がある。何故?   

(追記 2/8)
2/8の報道によると 第七管区 海上保安本部は 2/7,以下を発表しました。
  ・死因は水死。
  ・ICPOを通じて 米韓に捜査共助を要請。
      要請は,韓国へは2月7日付け,米国へは1月31日付け。

司法解剖時点(1月22日)で死後1~2週間とのことだったので 1月18日のボート発見時には既に死亡しており,水死後,ボートに乗せられていたことになり,「私的事情でゴムボートによる密航を試みた」というあり得ない説は完全に消滅し,他殺の線が濃厚になった,ということでしょう。少なくとも 複数の人間が関係していることは間違いないようです。
但し,ボートに水が溜っていたことから ボートの中で水死したとの説も存在します。

ちょっと気になるのは,被害者(?)が 「30歳,内閣府のキャリア,米国に留学中」という肩書から 「完全な,思慮分別ある大人の男」だと思い込んで,事件(事故?)を考えていますが,ひょっとして そうではない場合の可能性も考える必要があるかも知れないことです。

(追記 2/16)
2/14の報道によると ソウル地方警察庁は日本からの要請によった韓国での内閣府職員の足取りの調査結果を日本に報告したそうです。
特に 新しい情報はありませんが,「密航ブローカーが関与した可能性はほとんどない。」と韓国人の関与とスパイ疑惑を否定して 本人がボートで釜山から日本に向かったとみているようです。

そうならば 「思慮分別ある大人」という先入観を捨てた彼の行動の推定が必要でしょう。

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