「ハノーバー・ストリート」でのヒロインの衣装がよかった。
NHK BSプレミアムで 英国/米国映画 「ハノーバー・ストリート ー哀愁の街かど-」(‘Hanover Street’,1979)を初めて観ました。
ハリソン・フォード(‘Harrison Ford ’,1942~ ),レスリー=アン・ダウン(‘Lesley-Anne Down ’,1954~ ) 主演の ‘Wartime Romantic Film’,日本語で言えば 「戦時ロマンス映画」です。
軽く観られる,しかし 重そうなストーリー風の映画で,映画自体を除くと 興味があったのは-
1. 米陸軍パイロット ハリソン・フォードが操縦する 爆撃機 B-25 (B-17 や B-29 と違って B-25 をこれほどよく見せた映画は初めて)。
2. 記憶に残る音楽。 エンド・ロールで 音楽担当が アカデミー作曲賞を5回獲った ジョン・バリー(‘John Barry’,1933~2011)であることを知って流石と感心した。
ジョン・バリーは 「007シリーズ」,「野生のエルザ」,「ダンス・ウィズ・ウルブズ」などが有名だが,私が好きなのは 浪人時代に観た 「さらばベルリンの灯」のテーマだった。
3. そして 第二次世界大戦時のイギリス軍情報将校の妻を演じた レスリー=アン・ダウンの洒落た衣装。あまり 女優の衣装に興味はないが この映画の衣装担当のセンスの良さに感心した。
初登場時の制服。
2度目に会ったときのウールのコートにハット。
自宅での ブラウスと太目のパンツ。
フード付きのトレンチ・コート風に地味なチェックのマフラー。
帽子を変えてウールのコート。
自宅での ブラウスとボックス・プリーツ・スカート。
娘と買い物に出たときの長めのケープ・スーツ,帽子が効きます。
病院に慌てて来たときの ブラウスにウールのコート。
時代は70年前ですが,全て 現代でも充分に通用しそうなスタイルでした。
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