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2014年7月31日 (木)

「GODZILLA」を観た。

Gojira14

ハリウッド映画 「ゴジラ」(‘GODZILLA’)を観ました。

物語は,フィリピンの露天掘り鉱山の地下で 巨大な動物の骨の化石と,それに寄生していたかのような 2つの卵(あるいは繭)の発見から始まります。
一つは発見直前に何かが誕生したようで,地上に向かう穴と,ジャングルの木を薙ぎ倒して海に向かう跡が残っていました。
残る一つは 放射線が検知されたため ネバダ州の放射性廃棄物処分場に保管されました。

この二つの卵から誕生する(した)のが,今回 ゴジラが対決する新怪獣 「ムートー」(‘MUTO’)のオスとメスです。
‘MUTO’ は,‘Massive Unidentified Terrestrial Organism (巨大未確認地球型生物)’の ‘Acronym’(頭字語)でしょうか。

そして舞台は 日本の 「ジャンジラ」原子力発電所に移り,原因不明の事故が発生します。

それから15年経って 時代は現代となり,舞台は 日本,ハワイ,ネバダ,ラスベガスと移り,最終決戦の地は サンフランシスコです。

Godzilla2014この映画では,日本の「ゴジラ」(1954年)の,アメリカによる1954年のビキニ環礁核実験によって 「ゴジラ」が誕生した設定を,ハリウッドの立場からか やや覆しています。

すなわち,1954年の核実験は,原子力潜水艦 「ノーティラス号」が発見した怪獣を退治するための核攻撃を,核実験の名目で実行し,結果的に怪獣を巨大化させ「ゴジラ」誕生につながったとするものです。
「1954年の核実験を全面的に責められる筋合いはない。」とでも言いたげです。

それでも 第19回 ラジー賞の「最低リメイク賞」を獲得した,1998年の ‘GODZILLA’のイグアナとは違うゴジラで安心しました。(但し,イグアナ的ゴジラも,ゴジラと思わなければ それなりに楽しめました。)
この 1998年の‘DODZILLA’では,フランスが長年 実施したポリネシア近海での核実験が原因で 「ゴジラ」が誕生したとの設定でした。
ジャン・レノ率いるフランス特殊部隊が,フランスの恥辱を消すために「ゴジラ」を ニューヨークで執拗に追跡するという話にしており,「アメリカには関係ないよ。」という立場だったのが印象的でしたが,今度の ‘GODZILLA’では アメリカとの関係を認めています。

但し,人類の敵 ‘MUTO’を倒す ‘GODZILLA’という設定であり,反核兵器の主張を前面に出すものではありませんでした。

ーというのは 建前のコメントであって,私の本当の関心事は ‘GODZILLA’の姿,動き,声であり,これらには大いに満足しました。

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