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2014年6月25日 (水)

しかし,ビニール傘を持たない。

梅雨です。傘が要ります。

現代日本人で ビニール傘を使ったことがない人はほとんどいないと思われるほど,ビニール傘が氾濫しており,日本で売られる傘の半分はビニール傘とのことです。

初めて ビニール傘を見たのは,おそらく 1970年代のテレビで,でした。
そのとき,雨の日の屋外中継で,出演者が透明の傘を差しており,「これはTV中継用に 光を透して出演者の顔を写り易くするための,放送局特注の傘に違いない。」と思いました。
それまで,実物を見たことがありませんでした。

しかし,透明のビニール傘は1960年代には市販されていました。

6月13日,NHKで放映された「美の壺」 File 311 『雨を楽しむ傘』によれば,世界で初めてビニール傘が発売されたのは 昭和28年(1953年),但し これは 綿の傘布の色落ちを防止するためのカバーであり,ビニールのみの傘の発売は 昭和33年(1958年)でした。この時のビニールは乳白色であり,透明なビニールになったのは昭和39年(1964年)でした。
これらは 全て 東京都台東区の 「ホワイトローズ(株)」の製造です。

現在,コンビニ等で売られている使い捨てに近いビニール傘のほとんどは中国製ですが, 国内唯一の自社工場を持つビニール傘メーカーの 「ホワイトローズ(株)」は高級路線に特化し,プリント時の発色の良さを活かした模様入りや手元に凝った高級ビニール傘を製造しているとのことです。

Img_7346

「美の壺」で映された渋谷駅前交叉点の雨の日の光景です。
販売割合と等しく,半分はビニール傘を差しているようです。

Img_7359これほど 一般的になりながら,私はビニール傘を差したことがなく,我が家には1本のビニール傘もありません。

サラリーマン時代は ビジネス・バッグに,そして現在はショルダーバッグに ほぼ常に折り畳み傘を携行して外出します。

「雨が降れば ビニール傘を買えばいい」 という考えの人が増え,折り畳み傘が売れなくなっているそうです。

折り畳み傘と言えば,初めて見たのは 約60年前でした。
幼稚園児だった頃,午後から雨が降り出し,母に言われて 夕方 傘を持ってバス停まで父を迎えに行ったときでした。
バスから ボロボロに骨が折れた(と思われる)傘を持って 父が降りてきました。
「こんなに早くから酒を飲んで 傘の骨を折っている。」と思いましたが,父は素面で,傘は初めて見る折り畳み傘でした。

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