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2014年6月15日 (日)

これほど楽なことはない,が・・・。

去年12月に65歳で退職し,自由の身になりました。

この世に生を受けてから65年間のうち,5歳の幼稚園入園から始まった,ほぼ60年間の,決められた時間に,決められた場所に行き,決められたことをする,という生活から解放されました。

勉強にしても,仕事にしても,何をするにしても,常に何らかの ‘obligation’を感じないことはありませんでした。
解放されて ほぼ半年経ち,これほど楽な生活はない,と思っています。

退職する前,「退職して,急にすることがなくなったら,何をしていいか分らず困る。突然,生活が変わるのは身体的にも精神的にもよくない。急に老いる。」などと言って,65歳を超えて仕事を続ける人がいましたが,全く そんな思いはなく,拘束されるのは 65歳が限度と,退職後に海外に行ってくれないかなどの仕事のオファーを断り,キッパリと 自由の身になりました。

会社の先輩の中には,関連する学会を退会せずに会員であり続けたり,在職中の仕事の資料を保管している方もいらっしゃるようですが,私は退職 2ヵ月前に学会に退会届を提出して,退職前に めでたく受理され,個人資料は そもそも異動するたびに整理して ほとんど持ってなかったので 何も持たず,さっぱりと退職しました。

この半年,「何かをしなければならない」 などと考えることはありません。
何もしないことに 後ろめたさを感じることもありません。

ーとは言え,脳(含精神・知識)と身体の発達,あるいは退化防止は これまでの ‘obligation’ がある生活によってなされたと認めないわけではありません。
おそらく 退職後の衰えを心配する人は,この‘obligation’から解き放たれて,心のおもむくままに(無為に)過ごして退化を助長することを怖れるのでしょう。

無趣味な私としては,これが問題であり,課題であることを重々 承知していますが,それにしても 60年間の拘束から解き放たれた今,一年間くらいは 心のおもむくままに過ごしたいと考えているのであります。
従って,暇になったのだから自治会の会長やら 副会長をやってくれないかとか,3ヵ月間(途中で投げ出すわけにはいかないので 半年間くらいになる覚悟が必要) ブラジル向け製品設計段階でのリエゾン(連絡・交渉役)としてリオに駐在してくれないか,などと 今 言われても 快諾は無理というものなのです。

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