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2014年3月 6日 (木)

WORLDWIDE PRESS FREEDOM INDEX 2014

パリに本部を置く 非政府組織 「国境なき記者団」 (‘RSF:Reporters Sans Frontières’ in French, ‘RBF:Reporters Without Borders’ in English ) が,2月12日に ‘Worldwide Press Freedom Index/Ranking’(世界報道自由度ランキング)を発表しました。
http://rsf.org/index2014/en-index2014.php

2002年以降,14の団体と 130人の特派員,ジャーナリスト,調査員,法律専門家,人権活動家らが,50の質問に答えることにより 各国の報道の自由度レベルを評価する指標が作成され,ランキングが決定されています。(対象国数:180)

日本のランキングは 2010年:11位,2011/12年:22位 と上位ランキングでしたが,去年(2013年)が 53位,そして今年(2014年)は 59位 と大きく順位を落としています。

去年と今年の日本のランキングは 5段階評価で真ん中で 「問題がある状態」に相当します。
(上位から 1.良好,2.十分,3.問題,4.深刻,5.非常に深刻 )

因みに主だった国のランキングは ドイツ:14位,カナダ:18位,オーストラリア:28位,英国:33位,フランス:39位,米国:46位,イタリア:49位,ロシア:149位,中国:175位 で,上位は 1位:フィンランド,2位:オランダ,3位:ノールウェーです。

日本に関する記述は次のとおりです。

Censorship of Fukushima
Arrests, home searches, interrogation by the domestic intelligence agency and threats of judicial proceedings – who would have thought that covering the aftermath of the 2011 Fukushima nuclear disaster would have involved so many risks for Japan's  freelance  journalists?  The discrimination  against freelance and foreign reporters resulting from Japan’s unique system of Kisha clubs, whose members are the only journalists to be granted government accreditation, has increased since Fukushima.
 

Often barred from press conferences given by the government and TEPCO (the Fukushima nuclear plant’s owner), denied access to the information available to the mainstream media (which censor themselves), freelancers have their hands tied in their fight to cover Japan’s nuclear industrial complex, known as the “nuclear village.” Now that Prime Minister Shinzo Abe’s government has tightened the legislation on “state secrets.” their fight will get even more dangerous.

「(拙訳)福島の検閲
逮捕,家宅捜査,国内情報機関による尋問および訴訟手続きの脅威? - 誰が 2011年の福島原発事故の影響に,日本のフリーランス・ジャーナリストに対する非常に多くの危険が含まれると考えていただろうか。
メンバーが政府認可を与えられる唯一のジャーナリストであるとする,記者クラブという日本特異なシステムに起因するフリーランスと外国人記者に対する差別は ‘福島’以来増大した。
主流メディア(自主検閲する)に利用可能な情報へのアクセスを拒絶され,政府および東京電力主催による記者会見から しばしば締め出されて,フリーランサーは ‘原子力村’として知られている日本の原子力産業界をカバーする戦いの中で手を結んでいる。
更に昨今,安倍内閣が「国家機密」に対する立法で締めてきたので,彼らの戦いはさらに危険なものになろう。」

福島原発事故以後,報道の自由制限というより,取材制限を フリーランス,外国人記者は強く感じており,このランキングになったようですが,やや誇張の嫌いを感じないこともありません。

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