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2014年2月23日 (日)

「~になります」が 気になります。

かつて 『バイト敬語』 あるいは 『マニュアル敬語』 と言われた言葉のうち,「~になります。」という言い方が いつの間にか客に広まって,堂々と世間で遣われるようになり 気に障ることが多くなりました。

TVのグルメ番組で ほとんどの調理人が,食材を紹介するのに 「これは ××産の○○ になります。続いて これは △△産の□□になります。」 と 「~になります。」 を連発するので,ついTVに向かって 「いつ,なるんだ!」と言いたくなって我慢しなくてはいけません。

ときどき 「これは ××産の○○です。」 と 当たり前の日本語で説明する調理人がいると,思わず 拍手したくなるほどです。

何年も前から気になっている,「~します。」や 「~致します。」が適当な場面で 遣われる 「~させていただきます。」 は 職業,年齢,性別,出身地,経歴,学歴(?)に拘らず蔓延して,もはや 矯正・駆除不能の段階に達していると思われるほどです。
この言い方を 一般的に 「へりくだった謙虚な気持ちを表わす」 と見做すことには賛同できません。不要な謙虚さや へりくだりの押し付けは 却って不快です。

言葉が時代と共に変化する要因に,言葉に対する迎合,受動,無頓着,無自覚,無神経 などがあることを感じる昨今です。

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