見出しに見る「勘違い」(その31)
「『8月の本』に中塚明氏の著書2冊=全羅南道立図書館」 2014/8/4 朝鮮日報・日本語版
‘全羅南道立図書館は「8月の本」として『現代日本の歴史認識』,『司馬遼太郎の歴史観』(ともに中塚明著)を選定した,と3日発表した。『現代日本の歴史認識』と 『司馬遼太郎の歴史観』は,日本の良心派の歴史学者である中塚明・奈良女子大学名誉教授による,韓日両国の歴史に関する代表的な著書で,全羅南道立図書館が企画出版した。’とのことです。
韓国の新聞に「日本の良心派」と冠される歴史学者・中塚明・奈良女子大学名誉教授は 「伊藤博文公暗殺の犯人・安重根は無罪」 と,非戦時下における駅前の殺人事件を犯罪ではないと主張している方です。韓国に認められて さぞや名誉なことでしょう。
良心派ばかりの本を読むことは健康にどうでしょうか。儒教の始祖・孔子の「良薬は口に苦し」は,儒教の本場(?) 韓国では通用しないのでしょうか。
「日本の知識人 『請求権協定を締結し直すべき』」 2014/6/20 朝鮮日報・日本語版
‘「日韓両国政府は,1965年の日韓請求権協定に代わる新たな協定を締結すべきだ」
日本の市民団体の代表者をはじめとする知識人たちが,韓日請求権協定を締結し直すよう求める動きを見せている。日本の市民団体「戦後補償ネットワーク」の有光健代表は20日,韓国の東北アジア歴史財団が主催する「韓日協定50年の歴史を見直す国際学術会議」で,上記のような趣旨の発表を行う。’そうです,
韓国の新聞における「日本の知識人」の定義が不明です。戦後補償が終わってないとする,国際法を無視する日本の市民団体の代表を知識人とするようでは,日本の知識人の定義(よく知りませんが)とは違うようです。
「慰安婦:朝日新聞 『日本はガラパゴス的議論から脱却を』」 2014/8/7 朝鮮日報・日本語版
‘日本の朝日新聞は,8月5日に続き6日にも慰安婦問題特集を掲載し,旧日本軍による慰安婦強制動員を否定する安倍晋三首相や極右メディアを批判した。同紙は国内外の専門家のインタビューを通じ 「慰安婦問題を否定する日本の動きは,世界中の反感を招くだけ」と批判した。’ として 掲載された 4人のインタビューによる見解を示しています。
しかし,トップに掲載されていた秦郁彦さんの意見(寄稿)は 韓国に不都合なので無かったことになっています。この4人は どのような基準で選んだ方々なのでしょうか。秦さんの意見を掲載したのが,5,6日の記事で見えた,報道機関として残る,唯一の,微かな良心だったようですが・・・。
それにしても 32年前の,強制連行の記事が誤報であったことを認めながら 韓国の新聞の慰安婦問題攻勢の後押しになるような論調を維持し続けるようでは,朝日新聞は反省する気はないようです。報道の自由に,嘘・捏造の報道をし続けたことへの反省・謝罪をしない自由を含めるつもりのようです。
最近は 日本人を味方にして日本を貶める記事が流行っているようです。
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